波面計測シミュレーション結果 (a) 提案手法 (b) 従来手法（従来手法では周辺部にエラーが生じています）
光波の干渉を用いない波面センサーです．これまでは点像の移動量から波面の傾きを計測していましたが，計測できる傾きに上限がありました．点像ではなく，独立したパターン像とすることにより，計測できる傾きの上限を大幅に拡大しました．
文献
- Yusuke Saita, Hironobu Shinto, and Takanori Nomura, "Holographic Shack–Hartmann wavefront sensor based on the correlation peak displacement detection method for wavefront sensing with large dynamic range," Optica 2, 411-415 (2015).