ディジタルホログラフィの再生像にはスペックルと呼ばれるザラザラした斑模様が現れます.これは再生像の画質を低下させる要因となり,できる限り無くしたいものです.低コヒーレンスホログフィを用いた形状と濃淡の情報を巧みに利用た,しきい値法と最大値抽出法を提案し,大幅な画質改善に成功しました.OPTICAのThe Virtual Journal of Biomedical Opticsにも掲載されています. しきい値法の概念図と再生像の比較 (a)しきい値法,(b)最大値抽出法,(c)従来手法 文献
Yutaka Mori and Takanori Nomura, "Synthesis method from low-coherence digital holograms for improvement of image quality in holographic display," Appl. Opt. 52, 3838-3844 (2013).