シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/09 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
観光地における危機管理/Destination Risk Management
時間割コード
/Course Code
T8T10005_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学研究科(専門職)/Graduate School of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第4クォーター/4Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 3
開講区分
/Semester offered
第4クォーター/4Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
西2号館E205/E205
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
観光学研究科(専門職) DP1 観光倫理と持続可能性の理解 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小河 健一 キャンパスライフ・健康支援センター
此松 昌彦/Konomatsu Masahiko 教育学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
日本は変動帯であることから地震・火山による災害、また地球温暖化による集中豪雨による洪水・土砂災害などの自然災害が頻発している。さらに最近は世界規模の感染症により、これらはまとめて「危機」と言われ、それらに対応することが「危機管理」となる。特に自然災害の影響を受けている場所が、温泉や火山をはじめとした複雑な地形につながり、素晴らしい景観を醸して持続可能な観光地になっている場合が多い。これらのリスクに備えて、地元の地域資源を磨きあげながら、他にない特色ある観光地へしていく必要がある。そこで本授業では、様々な観光地での事例をもとに考え、今後予想されるリスクに対応できる汎用的な考え方を修得する。
具体的には前半で自然災害としての危機管理について考え、地震災害、風水害、火山災害について、発生メカニズムから災害について、観光地での災害事例やその対応について考察する。さらに災害後の風評被害で観光客が激減することもあり、それへの対策についても考える。
後半では、観光と感染症として①感染症について総論的な知識を身につけ、②国内外旅行における一般的な感染症とその対策、③海外旅行における世界の特定の地域で流行している感染症、④過去に流行した感染症について学び、新たな感染症が出現した場合どのようなことをすればよいかを考えることのできる知識を身に着ける。
最後には観光地にとって必要な危機管理についてまとめて理解する。
到達目標
/Course Objectives
・観光業者にとって、地域には多様な危機があり、その危機管理のうえでツアーが成り立っていることを知り、旅行者を安全な環境に保ちながら、事故のないように危険を予測できる能力を身につけることができる。
・観光と感染症:感染症について知識を深め、安心・安全な旅行が計画できる能力を身につける。
新たな感染症が発生した場合、すぐに対応できる能力を身につける。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
各回の発言・課題への対応状況等(30%)および各教員が課す最終レポート(此松50%、小河20%)をもとに総合的に評価する。
教科書
/Textbook
観光と感染症、自然災害:必要に応じて資料を配付します。
参考書・参考文献
/Reference Book
「観光危機管理ハンドブック ―観光客と観光ビジネスを災害から守る」朝倉書店 ISBN:978-4254500295
『「復興のエンジン」としての観光ー「自然災害に強い観光地」とは』創成社
ISBN:978-4-7944-3214-8
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
記載事項なし
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
此松担当の時間ではTeamsを利用するので、ノートパソコンを持ってきてください。調べることも行います。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
観光地域実習
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業までにシラバスに書かれた関連した内容について調べておいて下さい。また授業後、授業内容を振返り、事後評価を行ってください。授業時間外学習として毎回予習2時間・復習2時間を確保してください。
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
課題について、グループワークで議論し、結果を発表する。
アクティブ・ラーニング実施要項⑩、⑧
オフィスアワー
/Office Hours
火曜2限、3限 此松研究室
他学生との重複、出張等で不在の場合がありますので、事前にメールで予約してしてください。
matsu@wakayama-u.ac.jp
科目ナンバリング
/Course Numbering
T80024J10009P511
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1回目 はじめに(此松) 観光地における危機と災害の特徴について
2 2回目 観光地での自然災害と対策①(此松) 地震災害と対策について
3 3回目 観光地での自然災害と対策②(此松) 風水害と対策について
4 4回目 観光地での自然災害と対策③(此松) 火山災害と対策について
5 5回目 災害に強い観光地を目指すには(此松) 災害後の風評被害の対策について
6 6回目 観光と感染症①(小河) 感染症にかからないための対策と準備
7 7回目 観光と感染症②(小河) 感染症の温故知新、過去の事例に学ぶ
8 8回目 まとめ(此松) 観光地にとって必要な危機管理

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