(2)管理職の方々へ:子育て中の部下から感謝される方法  育休は育児休業で育児休暇ではありません。一般に休暇は有給で休業は無給 です。有給休暇という語があっても、有給休業という語はありません。つまり、 育休中は無給です。もっとも就業規則で改善している職場もあると聞きます。 私の職場では無給のみならず、休業した分の昇級、昇進の遅れ(これは生涯年 収のかなりの減額を意味する)、将来の年金受取額減額を告げられました。もっ と辛かったことは、休業期間中、研究や教育のための予算執行を止められたこ とでした。学生とはメールで連絡を取り合っていましたが、書物を用意してあ げることも、機械を修理してあげることもできませんでした。給料がもらえな いことよりも、仕事を止めておけと言われた方が、社会人として辛い。育児を している人は、何も頭が働かなくなったわけではない。私は、世の女性の多く がこの怒りを持ちつつ討ち死に(?)した苦労を感じ取りました(女性の皆さん、 偏見に負けるな、私も真剣に応援する)。育児で大変な時期、時間の制約のき つい仕事や体力や集中力の持続が必要な仕事は大変です。しかし子育て騒ぎが 収まればまた復活します。私は実は仕事人間です。やる時はやる、できない時 はできない。やる時は全力を出し、いい仕事をしたい。男女に関係なく、また 結婚しているか子を持っているかに関係なく、この考えは多くのみなさんと共 有できるはずです。管理職の方々、育児中で勤務時間が十分取れない若手にも 適宜仕事を与え、仲間意識を共有して下さい。管理職の力の発揮しどころです。 給料も昇進も欲しいが、まずこれが一番欲しい。 →→→ 次号へ続く