8、研究活動禁止?? 富田晃彦 (教育学部教員) 育児休業中、学生指導はできるか? 謹慎中ではないので、学生指導はできます。メールや電話で何度もやりとりを しています。どうしてもという時は赤ちゃんを連れて大学まで出かけたり、双 方が会いやすいターミナルの近くの喫茶店で会ったりして議論しています。 メールの数は尋常ではありません。学生指導に関してはその一部分になります が、送受信したメール総数は、 8 月 1401 通 (育休前) 9 月 1278 通 (育休前) 10 月 1747 通 (育休中) 11 月 1438 通 (育休中) です。育児休業に入ったからといって、メール数が減ったわけではないことが 分かります (逆に増えています)。この中には迷惑メールを多く含んでいます が、できるだけ迷惑メールを除去した後のメール数の統計です。たまらず、育 休中に自宅に光ファイバーを引きました。 学生指導のために、復職後の授業の準備のために、また研究のために研究費を 緊急に使いたいことがあります。ところが、実際これは簡単ではありません。 育児休業中に予算が使えるか、何人かの方々に相談に行きました。いけるだろ う、無理だろう、見通しは割れました。 結果は、(現状では) 無理でした。しかしこれは辛い。海外出張中という場合 なら問題ないと聞いています。同じ扱いではできないでしょうか。将来確実に 復職し、その日付も決まっています。復職後の職務も決まっています。休業中 でも、内容によっては予算執行内容の責任をちゃんと取れます。 事務の方々にだけ無理をお願いするのは酷でしょうから、私の方から以下の提 案をしたいと思います。 1. 予算を緊急に使わないといけない理由を文書にして提出する。 2. 利用目的を (いつもにも増して) 分かりやすく説明した文書を提出する。 これで如何でしょうか。 私が育児休業を申請した理由の一つに、時間厳守の仕事がしばらく辛い、とい うことがあります。育児でものすごく眠い。ものすごく疲れる。がんばって車 を運転しても、何日目かに事故だろう。遅刻するかもしれない。これは絶対に いけない。授業が手抜きになるかもしれない。弱々しいプレゼンテーションを するだろう。これもいけない。ほんの短時間の滞在で、とんずらするかもしれ ない。大学に来ているふりをして、来ないかもしれない。通勤費の返還という こともしなくてもよい。しかし、これは一番いけない。体力気力に責任が持て ない時は時間厳守の仕事義務を免除してもらい、条件が整い直したらまた普段 通りに仕事をしたい。そう考えたこともあって育児休業に入ったのであって、 学生指導や研究をお休みにするわけにはいきません。 お金を預る立場の方々、人事を担当する立場の方々にとっては、嬉しい話では ないと思います。私もその役割にあれば、慎重な回答をするかもしれません。 ここは、学生及び研究グループの良好な教育・研究環境を維持する、担当教員 が改めてちゃんと責任を考える、そういうこと考えた上で事務の方々と新しい 運用方法を探ることができれば、と思います。 話が硬過ぎたので、これはこれくらいに。次号はもっと軟らかい話を。