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科目一覧へ戻る | 2025/03/31 現在 |
開講科目名 /Course |
会計学(P)/Accounting(P) | ||||||||
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時間割コード /Course Code |
T8T10007_T1 | ||||||||
開講所属 /Course Offered by |
観光学研究科(専門職)/Graduate School of Tourism | ||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||
曜限 /Day, Period |
金/Fri 1 | ||||||||
開講区分 /Semester offered |
第3クォーター/3Q | ||||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
八島 雄士/YASHIMA Yuji | ||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||
教室 /Classroom |
学術情報センター第2演習室(西5号館)/学術情報センター第2演習室(西5号館) | ||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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八島 雄士/YASHIMA Yuji | 観光学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
この授業の目的は,ファイナンシャルマネジメントを学ぶ前提となる会計の基礎知識を身につけることである。 観光・地域づくりでは,個々の地域ごとに特性が違うため,歴史・文化・自然など地域に固有のコミュニケーション言語を理解することが求められる。一方,事業運営においては,継続的に事業を実施するための戦略的な計画と実施を進めるためのコミュニケーション言語として会計や財務に関わる知識や理解を深めることが求められる。 そこで,この授業では,第一に,決算書を理解するための財務会計と事業運営のための管理会計の違いを学ぶ。第二に,事業計画を戦略的に立案する基礎となる会社の収益性,安全性,将来性に関する理解を深める。第三に,実際に利益計画策定に必要な知識の基礎として管理会計や原価計算の基礎を学ぶ。第四に,実践的な会計方法であるアメーバ経営の基礎となる採算計算について学ぶ。 また,実際の授業は,座学のみならず,ワークショップ形式を含めたアクティブラーニングとして進める。具体的には,エクセルを利用した作表作業を行う。また,会計の知識を深め,実践への意識づけのために,ケーススタディを含むディスカッションを行う。 |
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到達目標 /Course Objectives |
①観光・地域づくりにおける法人の持続的な運営に資する会計知識への理解を深めること ②ファイナンシャルマネジメントを学ぶための基礎知識を理解すること ③会計知識を基盤とする運営を行うための意識を高めること |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
毎回の授業に関わる議論、ワークの提出および評価70%,まとめのレポート30%の割合で総合的に評価する。 |
教科書 /Textbook |
稲盛和夫(2010)『アメーバ経営–ひとりひとりの社員が主役-』日経ビジネス人文庫、¥713- 桜井久勝(2018)『会計学入門・第5版』日経文庫、¥946- |
参考書・参考文献 /Reference Book |
稲盛和夫(2010)『稲盛和夫の実学 – 経営と会計 - 』日経ビジネス人文庫。授業では、その一部を使い、具体的な内容を紹介します。 浅田 孝・頼 誠・鈴木 研一・中川 優・佐々木 郁子(2017)『管理会計・入門 - 戦略経営のためのマネジリアル・アカウンティング 第4版』有斐閣アルマ。授業では使用しませんが、管理会計をより深く学ぶ際の推薦書になります。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
特に記載事項なし |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特に記載事項なし |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
ファイナンシャルマネジメント |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って,準備学習1時間と復習1時間を行ってください。さらに,授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて,自主的学修を求めます。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特に記載なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
②PBL学習 ⑤学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習 ⑥学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習 |
オフィスアワー /Office Hours |
メールアドレス(yashima@wakayama-u.ac.jp)またはTeamsで連絡をください。日程調整します。なお、オンラインでも対応します。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
T07104J00019P511 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1週目 | 会計知識の確認1 | 財務会計と管理会計の相違を理解することを目標とします。具体的には、教科書の発表を基礎に議論します。また、課題1の主旨を説明します。 | ハイブリッド |
2 | 2週目 | 会計知識の確認2 | 財務諸表の構造を理解することを目標とします。具体的には、教科書の発表を基礎に議論します。また、課題2の主旨を説明します。 | ハイブリッド |
3 | 3週目 | 会計とモラル | 会計におけるルールとモラルを議論することを目標とします。具体的には、教科書の発表を基礎に議論します。また、課題3の主旨を説明します。 | ハイブリッド |
4 | 4週目 | 管理会計の基礎 | 管理会計の考え方を基礎に法人の成長を議論することを目標とします。具体的には、教科書の発表を基礎に議論します。また、課題4の主旨を説明します。 | ハイブリッド |
5 | 5週目 | 実践的会計思考と議論1 | 経営哲学と会計の役割を考え、議論することを目標とします。具体的には、教科書の発表を基礎に議論します。また、課題5の主旨を説明します。 | ハイブリッド |
6 | 6週目 | 実践的会計思考と議論2 | 付加価値と生産性について考え、議論することを目標とします。具体的には、教科書の発表を基礎に議論します。また、課題6の主旨を説明します。 | ハイブリッド |
7 | 7週目 | 実践的会計思考と議論3 | 組織と会計の関係性を考え、議論することを目標とします。具体的には、教科書の発表を基礎に議論します。また、課題7の主旨を説明します。 | ハイブリッド |
8 | 8週目 | まとめ | 授業のまとめとして、1から7回目を振り返り、法人の持続的な運営に資する会計のあり方を総括的に議論します。 | ハイブリッド |