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科目一覧へ戻る | 2024/09/09 現在 |
開講科目名 /Course |
観光ツアープランニング/Tour Planning | ||||||
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時間割コード /Course Code |
T8T10021_T1 | ||||||
開講所属 /Course Offered by |
観光学研究科(専門職)/Graduate School of Tourism | ||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 5 | ||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | ||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||
主担当教員 /Main Instructor |
木村 ともえ | ||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||
教室 /Classroom |
西2号館E205/E205 | ||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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木村 ともえ | 観光学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
ツアーとは、地域資源を維持・継続するための手段である。「観光地プロデュース」の内容を下敷きとしながら、観光業界・旅行業界の理解を深め、「売り手」と「作り手」の立場と役割を理解した上で、ツアープランニングを習得する。 ツアープランニングで理解しなければならない、地域資源の活用や、地域住民や行政等様々な地域主体の協働の中で、それを具体化していくプロセスを幾つかの事例を通して学び、「地方創生」としての地域ツアープランニングを考察する。本講義では、新規のツアーを創出することだけを評価するのではなく、地域資源を維持・継続するために、既存のツアーの研究を通じて、リブランディングや磨き上げの視点も取り上げる。 学修の過程では、課題を通じて受講生自らが具体的な課題解決策の探究ができるための指導やワークなどを通じて協働的に学ぶ場を提供していく。ツアープランニングの対象エリアは、学生自身が対象エリアとコンタクトを取り、地域資源の資料の取得や背景整理、ツアープランニングの評価をできるだけ当該エリアから受けるよう自主性を重んじた指導を行う。 |
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到達目標 /Course Objectives |
・「地域プロデュース」におけるツアーの役割を理解し、地域資源の発掘と活用が行える ・地域におけるツアープランニングのプロセスを理解し、ツアー商品やツアーコースをプランニングできる ・プランニングした商品を、適切にプレゼンテーションできる |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業の準備状況・議論での発言状況・指導を通じた課題や取り組みの工夫(50%)、課題およびプレゼンテーション内容(50%)をもって総合的に評価する。 |
教科書 /Textbook |
特に指定しない。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
授業内で資料を配付するほか、必要に応じ指示する。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
授業では、事例研究等の発表を行うため、課題の履行、および積極的な発言を求めます。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
授業内でPCを使用するので、各自持参してください。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
観光地プロデュース 観光地域マネジメントの潮流、観光地マーケティング、観光地データ分析 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間を目安に行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます。 |
その他連絡事項 /Other messages |
ツアープランニングは、デスクリサ―チだけでなく、実査を通じた発表を求める場合があります。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
記載情報なし |
オフィスアワー /Office Hours |
水曜日を基本とします。リモート可。なお出張などで不在にすることもあるため、事前にメールで予約をお願いします。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
T07095J01009P521 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | はじめに | 本講の進め方、ツアーとは、ツアーと諸課題 | |
2 | 2 | 旅行会社とツアー | 旅行商品企画とツアープランニング、企画と仕入れ活動など | |
3 | 3 | 旅行会社とツアー | リアル販売、オンライン販売、そのほか | |
4 | 4 | 観光地プロデュースとツアー(1)概要 |
観光地プロデュースにおけるツアープランニングの役割、プランニングの視点、ターゲティングなど | |
5 | 5 | 観光地プロデュースとツアー(2)資源の活用 | 地域資源とツーリズム活用、地域資源の発掘 など | |
6 | 6 | 観光地プロデュースとツアー(3)地域継続性 | ツアーと地域体制、事例研究、課題①「ワークショップで検討したいツアーの抽出と分析(商品内容・資源・体制)」 | |
7 | 7 | 観光地プロデュースとツアー(4)商品化にむけて | 商品化にむけた諸活動の理解、モニターツアーの実施、課題②「関心のある地域の抽出」 | |
8 | 8 | ワークショップ(1)ツアー研究 | 課題①の対象エリアで課題のワークの1回目。地域プロデュースの視点、地域体制や販売の視点、地域継続性や磨き上げの視点で整理。 | |
9 | 9 | ワークショップ(2)ツアー研究 | 課題ワーク2回目。地域プロデュースの視点、地域体制や販売の視点、地域継続性や磨き上げの視点で整理したうえで、ターゲテ | |
10 | 10 | ワークショップ(3)ツアー研究 発表・講評 | 課題ワーク3回目。課題①の対象エリアの地域ツアー研究の発表や、講評。 | |
11 | 11 | 地域ツアープランニング(1) | 課題②で決めたエリアで、ツアープランニングのワークを行う1回目。ワークショップ等の学びを活かしながらプランニング案を検討。 | |
12 | 12 | 地域ツアープランニング(2) | 2回目。地域プロデュースの視点、地域継続性や磨き上げの視点、地域体制や販売の視点、ターゲットを仮定したプランニングを完成させる。 | |
13 | 13 | プラン発表とディスカッション | 第12回のプランニングを個人発表。講評をえながら、プランニングを修正する | |
14 | 14 | プラン発表とディスカッション | 第12回のプランニングを個人発表。講評をえながら、プランニングを修正する | |
15 | 15 | まとめ | 第12回のプランニングを個人発表の補足。ツアープランニングの要素を振り返りながら観光地開発における重要性を再確認する |