(5)行政の方々へのお願い  出産後は私も病院に寝泊まり。これがものすごくしんどいのです。昼夜構わ ず子どもは泣きますし、それが何を意味しているのか分かりません。とにかく ミルクをあげたり、おむつをかえたり、着替えさせたり、お風呂に入れたりで 体力勝負です。これで朝から晩まで、やらないといけないことは一通り勉強で きます。保育園ではたくさんのことが勉強できました。設備や内容が充実して いない、と一般に思われるであろう保育園でも、保育担当者は楽しく一生懸命 ですし、子どもはすでにしぶとい生命体(笑)で、いろいろ楽しんでいます。 園では、大規模兄弟姉妹あるいは、昔の近所の子ども付き合いのようなものが 再現されています。それぞれの年齢の保育とともに、異年齢合同の保育の時間 もありますから、田園地帯での複式学級のような和やかさもあります。これら は保育園でも幼稚園でも同じですね。小さな子どもへの配慮は私が見ていても 素晴らしい。また心細くなっている友だち、けがをした友だちへの配慮もすば らしい。男女間の仲もよく、これは将来の日本人として非常に楽しみ(異性に 優しい大人になるだろう、という期待ですよ)。夫婦共働き化、核家族化、都 市化が進んでも、それが社会の主流でなかったころによく機能していた子育て 環境がこういうところで再現されています。行政のお仕事をしている方々、新 しい社会環境と、昔も今も保持したい環境を両立させるため、保育園や幼稚園 への注目を忘れないで下さい。 →→→ 次号へ続く