ディジタルホログラフィックディスプレイでは,記録時のカメラと再生時の空間光変調器(ディスプレイ)の画素の大きさが異なる(記録時<再生時)ので,再生すると実際の距離よりも遠方に再生され,立体感の乏しい像しか得られません.数値伝搬と球面位相付加により現実的な再生距離に短縮することに成功しました.
文献
- Yutaka Mori and Takanori Nomura, “Shortening method for optical reconstruction distance in digital holographic display with phase hologram,” Opt. Eng. 52, 123101-1-7 (2013).