![]() ![]() |
科目一覧へ戻る | 2020/05/12 現在 |
開講科目名 /Course |
宇宙開発論 |
---|---|
時間割コード /Course Code |
G1001032_G1 |
開講所属 /Course Offered by |
共通/ |
ターム・学期 /Term・Semester |
2020年度/Academic Year 第4クォーター/4Q |
曜限 /Day, Period |
月/Mon 2 |
開講区分 /semester offered |
第4クォーター/4Q |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
秋山 演亮/Hiroaki Akiyama |
科目区分 /Course Group |
_ |
授業形態 /Lecture Form |
|
教室 /Classroom |
G-101教室/G-101 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
秋山 演亮/Hiroaki Akiyama | 大学共通 |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
既存の世界や社会構造を脱し、新たなフロンティアを開発するモデルケースとして「宇宙開発論」を学ぶ。 世界各国が右肩上がりの成長を続ける中、我が国は30年にもおよぶ長期的な経済停滞の中にある。戦後組み上げられた既存システムの柵から脱することが出来ず、国家を支える新たな産業育成に失敗している。 本科目ではこれまでの人類の宇宙開発を学ぶと共に、特に2010年代に行われた我が国の宇宙開発体制の改革とその狙いに関して解説を行い、2020年代に向けて我が国および世界の宇宙開発の方向性に関して考える。 宇宙開発を一つのフロンティア開発の例として学ぶ事により、未来の和歌山・日本・世界を担うべき人材育成を目的とする。 |
---|---|
到達目標 /Course Objectives |
・自分の生活圏の延長として社会を認識し、問題点の発見、解決方法の考察、具体的な行動に関して学ぶ。 ・自分が「やりたいこと」と社会で「やるべきこと」の対応を理解し、調和により「社会を変革出来る」人材の重要性に関して学ぶ。 ・宇宙開発を例に、新しい世界の構築に関して主体的に気づき、考え、行動できる基盤を学ぶ。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
レポート100%。各回の授業に対して自らの「気付き」および生じた「疑問」に対する小レポートを実施。 また最終回には授業全体を通じて上記の気付き・疑問、また授業中に得られた回答を踏まえた「宇宙開発論」に関するレポートの提出を求める。 |
教科書 /Textbook |
無し |
参考書・参考文献 /Rreference Book |
宇宙ビジネスの衝撃・大貫美鈴・ダイヤモンド社・9784478068106 ロケット開発「失敗の条件」・五代富文/中野不二男・NHKベストセラーズ・4584120021 世界はなぜ月を目指すのか・佐伯和人・講談社・9784062578783 宇宙兄弟・小山宙哉・講談社・9784063726749 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
本講義では宇宙開発に関する様々な歴史や現状、またそれを支える人材教育や参加企業に関する紹介と解説を行います。しかし多くの人は宇宙開発の分野には進まないと思います。 新しい事にチャレンジする分野を一つの例として学びながら、それぞれがこれから社会に出たときに必要となる物の見方・考え方・取り組み方を学んでください。 その為には、毎回課す小レポートでの「気付き」や、最後のレポートで自分の考えを振り返りまとめることが重要になります。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
日本の宇宙開発が辿った軌跡を学びながら、その例を様々な社会の出来事に当てはめて考える「推論」力を養ってください。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
天文学、学生自主演習 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
参考書・参考文献を読み、授業で得られた知識を使って「推論」を、毎回の小レポートで行ってください。最終的なレポートは小レポートの積み重ねとして、全体的な気付き、考察力を問います。 |
その他連絡事項 /Other messages |
|
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
なし |
オフィスアワー /Office Hours |
N2棟2階 204号室 授業開校時は3コマ目・4コマ目 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
C0112002J |
高等教育無償化に関する特記事項 /Special note on free higher education |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 授業では事実に即して日本の宇宙開発の歴史を学びながら、社会や政府の仕組みや動き方、またその変革方法について学ぶ事に主眼を置く。どのような点に疑問を感じるか、歴史から何を学ぶか、それぞれの気づきと学びに期待したい。また社会だけでは無く、学生時代から始まる挑戦や教育に関しても現状の紹介を行う。 学生が取り組む宇宙開発、「缶サット」や「キューブサット」、「ハイブリッドロケット」、「スペースバルーン」を紹介し、「宇宙教育」の意味と位置づけに関して解説する。 |
|||
2 | 戦後始まった世界の宇宙開発、および日本の宇宙開発の歴史に関して俯瞰する。 | |||
3 | 1990年代から2000年代にかけて実施された日本の「かぐや」計画、「はやぶさ」計画を俯瞰し、後継プログラムの計画立案の推移を解説する。日本の抱えていた問題点を明らかにする。 | |||
4 | 2000年代後半に起こった日本の宇宙開発体制の変更について、その経緯と意味に関して解説する。またそれによって2010年代後半からどのような変化が訪れたかを解説する。 | |||
5 | 世界の宇宙ベンチャーを紹介しつつ、日本の宇宙ベンチャーに関する解説を行う。 | |||
6 | 準天頂衛星と地球低軌道周回衛星を利用した新しい通信網の意義と、宇宙開発が支える防災・減災体制に関する解説を行う。 | |||
7 | 内閣府宇宙開発戦略推進事務局における宇宙政策委員会専門委員としての活動を紹介し、UAE(アラブ首長国連邦)が進める宇宙開発、および我が国の関わりについて解説を行う。 | |||
8 | 授業全体のまとめ。 | |||
9 | ||||
10 | ||||
11 | ||||
12 | ||||
13 | ||||
14 | ||||
15 | ||||
16 | ||||
17 | ||||
18 | ||||
19 | ||||
20 | ||||
21 | ||||
22 | ||||
23 | ||||
24 | ||||
25 | ||||
26 | ||||
27 | ||||
28 | ||||
29 | ||||
30 |