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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2020/05/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
わかやま未来学 特講
時間割コード
/Course Code
G1001002_G1
開講所属
/Course Offered by
共通/
ターム・学期
/Term・Semester
2020年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 2
開講区分
/semester offered
第3クォーター/3Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
天野 雅郎/Amano Masao
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
教室
/Classroom
G-101教室/G-101

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
天野 雅郎/Amano Masao 大学共通
授業の概要・ねらい
/Course Aims
せっかく大学生になったのに、それを素直に喜べなかったり、あまり嬉しそうな顔が出来なかったりしている君、そんな君のために、この授業は開かれます。
名づけて、その名も 「旅する18歳」 ―― でも、この18歳は君が偶々(たまたま)18歳である、という意味ではなく、すでに君が19歳でも20歳でも、はたまた21歳でも22歳でも、要は君が、みずからの人生の変わり目(ターニング・ポイント)に立っていると感じる時、それは君の18歳である、という意味で使われています。
その意味において、すべての人には尽く、その人が仮に18歳に達していなくても、そこには必ず、その人なりの18歳が訪れます。
おまけに、それは一度ならず、二度でも三度でも、場合によっては、それ以上に。
この授業では、そんな君の18歳のために、これまで君と同じようにして、それぞれの18歳を、しかも、とても個性的で魅力的な形で迎えることの出来た、主として8人の「わかやまの先人たち」を紹介し、その個性と魅力を君に伝えます。
到達目標
/Course Objectives
和歌山大学で学ぶことの、意味と価値とを自分の問題として、しっかり受け止めることが出来るようになるのが目標です。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
単位認定試験100%
教科書
/Textbook
天野雅郎 『旅する18歳』 (私家版) ※購入の必要は、ありません。
参考書・参考文献
/Rreference Book
適宜、紹介します。(量が多くて、この場には紹介し切れませんので、あしからず。)
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
特に、ありません。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
特に、ありません。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
わかやまの先人たち
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
指示を出されなくても、この授業の登場人物たちについて、みずから調べたり、考えたりして下さい。そうすれば、放っておいても「授業時間外学修」は、ごく簡単にクリアーすることが叶うでしょう。ちなみに、大学の規定には「授業時間の約2倍の授業時間外学修が必要です」と書かれています。
その他連絡事項
/Other messages
PCを持ち込む必要は、ありません。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
教養科目に特有の、幅の広い、奥の深い頭の使い方を、この授業の登場人物たちを通じて、しっかり学び取って下さい。
オフィスアワー
/Office Hours
毎週、火曜日から金曜日まで、夕刻(16時30分~18時00分)を「オフィスアワー」の時間に設定しています。
場所は、図書館4階の「教養の森」センターです。
混み合うことも予想されますので、事前に予約しておくのが無難でしょう。
科目ナンバリング
/Course Numbering
C0101002J
高等教育無償化に関する特記事項
/Special note on free higher education
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 この授業は「わかやま未来学」(特講)と題されてはいますが、いわゆる和歌山県や和歌山市や、それ以外にも、この場所が繰り返し、もろもろの名前で呼ばれてきた、その命名(ネーミング)の彼方に、しっかり息づいているものが主題(テーマ)となります。
ですから、この授業は単に和歌山県や和歌山市の歴史や、その地域の特性を論じるものではありません。
したがって、この授業に登場する8人の先人(forerunner)たちも、それは彼ら、彼女らが一人の人間として、その名の通りに君の前を走り、それぞれ見事に、その人生行路(キャリア)を走り抜いた人たちである、という意味であり、この点は君が、この授業を通じて和歌山大学の、おのずから教養教育や教養科目の全体像と、その俯瞰図を手に入れることが叶う点にも指し示されています。
その意味において、この授業は君が一人の和歌山大学生となり、そこから大学生としての学びを始める上での、その、未だ来たらざる未来を祝するための授業です。

第1回 はじめに、空海について
第2回 岡潔の場合 ―― 学問と、その総合性を考える。
第3回 南方熊楠の場合 ―― 宇宙と、その神秘性を考える。
第4回 香川綾の場合 ―― 生命と、その多様性を考える。
第5回 有吉佐和子の場合 ―― 人間と、その相関性を考える。
第6回 濱口梧陵の場合 ―― 世界と、その連動性を考える。
第7回 中上健次の場合 ―― 社会と、その公共性を考える。
第8回 おわりに、西行について(+単位認定試験)


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