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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2020/05/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
博物館展示論
時間割コード
/Course Code
R1001041_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
他/Otr
開講区分
/semester offered
通年/a normal year
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
橋本 唯子
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
教室
/Classroom

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
橋本 唯子 大学共通
授業の概要・ねらい
/Course Aims
博物館を博物館たらしめるのは、そこに収蔵する「モノ」(=資料あるいは作品、文化財)である。しかし博物館の社会的機能を考えれば、その「モノ」をいかに教育的配慮を持って「並べる」(=展示する)かが重要となる。様々な「モノ」を収蔵する博物館が、いかにしてこれを「並べる」のか。社会教育の一端を担う学芸員として、博物館資料の展示について学び、これを実践できる基礎的能力を身につける授業とする。
到達目標
/Course Objectives
社会教育の一端を担う学芸員として、基礎的な博物館資料の展示のあり方を知り、基礎的な実務能力を習得する。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
グループワーク30%、授業内に課す提出物10%、展示見学におけるレポート60%。ただし授業2/3以上出席者のみ評価する。
教科書
/Textbook
使用しないが、授業の際に資料を配布する
参考書・参考文献
/Rreference Book
太田喬夫, 三木順子編『芸術展示の現象学』 ほか授業内で適宜指示する
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
人数制限有(学芸員資格取得予定者優先50名)。
教育学部開講【博物館展示論】履修者は履修不可
博物館がこの社会で有意義な存在としてあるために、展覧会開催は不可欠な事業である。展覧会を作るための実務としての博物館展示の基礎的能力を身につけてほしい。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
本授業で実施する博物館見学だけでなく、日ごろから関心を持って、様々な博物館施設に赴く習慣をつけてほしい。また展示されているモノを見に行くだけでなく、「展示」自体を深く考察するように心がけてほしい。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
ミュージアム科目
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業では3つの館の展示を見学するが、これ以外の館に自ら赴き、「展示」を見る目を養うこと。 授業時間の約2倍の授業時間外学修が必要です。
その他連絡事項
/Other messages
夏休み期間中に2日間の講義および演習(1~4、5~8)を実施する。また実際の博物館に赴いての展示見学はその後に実施する。集中講義や学外見学などについては、LiveCampusでの連絡が主となるので、注意をしておくこと。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
オフィスアワー
/Office Hours
月・火 12:30~13:00(できれば事前にメールでご連絡ください)
 場所:図書館3階 橋本研究室
科目ナンバリング
/Course Numbering
C9370008J
高等教育無償化に関する特記事項
/Special note on free higher education
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 講義日程は9月23日(水)から26日(土)の予定とするが、変更の可能性もある。詳細はLiveCampusで通知する。

はじめに:展示とは何か、ミュージアムにおける展示とは何か
2 博物館展示の歴史:日本の博物館成立の特殊事情を踏まえて
3 博物館展示の種類:展示場所によって、資料の特性によって、展示資料によってなど
4 博物館展示の実務①:展示のポイントとプロセス
5 展示の実務②:展示デザイン策定
6 展示の実務②:展示プラン策定
7 グループワーク:展示を企画する
8 グループワーク発表および評価
9 歴史系展示実例:和歌山県立博物館の展示見学
10 歴史系展示実例:和歌山県立博物館の展示見学
11 美術系展示実例:和歌山県立近代美術館の展示見学
12 美術系展示実例:和歌山県立近代美術館の展示見学
13 考古・民俗資料の展示実例:和歌山県立紀伊風土記の丘の展示見学
14 考古・民俗資料の展示実例:和歌山県立紀伊風土記の丘の展示見学
15 まとめ:改めて博物館展示とは、博物館展示の意義
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