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科目一覧へ戻る | 2025/04/04 現在 |
開講科目名 /Course |
国際化時代の文化と思想/Culture and thoughts in the age of Internationalization | ||||||||||||
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時間割コード /Course Code |
G1000151_G1 | ||||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
共通/ | ||||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 2 | ||||||||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | ||||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||||
学年 /Year |
1,2,3,4 | ||||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
内田 みどり/Uchida Midori | ||||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-205/E1-205 | ||||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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金澤 孝彰 | 経済学部(教員) |
Nabil Maghrebi/Nabil Maghrebi | 経済学部(教員) |
Husna Zainal Abidin/Husna Zainal Abidin | 観光学部(教員) |
内田 みどり/Uchida Midori | 教育学部(教員) |
千田 まや/Chida Maya | 大学共通 |
三品 英憲/Mishina Hidenori | 教育学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
人文諸科学、社会科学を学ぶ前提となる、国際社会の基本構造とキリスト教、イスラームに関する歴史的な基礎知識、東アジアの隣国である中国や韓国の社会構造や日本との歴史的な関係に関する基礎知識の習得を目的としている。これらの知識を身に着けることによって、ヒト・モノ・カネが大量に移動し、さまざまな背景を持つ人々と日常的に接触するようになった現代の日本社会の一員として他者と共同し、協力することができるようになる。 第5回には日系人の方をゲストスピーカーとして招聘し、日系人としてのさまざまな経験を語っていただく。それをもとに、日本人とは何か、日系人であるとはどのような意味をもつのか、を考える。 |
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到達目標 /Course Objectives |
①国際社会の基本構造である主権国家体系とそのもとでの戦争の位置づけの変化、戦争の時の国際法に関する基礎知識を身に着け、国際問題を考える力を身に着ける(内田みどり=1~4回) ②日系人の歴史と現状に関する基礎知識を身に着け、日本人のアイデンティティを再考する(JASPメンバー=5回) ③東アジアの隣国である中国の経済と社会の構造に関する基礎知識を身に着け、よりよい日中関係を考えることができる(金澤孝彰先生、三品英憲先生=6~7回) ④東アジアの隣国である韓国と日本の近現代関係史に関する基礎知識を身に着け、よりよい日韓関係を考えることができる(内田=8~9回) ⑤ヨーロッパ文化の基調をなすキリスト教とドイツに関する基礎知識を身に着け、キリスト教がヨーロッパに与えた影響を考えることができる(千田まや先生=10,11回) ⑥日本の創られた伝統に関する基礎知識を身に着け、日本の「伝統」を再考することができる(内田=12回) ⑦イスラームとアラブ社会の関係に関する基礎知識をみにつけ、イスラーム世界についての知見を広げることができる(マグレビ・ナビル先生=13回) ⑧東南アジアで活躍するイスラーム女性の現状に関する基礎知識を身に着け、東南アジアとアラビアのイスラームの違いやイスラーム世界における女性の位置づけに関する知見をひろげることができる(フスナ・ザイナル・アビディン先生=14回) |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
各回の授業の内容とそれに対するコメントを記載したコメントシート(第1回はノーカウント、第2回、第3回はコメントシートないしミニテストを1~3点で評価。欠席は0点。第4回~第14回はコメントシートないしミニテストを1~4点で評価)の合計が50点。ただし第1回も含めて5回以上欠席すると期末試験を受験しても試験の点数しか与えないので当然に不可となる。持ち込み不可、4択問題による期末試験50点(ただし、期末試験20点以下の場合は上記の出席要件を満たしていても不可とする。その場合の得点は各回の授業評価の合計のみとし、期末試験の得点は加えない。 |
教科書 /Textbook |
特に用いない。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
講義の内容を構成するにあたって参考にした文献は講義中に明示することを基本とする。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
担当者によってはmoodleによるオンデマンド講義になる可能性もある。また、担当教員の出張等の都合で担当回が変わりうるので、大学からの通知はこまめにチェックしてほしい。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
主担当教員が担当する回以外の出欠も把握する必要があるため、必ずカードリーダーを通して出席を申告すること。ただしカードリーダーを通してもコメントシートを提出しないと0点になってしまうので、出席した回のコメントシートは必ず期限内に提出すること。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
第二外国語。外国文学。歴史学、経済学関連の教養科目全般。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
複数の教員によるリレー講義なので期末試験は範囲が多岐にわたるため、全体としては難易度が高い。したがって必ず毎回復習に時間をかけ、基本的な知識を身に着けてほしい。 |
その他連絡事項 /Other messages |
毎回テーマは異なるが、関連性のあるテーマを扱うリレー講義なので、毎回真摯な態度で出席することを期待する。 教養科目(基幹)-科目群5『世界と、その連動性を考える』 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
各講義中に紹介された参考文献等を読んで理解を深める。関連するドキュメンタリーや映画を視聴する。 |
オフィスアワー /Office Hours |
主担任の内田みどりのオフィスアワーは後期火曜日12時30分から14時40分まで(変更の可能性があるので、その場合は後期の初めにお知らせする)。各回の講義内容に関する質問はそれぞれの担当教員のオフィスアワーの時間に問い合わせてほしい。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
C06021J1010111b1 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | コロンブスが開いた世界 | 講義・大航海時代から世19紀末までの人と物と病気の移動がもたらした結果について |
内田みどり |
2 | 第2回 | 主権国家体系の誕生 |
講義・国際社会の基本構造である主権国家体系が成立した歴史を学ぶ |
内田みどり |
3 | 第3回 | 戦争と国際法1 |
講義・国際社会における戦争の位置づけの変化と戦争の時の国際法について | 内田みどり |
4 | 第4回 | 戦争と国際法2 |
講義・第一次世界大戦以降の戦争の違法化とその例外について | 内田みどり |
5 | 第5回 | 日系人ストーリーテリング | 講義とディスカッション |
米日カウンシルJASPプログラムメンバー・同時双方向 |
6 | 第6回 | 中国経済の現状 | 講義・習近平体制第3期目の中国経済の課題(仮題) | 金澤孝彰 |
7 | 第7回 | 中国社会と日本社会 | 講義・歴史から見た日本と中国-社会・経済比較 | 三品英憲 |
8 | 第8回 | 朝鮮半島近現代史1 | 講義・朝鮮の開国から日本の植民地時代までの歴史 |
内田みどり |
9 | 第9回 | 朝鮮半島近現代史2 | 講義・冷戦期の朝鮮半島について | 内田みどり |
10 | 第10回 | ドイツの国境 | 講義・ドイツの国境について | 千田まや |
11 | 第11回 | ドイツ文化圏のクリスマス | 講義・ドイツ文化圏のクリスマスについて | 千田まや |
12 | 第12回 | 正月についてまじめに考えてみよう | 講義・創られた伝統とナショナリズムについて | 内田みどり |
13 | 第13回 | イスラーム文化とアラブ社会 | 講義・イスラーム文化とアラブ社会について | マグレビ・ナビル |
14 | 第14回 | Islamic women in Southeast-Asia | 講義・東南アジアのイスラームと女性について | フスナ・ザイナル・アビディン |
15 | 第15回 | 全体の振り返り |
講義:期末試験に備えて全体を振り返る。コメントシートを参照し、誤解のあった部分を訂正する | 内田みどり |
16 | 第16回 | 期末試験 | 試験 |