シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/09 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
観光地データ分析演習/Destination Data Analysis
時間割コード
/Course Code
T8T10024_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学研究科(専門職)/Graduate School of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 4, 火/Tue 5
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
香月 義之
授業形態
/Lecture Form
演習
教室
/Classroom
西2号館E209/E209
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
観光学研究科(専門職) DP4 データ分析に基づく戦略的意思決定能力 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
香月 義之 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
観光地域マネジメントを的確に推進するためには、観光地域の実態を正確に把握・理解する必要がある。地域の実態の把握・理解は、これまで長年の経験にもとづく勘や経験が重要視されてきたが、急激に変化する現代社会において、過去の経験が足を引っ張るような事態、正しい判断に対して阻害要因となるような事態も懸念されるようになってきている。ビッグデータ時代とも呼ばれる現代社会において、地域の実態を把握・理解するためのデータとしては、観光地域における顧客情報等の業務データや各種の統計データはもちろんのこと、それらに加えて観光地域に関係した閲覧履歴や検索履歴、スマートフォン等から収集される移動履歴、SNS上における書き込みデータなど、観光地域およびその周囲で日々生成されるデータも想定することができる。これらの観光地域につながるあらゆるデータを組みあわせ、現実の観光地域を観察しているだけではあぶり出せない人・金・情報の動きを可視化することが求められている。
この演習では、マーケットデータ分析の基本すなわちマーケティングリサーチのステップを学ぶところから出発し、観光情報・地域情報等の各種データの基礎的な扱い方・活用例を理解し、観光地における人・金・情報の動きを実際のデータを用いて可視化し分析することを学ぶ。
到達目標
/Course Objectives
・顧客データ、各種統計データ、各種ビッグデータの基礎的な扱い方を理解する。
・観光地に関わるデータを可視化・分析し、観光地の戦略策定に必要な資料にまとめることができる。
これらの能力はこのあと履修する「観光地経営戦略演習」等に必要な能力である。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
授業の準備状況および発言等の参加状況(50%)、最終レポート(50%)をもって総合的に評価する。
教科書
/Textbook
星野崇宏、上田雅夫『マーケティングリサーチ入門』有斐閣、2018年。ISBN978-4-641-22116-1
参考書・参考文献
/Reference Book
参考書・参考資料等については必要に応じて適宜紹介します。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
授業ではグループディスカッションや発表を行います。授業内での積極的な発言を求めます。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
授業はハイブリッドで実施します。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
持続可能な観光指標分析演習、SNSマーケティング演習、観光地経営戦略演習
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます。
その他連絡事項
/Other messages
記載事項無し
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
授業ではグループディスカッションやプレゼンテーションを実施する。
【「アクティブ・ラーニング」実施要項⑤、⑧、⑩】
オフィスアワー
/Office Hours
随時OKですが、出張等で不在の場合があります。事前メール予約を推奨します。
香月研究室
katsuki(アッマーク)wakayama-u.ac.jp
科目ナンバリング
/Course Numbering
T07095J00019P531
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1回目 観光地の課題とデータ分析ー分析対象の明確化ー 観光地の課題の例示と、マーケティング・リサーチの定義、必要性について
2 2回目 データ分析の進め方-調査からデータの取りまとめまで- リサーチを進める際に必要な基礎知識について PC使用
3 3回目 リサーチの品質と誤差-測定の妥当性- 測定の妥当性、信頼性について PC使用
4 4回目 リサーチデザインとデータ形式-調査目的に応じたデザインと必要なデータ種別・形式- リサーチの目的とリサーチデザインについて PC使用
5 5回目 リサーチ対象の選定-調査目的に適した対象とサンプルサイズ- 調査対象の選択やサンプルサイズについて PC使用
6 6回目 質的調査とは-定義・種類と分析- 質的調査の定義や種類について PC使用
7 7回目 量的データ-収集と調査方法- 量的調査の定義や種類について PC使用
8 8回目 量的データ-単純集計から分析まで- データの前処理、単純集計などの解説を行い、解析方法の例を説明する PC使用
9 9回目 集めるデータと集まるデータ データ収集に関するディスカッション PC使用
10 10回目 各種統計-観光地データの概要・限界と各種統計データの利活用- 国・地方自治体が発表する観光統計等の概要、特徴について PC使用
11 11回目 RESASと観光予報プラットフォーム-動態データの利活用- Resasの内容、操作、個別データについて PC使用
12 12回目 観光地データの可視化と分析-量的データと質的データの併用- 分析方法と使用データの例示 PC使用
13 13回目 分析結果の可視化 分析結果の取りまとめについて PC使用
14 14回目 観光地の課題と原因分析-被説明変数と説明変数- 観光地の課題の原因と説明変数についての例示とディスカッション PC使用
15 15回目 まとめ PC使用

科目一覧へ戻る