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科目一覧へ戻る | 2024/09/09 現在 |
開講科目名 /Course |
ヴァーチャル観光/Virtual Toursim | ||||||
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時間割コード /Course Code |
T8T10013_T1 | ||||||
開講所属 /Course Offered by |
観光学研究科(専門職)/Graduate School of Tourism | ||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||
曜限 /Day, Period |
他/Otr | ||||||
開講区分 /Semester offered |
通年/a normal year | ||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||
学年 /Year |
2 | ||||||
主担当教員 /Main Instructor |
尾久土 正己/OKYUDO Masami | ||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||
教室 /Classroom |
西4号館K206/K206 | ||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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尾久土 正己/OKYUDO Masami | 観光学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
観光行動においては、文字などの記号を通して認識する情報だけでなく、五感などの感覚を通して認識する 情報(感覚知)が大きなウェイトを占めている。そのため、実際に現地へ移動(旅行)し、感じることが重要 視されてきた。しかし映像技術の発展により、様々なメディアを通じて観光地の映像が提供されるようにな り、居住地にいながらにして観光の一部の体験ができるようになってきた。さらに、近年のヴァーチャルリア リティ(仮想現実)の技術が急速に発展する中で、まるでそこにいるかのような高い臨場感が実現できるよう になってきている。 昨今の感染症などの様々なリスクを前に、観光においてもニューノーマルへの転換が期待されているが、 ヴァーチャルリアリティを使った移動(旅行)を伴わない観光はその1つとして期待されている。本講義で は、人間工学、感性工学の視点から人間の感覚知についての基礎を学修し、最先端のヴァーチャル観光の実験 装置であるドームシアターや関連機器を使って、その具体的な事例と技法を学修するとともに、ヴァーチャル 観光を通して、観光の本質である「人は何を求めて旅に出るのか」について議論を深める。 授業は講義形式とゼミナール形式で行い、講義で事前に出された課題について発表を行い、それらをもとに 議論をする。 |
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到達目標 /Course Objectives |
ヴァーチャル観光の可能性と限界を理解し、実際の観光地を事例にしたヴァーチャル観光のコンテンツを制 作できるための最低限の技法を修得することで、地域の価値を新しい形で具現化する能力を身につける。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業内での発表と議論への参加状況(30%)とコンテンツ制作(20%)と最終レポート(50%)によって総 合的に評価する。 |
教科書 /Textbook |
なし |
参考書・参考文献 /Reference Book |
必要に応じて講義内で紹介する。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
大学のドームシアターや最先端のドームシアター(神戸市)やVR機器を使った実験を講義中に行うので、対面での演習に参加できることを履修条件とする。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
簡単な動画編集を各自のPCで行うため、PCを毎回持参すること。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
特になし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
講義中に修得した技法を使って簡単なVR動画の制作を時間外に行う。なお、全国の様々なヴァーチャル観光の事例を体験することができる5/16に神戸市科学館で開催される日本国際観光映像祭ヴァーチャルツーリズム部門の参加を強く勧める。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
ネット上で公開されている各地のヴァーチャル観光を体験することを強く勧める。 |
オフィスアワー /Office Hours |
担当教員へ問い合わせること。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
T62004J01009P511 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 4/15(月) | 人間工学からみた感覚知 | 人間の感覚知は視覚などの入力から始まる。この回では人間の五感の能力について人間工学の視点から学ぶ。 | 座学(ハイブリッド) |
2 | 4/22(月) | 人間工学からみた感覚知についての発表と議論 | 前回学修した知見をもとに、観光に応用した場合、どのような展開ができるか議論する。 | 座学(ハイブリッド) |
3 | 5/7(火) | 感性工学からみた感覚知 | 観光では感性が重要視される一方で感性は評価が難しい。感性工学の手法を用いることで評価ができることを学ぶ。 | 座学(ハイブリッド) |
4 | 5/13(月) | 感性工学からみた感覚知についての発表と議論 | 前回学修した知見をもとに、観光に応用した場合、どのような展開ができるか議論する。 | 座学(ハイブリッド) |
5 | 5/13(月) | ヴァーチャルリアリティの技法(1) | VR施設(ドームシアター等)を見学し、映像制作のための撮影機器の操作を学ぶ。 | 対面(大学のドームシアター、VR実験機器を利用) |
6 | 5/20(月) | ヴァーチャルリアリティの技法(2) | 撮影したVR映像をフリーのDaVinci resolve等の編集ソフトで加工する手法を学び、1分程度のVR映像の制作を課題にする。 | 対面(大学のドームシアター、VR実験機器を利用) |
7 | 6/3(月) | 制作したヴァーチャル映像についての発表と議論 | 各自が制作したVR映像をもとに議論し、実際の観光での活用例を議論する。 | 対面(大学のドームシアター、VR実験機器を利用) |
8 | 6/10(月) | ヴァーチャル観光の可能性と限界について議論 | リアルな観光を補完するVR映像だけでなく、メタバースなどのVRで完結する映像を使った観光の可能性も含 めて議論することで、観光の本質である「人は何を求めて旅に出るのか」を考える。 |
座学(ハイブリッド) |