シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/06/24 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
観光地経営戦略演習/Destination Management Strategies Workshop
時間割コード
/Course Code
T8T10027_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学研究科(専門職)/Graduate School of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第4クォーター/4Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 4, 木/Thu 5
開講区分
/Semester offered
第4クォーター/4Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
松田 敏幸
授業形態
/Lecture Form
演習
教室
/Classroom
東1号館E1-204キャンパススクエア1/E1-204Campus square1
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2023/04
~9999/04
観光学研究科(専門職) DP2 地域価値の創造実現能力 2
2023/04
~9999/04
観光学研究科(専門職) DP3 地域社会との協働的関係性構築能力 2
2023/04
~9999/04
観光学研究科(専門職) DP4 データ分析に基づく戦略的意思決定能力 6

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
松田 敏幸 観光学部(教員)
香月 義之 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
現代の観光地経営には、顧客情報、各種統計データ、各種ビックデータなどのデータを効率よく収集整理し、さまざまな可視化・分析手法を用いて定量的、定性的に分析することが求められる。これらの可視化・分析されたデータに対して、学術的研究成果やSDGsなどの現代的概念を踏まえた解釈を加え、よりよい意思決定に結びつける必要がある。加えて、ここでの意思決定を実現していくためには、多くのステークホルダーとの協働が必要となり、その実現のためには高いガバナンス能力も必要となる。
この演習では、教員の行政(市役所)やDMO等観光地域づくり組織での観光振興・観光組織運営業務経験から、勘や経験により短期的視野のもとで行なわれがちだった意思決定に対し、これまでに学んだデータの可視化・分析手法やフレームワークによって得られた情報に基づき、組織や政策の現状を踏まえ、観光地域のガバナンスについて長期的視野にもとづく意思決定を行うことをグループワークを通じて実践的に学ぶ。
その意思決定を実現するためのガバナンスの手法についても、グループワークを通じて議論を重ね、高いレベルの能力を涵養する。
到達目標
/Course Objectives
・観光経営マネジメントにおいて、データの可視化・分析による情報をエビデンスとしてなされる戦略的意思決定を理解する。
・意思決定を実現するためのガバナンスのあり方を学び、実務レベルの能力を身につける。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
授業・ディスカッションにおける参加状況・発言状況(50%)、授業レポート(50%)をもって総合的に評価する。
教科書
/Textbook
特に指定しない。授業内で資料を配付する。
参考書・参考文献
/Reference Book
参考書等については必要に応じ指示する。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
授業ではグループディスカッションや発表を行います。授業内での積極的な発言を求めます。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
記載事項無し
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
観光地域マネジメントの潮流、観光地データ分析演習、持続可能な観光指標分析演習、SNSマーケティング演習
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業計画に沿って、予習と復習を行ってください。
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
記載事項なし
オフィスアワー
/Office Hours
松田
木曜2限、松田研究室。事前メール予約推奨。
tmatsuda@wakayama-u.ac.jp
香月
木曜2限、香月研究室。事前メール予約推奨。
katsuki@wakayama-u.ac.jp
科目ナンバリング
/Course Numbering
T80025J01119P531
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole course
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1回目 ガイダンスと観光地戦略・観光地経営の基本 観光地戦略・観光地経営の定義と実例 (香月・松田)
ハイブリッド
2 2回目 観光地経営ガバナンスの実例(1)組織形態 観光地域マネジメント組織の形態について (松田)
ハイブリッド
3 3回目 観光地経営ガバナンスの実例(2)組織運営 観光地域マネジメント組織の運営方法について (松田)
ハイブリッド
4 4回目 グループワーク:観光地経営ガバナンス組織について 観光地域マネジメント組織についてグループワークを行う (松田)
ハイブリッド
5 5回目 地方観光戦略の実例(1)行政 行政等の観光政策の実例について (松田)
ハイブリッド
6 6回目 地方観光戦略の実例(2)観光団体等 観光団体等の戦略の実例について (松田)
ハイブリッド
7 7回目 グループワーク:地方観光戦略の進め方 地方観光組織における観光戦略の進め方についてグループワークを行う (松田)
ハイブリッド
8 8回目 観光地の課題と原因ー各種統計データから見る観光地の課題と原因ーディスカッション 観光地の課題とその原因の実例について (香月)
ハイブリッド
9 9回目 地方におけるDMOマネジメント戦略(1)観光事業の事例 DMO等の収益事業(着地型観光と旅行外の事業)の実例について (香月)
ハイブリッド
10 10回目 地方におけるDMOマネジメント戦略(2)事例を用いたグループ・ディスカッション DMO等の収益事業(着地型観光と旅行外の事業)の実例について (香月)
ハイブリッド
11 11回目 観光地の定性データから導くDMO経営戦略・観光地ブランド DMO等観光団体の観光地ブランド戦略の実例について (香月)
ハイブリッド
12 12回目 地方におけるDMO経営戦略の方向(1)事例を用いた全体議論 量的データと質的データ基づく議論 (香月)
ハイブリッド
13 13回目 地方におけるDMO経営戦略の方向(2)事例課題の中間発表 DMO等観光団体の事業展開についての発表 (香月)
ハイブリッド

14 14回目 ディスカッション1:地方における観光地戦略 発表と討議 (香月・松田)
ハイブリッド
15 15回目 ディスカッション2:地方における観光地戦略 発表と討議 (香月・松田)
ハイブリッド

科目一覧へ戻る