これらを使用する場合には、 ソースプログラムの最初の方に ヘッダファイル #include <math.h> を置くほか、 コンパイルの際、cc コマンドに -lm というオプション (これは算術ライブラリファイルを使うことを意味します) を付けます。
算術ライブラリには次のようなものがあります。% cc prog.c -o prog -lm
他にも色々あります。
- double sin(double x)
- x(ラジアン)の正弦を返します。
- double cos(double x)
- x(ラジアン)の余弦を返します。
- double tan(double x)
- x(ラジアン)の正接を返します。
- double asin(double x)
- x の逆正弦を -π/2 からπ/2 の範囲でラジアンで返します。
- double acos(double x)
- x の逆余弦を 0 からπの範囲でラジアンで返します。
- double atan(double x)
- x の逆正接を -π/2 からπ/2 の範囲でラジアンで返します。
- double atan2(double y, double x)
- y / x の逆正接を -π/2 からπ/2 の範囲でラジアンで返します。
- double log(double x)
- x の自然対数を返します。
- double log10(double x)
- x の 10 を底とした対数を返します。
- double exp(double x)
- ex を返します。
- double pow(double x, double y)
- x の y 上を返します。2乗や3乗くらいなら、 これを使うより x*x とか x*x*x などとした方が 高速で精度も高くなります。
- double sqrt(double x)
- x の平方根を返します。
- double cbrt(double x)
- x の立方根を返します。
を見ておいてください。% man 3 math