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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/28 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
持続可能な観光指標分析演習/Sustainable Toursim Indicator Analysis
時間割コード
/Course Code
T8T10025_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学研究科(専門職)/Graduate School of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 3, 火/Tue 4
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
岡田 美奈子
授業形態
/Lecture Form
演習
教室
/Classroom
西2号館E210/E210
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
観光学研究科(専門職) DP4 データ分析に基づく戦略的意思決定能力 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岡田 美奈子 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
近年、SDGs、カーボン ニュートラル、ゼロウェイストなど、よりサステナブルな経営のターゲットが設定される中、エビデンス/データベースの中長期的な目標設定、プランニングは、持続可能な政策において必須の知識、手法となってきている。特に世界基準によるベンチマーキングは、市場アクセス、ブランディングとしての有効な手段であり、経営の効率化、コスト削減、また従業員のモチベーションにもプラスの効果をもたらす。本演習では、持続可能な観光地域マネジメントにおける、持続可能な観光指標(Sustainable Tourism Indicator, STI) という実践ツールを利用しての課題抽出、目標設定、モニタリング、評価に関する知識、技術を習得する。特に、持続可能な観光世界基準GSTCの日本版として観光庁が開発したJSTS-Dを用い、その活用と実践方法を分析、現場での実践も取り入れ、効果的な地域マネジメントの実際を学ぶ。
GSTC基準は、デスティネーション版と事業者版(ツアー/ホテル)があり、持続可能な観光の世界基準として各国で導入されている。観光庁が開発したJSTS-D(2020.6)はDMOや自治体、各種観光団体でも導入が奨励されており、それを主導する「サステナビリティコーディネーター」の役割が国内外でも注目されている。本演習で習得する知識・技術はコーディネーターの重要な役割の一つとなる。演習課題はJSTS-Dを用いての実際の観光地域、及び持続可能な観光商品の評価を含む。
到達目標
/Course Objectives
•持続可能な観光地域経営のツール「持続可能な観光指標」の理論と実践を学ぶ。
•地域事例に基づき、観光地域の現状評価、課題設定、取組計画立案を行い、評価する。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
•持続可能性の国際的課題に関するリサーチおよびプレゼンテーション内容 20%
•地域課題に関するプレゼンテーション内容 20%
•JSTS-Dに基づく地域評価レポート 60%
教科書
/Textbook
観光庁 日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)
Spenceley, A. (ed). (2021). Handbook for Sustainable tourism practitioners. The essential
toolbox. Routledge(抜粋)
Tourism for SDGs (UNWTO) https://www.unwto.org/tourism4sdgs
参考書・参考文献
/Reference Book
観光につける薬 島川 崇 同友館 2420円
サステナブルツーリズム 藤稿亜矢子 昇洋書房 2420円
観光再生 村山慶輔 プレジデント社 1980円
ポスト・オーバーツーリズム 阿部大輔 学芸出版社 2750円
観光地経営の視点と実践 公益財団法人日本交通公社 丸善出版 33000円
DMOのプレイス・ブランディング 観光デスティネーションのつくり方 宮崎裕二 学芸出版社 2750円
その他、適宜授業において指示する
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
持続可能な観光地経営の実践や観光におけるサステナビリティの推進に関心のある方の参加を歓迎します。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
授業内(グループワーク)でPCを使用するので、各自持参してください。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
観光地データ分析演習、SNSマーケティング演習
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
・事前学習:テーマに関する参考資料の事前リサーチ(推定目安時間:2時間)
・事後学習:授業中の論点メモを整理する(推定目安時間:1時間)
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
課題について,グループワークで議論し,結果をグループ内で発表する。
オフィスアワー
/Office Hours
非常勤講師であるため、授業前後の対応のみとなります。
科目ナンバリング
/Course Numbering
T80025J00019P531
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 持続可能な観光 〜概念の歴史、発展 PC使用
2 2 持続可能な観光 〜世界のトレンド、日本の現状(地域、事業者) PC使用
3 3 エビデンスベースのマネジメント 基準の詳細、事例、活用方法 PC使用
4 4 A 持続可能なマネジメント(1) マネジメント組織、ステークホルダー参画、負荷と変化の管理 PC使用
5 5 A 持続可能なマネジメント(2) PC使用
6 6 B 経済のサステナビリティ(1) 地域経済への貢献、社会的ウェルビーイングと負荷 PC使用
7 7 B 経済のサステナビリティ(2) PC使用
8 8 C 社会文化のサステナビリティ(1) 文化遺産の保護、文化的場所への訪問、市民アクセス PC使用
9 9 C 社会文化のサステナビリティ(2) PC使用
10 10 D環境のサステナビリティ(1) 自然遺産の保全、資源マネジメント、廃棄物・排出量管理 PC使用
11 11 D環境のサステナビリティ(2) PC使用
12 12 FW: 観光地アセスメント(1) 地域資源、ステークホルダー、デスティネーションプロフィール PC使用
13 13 FW: 観光地アセスメント(2) 経済、社会文化、環境に関する課題の特定
14 14 FW: 観光地アセスメント(3) 指標による目標設定、ベンチマーク、モニタリング PC使用
15 15 まとめ:持続可能な観光地域評価 PC使用

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