これまでも多くの全国の高校生・大学生が、当研究所の運用サポートを受けて打上実験等を実施している「コスモパーク加太」において、秋田大学が開発した新型ハイブリッドロケットエンジンの打上実験が実施されます。
このロケットは、キャンディー等炭水化物を利用した、低速度燃焼材料を用いた燃料棒を利用しており、秋田大学で製作されました。機体は創機システムズ社が開発・製造を行っており、和歌山大学宇宙教育研究所は、地元との調整や実験場の安全指導などを実施します。
また今回、当プロジェクトに賛同いただいたUHA味覚糖株式会社より、燃料としてソフトキャンディ(ぷっちょ)を提供いただき、プロジェクトを実施することが可能となりました。
「Candy Rocket Project」は、秋田大学秋田宇宙開発研究所 和田豊所長、元 JAXA・国立天文台チリ観測所 坂本成一教授、和歌山大学宇宙教育研究所長 秋山演亮を中心とした研究者が取り組む「キャンディーを固体燃料としたハイブリッドロケット」を打ち上げるプロジェクトです。
「ロケットとはこんな物と決めつけず、自由な発想力を持ってもらいたい」
子どもたちに宇宙、科学への興味を持ってもらい、創造力の大切さ、科学の面白さ、世の中は自由だと感じてほしいというメッセージを当プロジェクトに込めています。
ロケットの仕組みなど、詳しくはこちらをご覧ください。
「Candy Rocket Project」公式ホームページ
取材関係者の方は、「Candy Rocket Project」PR事務局へご連絡ください。
この打上げ実験は、一般見学者には公開しておりません。悪しからずご了承ください。