雑記
出張や調査活動、大学内外の人たちとの共同研究などの報告を書いています。
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2003 年 3 月 28 日 (金) - 29 日 (土)
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公開天文台ネットワーク (PAONET) 10 周年記念シンポジウムが、
国立天文台三鷹構内で開かれました。
これまでの 10 年を振り返りながら、
今後の 10 年の活動方針を議論しました。
私も「天文教育における大学と地域の連携」という題目で講演しました。
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2003 年 3 月 24 日 (月) - 26 日 (水)
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日本天文学会 2003 年春季年会が、
東北大学 (仙台市) で開かれました。
26 日は企画セッション、
「光赤外の将来計画とサイエンス」で
国立天文台の児玉忠恭さんと高見英樹さんと共同でコンビーナーを
勤めました。
240 名の参加があり、大変盛況でした。
集録も近日中に出す予定です (ウエブ上にも)。
また、天文学会の教材小委員会としての仕事も始めました。
新しいリンク集を、天文学会のページに作る予定です。
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2003 年 3 月 17 日 (月)
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和歌山大学経済学部
経済研究所所長室で、
オーストラリア、パースにある
カーティン工科大学
とのネット・ミーティングがありました (14:00 - 15:00)。
私も飛び入りで参加させてもらいました。
先方は停電もあったらしく照明がうまくいきませんでしたが、
会話を楽しめました。
カーティン工科大学の会場には
言語・異文化教育学部長 Katie Dunworth 博士 と学生数人、
和歌山大学経済学部の藤永博氏、岩田英朗氏がいらっしゃいました。
経済研究所所長室には他に、
経済学部の八丁直行氏、菅摂子氏、
教育学部の長友文子氏がいらっしゃいました。
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2003 年 3 月 14 日 (金)
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和歌山県立海南高等学校の特設課外授業で、
「星を分類しよう」という授業を担当しました
(pic1,
pic2,
pic3)。
受講生は 5 人 (2 年生)、
和歌山大学教育学部情報処理実習室 (中 407 号室) を利用しました。
星団 (M 67) の色等級図を作成する課題です。
今回も PAOFITS 開発の画像解析ソフト JIP を利用させて頂きました。
午前中だけの授業だったので、色等級図を描くところまでで終りです。
うまく主系列と巨星枝が出てきました。
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情報処理実習室はこのような実習に大変適していることが分かりました。
PAONET グループと連携した授業等を今後継続的に
行なう見通しが立ちました。
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2003 年 3 月 8 日 (土)
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和歌山大学教育学部地学教室
(学校教育教員養成課程及び自然環境教育課程の
天文・気象・地質学分野)
2002 年度修士・卒業論文発表会が、
教育学部地学実験室で行なわれました。
私の担当は 6 人。
みなさん、よくがんばりました。
卒業生の方々 6 名、みさと天文台から小澤さんが
激励に駆けつけて下さいました。
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2003 年 3 月 2 日 (日)
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かわべ天文公園で開かれた、
第 8 回天体スペクトル研究会に出席しました。
「不規則銀河のスペクトルアトラス」、
「『色から迫る宇宙の謎』の簡単な紹介」を発表しました。
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2003 年 2 月 14 日 (金) - 16 日 (日)
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奈良教育大学で、天文学実験の授業担当のために出かけました。
地学大実験室という部屋で、朝から晩までひたすら色々なグラフ
を描いて議論するという内容でした
(月のクレーター計数からハッブルの法則まで)。
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構内は閑静で、授業の合間は散歩にぴったりです。
ところで、さすがは奈良。
構内に鹿がうようよいました
(pic1,
pic2,
pic3;
糞も pic4)。
構内の植え込みなどをむしり取って食べていました。
学生に聞いたところ、奈良公園から歩いてきて、
勝手に居座っているそうです。
今回の授業でお世話して下さった
和田穣隆さん (火山がご専門) によると、
「何故か雌雄が一緒のグループではなく、
どちらかに偏ったグループを作っています」
とのことでした。
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2003 年 2 月 10 日 (月)
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財団法人日本宇宙フォーラム普及啓発部の
の浅野眞さんと築館みさ子さんが和歌山大学に来られました。
文部科学省デジタルコンテンツ企画の「色から迫る宇宙の謎」
がかなりできあがってきました。
細かな内容検討を行ないました。
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2003 年 2 月 10 日 (月)
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わかてん会合開催 (60 回目)。
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて 16:00 - 18:00 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 矢治、上玉利、古屋 (かわべ天文公園)、
豊増 (みさと天文台)、
下代 (生石高原天文台)、
西濱 (和歌山大学システム工学部)
石川、富田 (和歌山大学教育学部) の
8 人。
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富田が、8 月に行なわれた SPP 授業の内容について紹介。
その後、西濱さんが作成されている天文ウエブ・サイトの紹介。
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次回は 4 月 14 日、
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて。
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2003 年 1 月 28 日 (火)
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和歌山大学紹介ビデオの中で、
天文観測実習の風景も撮ってもらえることになりました。
収録前、
ゼミ学生がせっせと望遠鏡の塵を払い、
準備しました。
寒い中、なかなか思ったような演技にはなりませんでしたが、
何とか収録できました
(撮影業者の方々は右外の方)。
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2003 年 1 月 25 日 (土)
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日本教育工学会研究会が、
きのくに志学館 (和歌山市・和歌山県立図書館 2 階) で
行なわれました。
「教育工学的アプローチによる教科教育の改革」がテーマで、
私も今年度 8 月末に行なわれた SPP 授業を基に、
SPP チームを代表して「SPP 授業「天体までの距離と年齢の推定」での教材開発」
という題目で口頭発表しました。
懇親会にも参加し、教育工学で活躍の色々な方々の話を伺いながら勉強しました。
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2003 年 1 月 14 日 (火)
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わかてん会合開催 (59 回目)。
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて 15:00 - 17:00 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 矢治、上玉利、古屋 (かわべ天文公園)、
豊増 (みさと天文台)、
西濱 (和歌山大学システム工学部)
西端、富田 (和歌山大学教育学部) の
7 人。
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上玉利さんから、
韓国から多くの方 (生徒) がかわべ天文公園に
来られていること、
その対応の工夫について報告がありました。
矢治さんから、
紀伊国屋から出されている野尻抱影のビデオ
が紹介されました。
また、3 月初頭にかわべ天文公園で開催予定の
天体スペクトル研究会についての紹介もありました。
豊増さんが、
大判カメラ (6 cm × 7 cm フィルム) を用いた
全天星野写真撮影計画を紹介されました。
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次回は 2 月 10 日、
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて。
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2003 年 1 月 7 日 (火) - 8 日 (水)
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第 6 会天網の会が岡山県立鴨方高校で開かれ、出席しました
(天網 = 天文 + 電網 internet)。
7 日の夜には岡山天体物理観測所で観望会が開かれ
(pic; 土星を向いている)、
望遠鏡操作を東京の三鷹キャンパスからも行ないました
(望遠鏡制御画面を見つめる
吉田所長)。
8 日の午後は、PAONET 10 周年集会の打ち合せも行ないました。
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2002 年 12 月 9 日 (月)
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わかてん会合開催 (58 回目)。
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて 15:00 - 17:00 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 矢治、上玉利 (かわべ天文公園)、
豊増 (みさと天文台)、
下代 (生石高原天文台)、
西濱 (和歌山大学システム工学部)
石川、富田 (和歌山大学教育学部) の
7 人。
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矢治さんから、
「かんばれ! 日本の科学衛星」という題で
レビューをされました。
西濱さんから、
「天文フアンに 100 の質問」を
ウエブ上に作成中との報告を頂きました。
豊増さんが、
こども夢基金での申請に関して、
ものづくりの教材についてアイデアを出されました。
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次回は 1 月 14 日、
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて。
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2002 年 11 月 30 日 (土)
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財団法人日本宇宙フォーラムの浅野眞さんという方と
難波 CITY でお会いしました。
文部科学省デジタルコンテンツ企画の「色から迫る宇宙の謎」
を紹介して頂き、
科学的内容の検討でお手伝いすることになりました。
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2002 年 11 月 17 日 (日)
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美星天文台 (岡山県美星町) の月例講座で講演。
「銀河の一生」という題目
(pic)、
参加者は約 15 人でした。
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2002 年 11 月 11 日 (月)
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わかてん会合開催 (57 回目)。
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて 16:00 - 18:20 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 矢治、上玉利、古屋 (かわべ天文公園)、
豊増 (みさと天文台)、
西濱 (和歌山大学システム工学部)
石川、古川、西端、松井、富田 (和歌山大学教育学部)
10 人。
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矢治さんから天文学者のノーベル賞受賞に関連してレビューをして頂きました。
これまで受賞した人とその業績、受賞し損ねた (?) 人、受賞しそうな (!) 人
についてのまとめでした。
富田が、来週予定されている美星天文台講座の発表内容の簡単な紹介をしまし
た。
上玉利さんが、和歌山天文館の今後の保存についての議論を紹介されました。
豊増さんが、紀の国先人顕彰での天文学者についての紹介、美里町文化祭
2002 での DVD 作品の紹介をされました。
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次回は 12 月 9 日、
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて。
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2002 年 11 月 9 日 (土) - 10 日 (日)
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大学祭に合わせ、
天文学ゼミの学生・院生が屋上天文台を公開 (富田はお休み)。
望遠鏡の解説や太陽観察をしたそうです。
9 日は雨模様でお客さんは 3 人、
10 日は晴れて、お客さんは 11 人だったようです。
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2002 年 10 月 16 日 (水)
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ベルナさんが離日。
1 ヶ月間は早かった。
(関西国際空港にて
pic)。
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2002 年 10 月 15 日 (火)
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わかてん会合開催 (56 回目)。
和歌山大学教育学部地学実験室にて 16:30 - 18:30 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 矢治、上玉利、古屋 (かわべ天文公園)、
豊増、矢動丸 (みさと天文台)、
曽我、西濱 (和歌山大学システム工学部)
石川、古川、西端、松井、柴原、富田 (和歌山大学教育学部)、
Bernabe Cedres (カナリア天体物理観測所) の 14 人。
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今回は Bernabe Cedres さんから「Astronomy in Canary」ということで
談話会を開きました
(pic1,
pic2)。
Public outreach, robotic telescope, solar observatories など、
わかてんメンバーに興味のあることがらかたくさん出てきました。
談話会後は和気あいあいと議論
(pic1,
pic2)。
みさとの矢動丸さんは、
特に議論しておられました
(pic1,
pic2,
pic3)。
続いて矢治さんから、
先日の日本天文学会の報告がありました。
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次回は 11 月 11 日、
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて。
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2002 年 10 月 10 日 (木)
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和歌山大学でウルグアイの諸問題を研究しておられる内田みどりさんが
私の研究室にこられ、ベルナさんと色々な議論をされました
(pic)。
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2002 年 10 月 7 日 (月) - 9 日 (水)
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宮崎市の宮崎シーガイアで開かれた、
日本天文学会 2002 年秋季年会に出席しました。
今回は沢武文さんと加藤万里子さん企画の「公開講座・一般公開」
のセッションで「和歌山大学教育学部天文台の公開」で発表しました。
和歌山大学滞在中のベルナさんと大学生の西端君も同行し、
ポスターで議論しました
(pic)。
シーガイアは外相会議が行なわれたところ。
ベルナさんは欧州連合代表の席で誇らしげにポーズ
(pic)。
竹内努さんや西浦慎悟さんとの研究打ち合せも進みました
(ポスター会場にて)。
天文教育普及研究会の機関誌「天文教育」の新連載企画「天文学への道」
のために、いろいろな人に取材をしました。
さっそく西浦さんにもインタビューしました
(インタビュー中)。
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2002 年 10 月 2 日 (水)
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大阪府教育センター (大阪市住吉区) で、
平成 14 年度高等学校「地学」研修で講演しました。
講演内容は「銀河天文学の最前線」ですが、
銀河の世界のやさしい解説です。
高等学校ばかりでなく、
中学校や小学校の先生方にもお越し頂きました。
小林英輔さんと藤岡達也さんにお世話になりました。
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2002 年 9 月 25 日 (水) - 27 日 (金)
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国立天文台三鷹構内で、光赤外ユーザーズ・ミーティングと
光学天文連絡会 (光天連) 将来計画シンポジウムが開かれました。
私は光天連シンポジウムの方で世話人の一人を勤め、
「大学の活性化と共同利用研」のセッションを担当しました。
シンポジウムの準備では特に土居守さんにはお世話になりました。
結論が出たわけではありませんが、
新しい議論を急いでやろうという機運を
多くの光赤外関係者で共有できたことは、
非常によかったと感じています。
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2002 年 9 月 17 日 (火)
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スペインのカナリア天体物理学研究所から、
ベルナさん (Dr. Bernabe Cedres Exposito) が来訪。
今日から 1 ヶ月間、滞在です
(関西国際空港にて
pic)。
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2002 年 8 月 27 日 (火)、31 日 (土)
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サイエンス・パートナーシップ・プログラム事業に関する
先行的調査研究に係る科学技術・理科学習プログラム
(文部科学省 科学技術・学術政策局 基盤政策課) により、
和歌山大学システム情報学センターにおいて、
和歌山県立桐蔭高等学校の数理科学科 1 年生 82 人に
「天体までの距離と年齢の推定」という課題で授業を行ないました。
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和歌山大学天文台 (60 cm 反射望遠鏡 + CCD カメラ ST-7 あるいは ST-9)
で学生が撮影した星団 M 13, 15, 36, 67 の V バンド R バンドの画像から
色等級図を作成してもらい、主系列合わせから星団までの距離と
星団が生まれてからの年齢を推定してもらいました。
測光には JIP というソフトウエア
(公開天文台の画像教材開発グループ PAOFITS 企画し、
科学技術振興事業団が製作した、Windows 上で動く画像処理ソフトウエア)
を用い、作図には Excel を用いました。
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この授業は Japan Gigabit Network を通して
広島大学教育学部附属福山中学・高等学校、広島市立基町高等学校に送信し、
3 地点で同時に授業を進めることを試しました。
広島の 2 校の高校生 (中学生の参加もありました) は、
遠隔授業にもかかわらず、大変素晴らしい成果を出して頂きました。
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この授業では広島大学附属福山中・高校、広島市立基町高校、
和歌山大学システム情報学センター、システム工学部
(情報通信システム学科、デザイン情報学科)、教育実践総合センター、
天文学ゼミ、広島市立大学情報センター、広島大学
(工学部、情報メディア教育研究センター)、テレビ和歌山他のみなさんと
協力して行なったものです。
みさと天文台長尾久土正己さん (和歌山大学教育実践総合センター客員教員)
が色々と中心的にお世話して下さいました。
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2002 年 8 月 11 日 (日) - 16 日 (金)
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韓国の天文学研究者を訪問し、議論をしました。
8/13 にはソウル大学天文学教室で談話会を行ないました。
ソウル大は建物配置がややこしいですが、
天文学教室は 18 番棟の
3 階にあります。
大学構内には
電波望遠鏡 (pic) もあります。
大学構内は広く、これ
(pic1,
pic2)
が 18 番棟屋上から見た大学構内のようす。
談話会ではイ・ヒョンモク教授、
構内案内ではキム・キテさんにお世話になりました。
ソウル教育大学も訪問しました。
これは地学実験室で、
和歌山大学のものよりも立派です。
イ・ヨンボク教授と議論をしました。
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2002 年 8 月 6 日 (火) - 8 日 (木)
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奈良教育大学で、「天文学」の集中講義を担当しました。
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2002 年 8 月 5 日 (月)
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岡山天体物理観測所で開かれた、
岡山新天文台副望遠鏡の検討の会議に出席しました。
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2002 年 8 月 2 日 (金)
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今年度のオープン・キャンパスに参加し、
屋上天文台を公開、天文ゼミの案内をしました。
見学に来た方は 5 名。
学生の人たちも大勢手伝ってくれました。
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2002 年 7 月 30 日 (火) - 8 月 1 日 (木)
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京田辺市のウエルサンピア京都で開かれた天文天体物理若手の会夏の学校
に参加しました。
光学天文連絡会の宣伝と各種根回し、
若い人たちとの研究議論で盛り上がりました。
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2002 年 7 月 25 日 (木)
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兵庫県尼崎市塚口にある学習塾、木村塾のみなさんが、
和歌浦である合宿の途中、和歌山大学天文台に来て下さいました (19:00 - 20:30)。
小学校 4 年生から 6 年生まで 53 人と、引率の塾の先生 9 人でした。
台風が近くずっと曇っていましたが、直前に晴れ、
アルビレオを見てもらうことができました。
地学実験室でスライドを見てもらったり、色々質疑応答をしたりもしました。
ゼミの学生を始め、多くの学生にも手伝ってもらいました。
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2002 年 7 月 17 日 (水) - 19 日 (金)
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野辺山宇宙電波観測所で開かれた、
第 20 回野辺山観測所ユーザーズ・ミーティングに参加しました。
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2002 年 7 月 2 日 (火) - 5 日 (金)
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第 8 回国際天文学連合アジア太平洋地域会議が、
学術総合センター (東京都千代田区) で開かれました。
私は Star Formation History of Irregular Galaxies
through Analysis of Optical Spectra というポスター発表を
しました (吉川耕司、竹内努、平下博之各氏との共同)。
興味深い成果や楽しい出会いでいっぱいでした
(とてもここには書ききれない)。
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2002 年 6 月 26 日 (水)
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かわべ天文公園で開かれていた、
第 11 回 全国の天体観測施設の会に出席しました
(会合は 6/25 - 27 の 3 日間)。
ローウェル天文台訪問記という講演を致しました。
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2002 年 6 月 20 日 (木) - 21 日 (金)
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木曽シュミット・シンポジウムが、
長野市のホテル信濃路で開催されました。
私も、最近 1 年間の木曽での観測の中間発表をしました。
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2002 年 6 月 11 日 (火) - 17 日 (月)
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台湾で開かれた国際研究会 Star Formation Workshop 2002 に
参加しました。
毎年アメリカで開かれている研究会ですが、
今年は台湾の Academia Sinica Institute of Astronomy and Astrophysics (ASIAA)
が世話人になって台湾で開かれることになりました。
私もポスターで研究成果を発表してきました。
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研究会初日は台湾大学 (National Taiwan University) 内で行なわれました。
このような立派な建物
が会場。
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次の日からは太魯閣 (Taroko) で研究会が続きました。
台北市内の松山 (Shun-Shan) 駅から特急の自強 (Tsu-Chiang) 号に乗って
花蓮 (Hua-Lien) 駅まで行き、
そこからバスで会場に向かいました
(松山駅のようす)。
途中の太魯閣渓谷は名勝で、
時々バスから降りて歩いたりしました
(pic1,
pic2)。
会場はグランド・フォルモサ・ホテルという所でした
(pic)。
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6/14 はサッカーのワールドカップで、日本韓国ともに
決勝進出をかけた試合がありました。
研究会会場では試合中継が入りませんでした。
しかしウエブを介して、ほとんど時差なしに試合経過を知ることができました。
(pic1,
pic2)。
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6/15 はエクスカーションの日。
ホテル近くにある、白楊 (Bai-Yang) 歩道というトンネル群に行きました
(これが入口)。
こんなところや
こんなところの
連続です。
途中、
このような
注意書きがあります。
康煕体で書かれているので、何だか説得力があります。
吊り橋、
滝、
最後は水浸しになるトンネルと、
盛りだくさんでした。
夜は、先住民族の踊りの披露がありました
(pic)。
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6/17 に台北に帰る途中、少しだけ海岸に寄りました。
このように
石投げをする人がたくさんいました。
今回はほぼ夏至の日に北回帰線近くに行くということで、
太陽の地平高度が 90 度、
つまり影ができないということを見てこようと思ったのですが、
研究会全日がくもりか雨で
(こんな感じ)、
結局天頂の太陽を見ることは
できませんでした。
何晩も一緒に寝泊まりしていると、
研究の議論も深まる上に、それ以外の話もできて楽しい限りです。
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2002 年 6 月 10 日 (月)
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わかてん会合開催 (53 回目)。
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて 10:30 - 12:00 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 上玉利、小嶋 (かわべ天文公園)、
豊増 (みさと天文台)、
石川、富田 (和歌山大学教育学部) の 5 人。
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小嶋さんから、5/27 - 31 に開催された、
地球惑星科学関連合同学会 2002 での
多くの興味深い発表の報告がありました。
豊増さんから、来る 6/11 朝の部分日食の観望会の紹介がありました。
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次回は 7 月 8 日、
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて。
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2002 年 6 月 7 日 (木)
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太田健治君の教育実習校 (和歌山大学附属中学校)、
西端一憲君の教育実習校 (雑賀小学校) を
訪問しました。
太田君は磁界の中での電流を通した導線の動き、
西端君は光電池で動く自動車模型の授業でがんばっていました。
指導担当の出口先生、田中先生にもお会いしました。
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2002 年 6 月 5 日 (水)
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岡本知佐美さんの教育実習校 (和歌山大学附属中学校) を
訪問しました。
岡本さんは光合成の授業でがんばっていました。
指導担当の梅田展生先生にもお会いしました。
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2002 年 5 月 14 日 (火) - 18 日 (土)
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東京大学天文学教育研究センター木曽観測所に共同利用観測で滞在。
課題は「近傍矮小不規則銀河の表面測光」の続き。
しかし悪天候で、有効データは全く取得できませんでした (これは初めて)。
和歌山大学の石川耕平君、古川晋吾君、西端一憲君に観測を手伝ってもらいました。
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2002 年 5 月 13 日 (月)
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わかてん会合開催 (52 回目)。
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて 16:00 - 18:30 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 上玉利、古屋 (かわべ天文公園)、
豊増 (みさと天文台)、
石川、富田 (和歌山大学教育学部)、
西濱 (和歌山大システム工学部)、
三田 (和歌山大卒業生)、
下代 (生石高原天文台) の 8 人。
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三田さんから、和歌山科学館連携事業「デジプラ・ライヴ」の報告、
豊増さんから、ポルックス食・ましけ天文台遠征報告、
上玉利さんと豊増さんから、第11回天体観測施設の会の連絡がありました。
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次回は 6 月 10 日、
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて。
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2002 年 5 月 11 日 (土) - 12 日 (日)
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放送大学和歌山学習センターで、
現代天文学入門という科目を担当しました。
集中形式の授業です。
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2002 年 4 月 26 日 (金) - 5 月 6 日 (月)
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アメリカ・アリゾナ州・フラッグスタッフにあるローウェル天文台を
訪問しました。
天文台に 8 泊し、研究議論をすすめました。
Deidre Hunter さんと Phil Massey さんにお世話になりました。
Steel Visitor Center にも行きました。
丁度 15 ヶ月前にも行きましたが、
今回は「天文台観測室内」の展示が新たに作られ、
非常に印象的でした
(展示の外枠、
中は本物らしい雰囲気、
ディスプレイでは簡単な画像表示が操作できるようになっています
(その 1 、
その 2 )。
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また、近くにある北アリゾナ大学 (Northern Arizona University) を
訪問しました (きれいなキャンパスです
購買部の近く、
その反対側の風景)。
物理・天文学科 (Department of Physics and Astronomy) の
Andrew Odell さんにお会いし、
色々と議論をしました。
構内には市民観望会にも使われている天文台ドームが
ありました。
中に 24 インチ望遠鏡があるそうですが、
観望会には都合がつきませんでした (pic)。
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2002 年 4 月 13 日 (土) - 18 日 (木)
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ハワイ島マウナケア山頂にある、
ハワイ大学ハワイ観測所 88 インチ望遠鏡 (UH88) での
共同利用観測で出張。
14 日と 15 日の 2 晩の割り当てで、
14 日だけ晴れました。
東京大学ビッグバン宇宙センター研究員の吉川耕司さん、
和歌山大学 M2 の石川耕平君と 3 人で観測しました。
私は風邪気味だったため、
高山病がかなり出てしまい、結構悲惨でした。
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2002 年 4 月 8 日 (月)
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わかてん会合開催 (51 回目)。
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて 10:30 - 13:00 の時間帯で開催。
参加者は (敬称略) 矢治、上玉利、古屋 (かわべ天文公園)、
矢動丸、小澤 (みさと天文台)、
石川、富田 (和歌山大学教育学部)、
西濱 (和歌山大システム工学部)、
越山寛子 (大阪教育大) の 9 人。
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矢治さんからようこう 10 周年国際会議の報告、
2002 年度高校生天体観測ネットワークの紹介、
矢動丸さんから先日の天文学会で紹介したしし群の研究発表の報告、
上玉利さんから今年度の天体観測施設の会の紹介などがありました。
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次回は 5 月 13 日、
和歌山大学教育学部第 7 演習室にて。
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2002 年 4 月 5 日 (金) - 6 日 (土)
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屋上天文台のドームの修理 (スリット自動開閉ができなかった)。
アストロ光学の技術の方々に来て頂き、
徹底的に調査及び修理。
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2002 年 4 月 1 日 (月)
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屋上天文台の望遠鏡 (三鷹光器製 60 cm) の赤経赤緯クランプの
制御ボード交換。
焦点合わせボードも先日交換したので、
これでボード類一新。
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