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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2026/04/06 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
観光資源と地域コミュニティ/Tourism Resources and Local Societies
時間割コード
/Course Code
T8T10018_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学研究科(専門職)/Graduate School of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2026年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 5
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
大浦 由美/OURA Yumi
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
西2号館W2-205/W2-205
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2023/04
~9999/04
観光学研究科(専門職) DP2 地域価値の創造実現能力 4
2023/04
~9999/04
観光学研究科(専門職) DP3 地域社会との協働的関係性構築能力 6

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大浦 由美/OURA Yumi 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
従来から、観光は地域活性化の有効な手段として位置づけられてきた。近年、観光立国政策の下で、より積極的な観光振興政策が進められるなかで、グローバル化の進展による地域経済の衰退や少子高齢化に悩む地域においては、地域の様々な資源を「発見」し、観光資源として開発・活用して新たな価値創造に取り組んでいる。
その一方で、観光は必ずしも地域に良い影響を与えるだけではない。2010年代後半に顕在化した「オーバーツーリズム」現象はその典型であり、とりわけ、生活空間の侵害やゴミ問題などの外部不経済の影響を被る生活者の地域コミュニティと深刻な対立を生じさせることがある。さらに、農村空間の景観などの主要な構成要素は、旧来的な地域コミュニティによる農林業等の営みによって形成されているが、近代化や大都市への人口集中によってコミュニティ自体も大きく変質しており、担い手の喪失により観光資源としての価値の維持管理が危ぶまれるケースもある。
この科目では、地域資源を活用した地域観光の歴史的展開を踏まえ、持続可能な観光地域づくりの重要なステークホルダーである地域コミュニティと観光推進組織との協働的関係性構築に関わる理論と実践を理解し、地域観光運営において必要な視座を修得することを目標とする。
到達目標
/Course Objectives
①地域資源としての観光資源が持つ多面的な特性を整理した上で、その形成主体である地域コミュニティが有する権利と果たすべき役割を、歴史的・理論的背景に基づき論理的に説明することができる。
②オーバーツーリズムや担い手不足などの現代的課題を、生活者の視点と観光振興の視点の双方から多角的に分析し、地域コミュニティの変質が観光資源の持続可能性に及ぼす影響や、その維持を困難にしている阻害要因を特定することができる。
③ケーススタディから得た知見を応用し、地域コミュニティと観光推進組織(DMO等)が対等かつ持続可能な協働関係を構築するための具体的なマネジメント手法や解決策を構想・提案することができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
授業内での発表と議論への参画状況(ミニレポート)(30%)と最終レポート(70%)によって評価する。最終レポートは、①適切な事例の設定(10点)、課題に対する理解度・論理的思考(50点)、講義内容の理解(10点)の3つの観点から70点満点で評価する。
それぞれの成績評定は次の区分で行う。3つの合計で60%以上の点を獲得した学生に単位を認定する。
 S:とても優秀である(90〜100%)
 A:優秀である(89〜80%)
 B:望ましい水準に達している(79〜70%)
 C:おおむね水準に達している(69〜60%)
 不可:水準に達していない(60%未満)
教科書
/Textbook
特になし。参考書・マニュアルは必要に応じて紹介する。
参考書・参考文献
/Reference Book
必要に応じて適宜紹介します。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
ミニレポート等の課題の提出に遅れのないように注意してください。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
地域と自然のストーリー
授業時間外学修(予習・復習等)の内容
/students learning outside of the class, preparation and review are included
授業計画に沿って、予習と復習をあわせて4時間程度行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます。
その他連絡事項
/Other messages
記載事項無し
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
授業の録画を視聴することで理解を深めることができる。また、適宜、ミニレポートの内容を元に授業内容の振り返りを行うことを通じて、学修進展の状況や到達レベルを把握できるようにする。
【「アクティブ・ラーニング」実施要項⑪】
オフィスアワー
/Office Hours
教員が時間を指定しますので、事前に教員に連絡し日時を調整してください。
科目ナンバリング
/Course Numbering
T80025J01109P521
実務経験のある教員等による授業科目
/Practical Experience
実践的教育
/Practical Education
1. 該当しない
実践的教育の内容
/Contents
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole course
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1回目 観光資源と地域コミュニティ(1) 授業の進め方についての解説
観光資源に対する視角の共有
ハイブリッド
2 2回目 観光資源と地域コミュニティ(2) 地域コミュニティをどう捉えるか、および現代日本における地域コミュニティの変容について解説する ハイブリッド
3 3回目 観光資源と地域コミュニティ(3) 地域開発としての観光について、戦後日本の地域開発構造の変遷から解説する ハイブリッド
4 4回目 観光資源と地域コミュニティ(4) 観光の変容と生活への近接について解説する。 ハイブリッド
5 5回目 コモンズ論と観光地域マネジメント(1) 地域資源管理システムとしてのコモンズと現代的意義について解説する ハイブリッド
6 6回目 コモンズ論と観光地域マネジメント(2) コモンズ論からみる観光地域マネジメント(前半):コモンズの持続性を支える仕組みについて解説する ハイブリッド
7 7回目 コモンズ論と観光地域マネジメント(3) コモンズ論からみる観光地域マネジメント(後半):自然へのアクセスについて解説する ハイブリッド
8 8回目 持続可能な観光地域づくりと地域コミュニティ(1) 戦後観光の展開と限界:オルタナティブ・ツーリズムの潮流について解説する ハイブリッド
9 9回目 持続可能な観光地域づくりと地域コミュニティ(2) コミュニティ・ベースド・ツーリズムの概念と特徴:農村ツーリズムの観点から整理し解説する ハイブリッド
10 10回目 持続可能な観光地域づくりと地域コミュニティ(3) 観光利用がもたらす影響と観光資源管理の必要性について解説する ハイブリッド
11 11回目 持続可能な観光地域づくりと地域コミュニティ(4) 日本における内発型地域づくりの理論:地域内再投資力と自治力について解説する ハイブリッド
12 12回目 ケーススタディ(1) 自然資源を活用したツーリズムと地域コミュニティについて、事例とともに解説する ハイブリッド
13 13回目 ケーススタディ(2) 自然+人文資源を活用したツーリズムと地域コミュニティについて、事例とともに解説する ハイブリッド
14 14回目 ケーススタディ(3) 生活空間ツーリズムと地域コミュニティについて、事例とともに解説する ハイブリッド
15 15回目 まとめ これまでの講義の振り返りと総合討論、最終課題についての解説を行う ハイブリッド

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