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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/28 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
観光経営研究A/Tourism Management Research A(M)(J)
時間割コード
/Course Code
T2T10086_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学研究科(前期)/Graduate School of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
金/Fri 2
開講区分
/Semester offered
後期/the latter term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
八島 雄士/YASHIMA Yuji
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
学術情報センター第2演習室(西5号館)/学術情報センター第2演習室(西5号館)
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
観光学研究科(前期) 高度な専門性と研究力 6
観光学研究科(前期) 地域への関心とグローバル視点 4

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
八島 雄士/YASHIMA Yuji 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
経営者や管理者は,その意思決定において代替案の選択を行うのであるが,優先順位はどのように決定しているのであろうか。感覚的に決定していることが多いのではないか。階層分析法(Analytic Hierarchy Proess: AHP)は,その優先順位を数値によって比較することができる手法である。この講義では,AHPの考え方のみならず,観光目的地(Tourism destination)における個々の事業者の意思決定プロセスとその成果評価の測定への応用を試みることを目的とする。
到達目標
/Course Objectives
①意思決定プロセスを理解すること
②AHPの考え方を実際に応用できること
③AHPによる測定を観光学研究に応用できること
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
発表60%(教科書,AHPアンケート結果),まとめのレポート40%(個別にレポートとして提出)の割合で総合的に評価する。
教科書
/Textbook
高萩 栄一郎・中島 信之(2018)『Excelで学ぶAHP入門 第2版』オーム社
参考書・参考文献
/Reference Book
①刀根 薫(1986)『ゲーム感覚意思決定法』日科技連出版社
②八島 雄士(2017)『セルフ・イノベーションの管理会計』中央経済社
そのほか,随時,関連する論文を紹介する。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
欠席した場合は,その回の範囲について,自主学習でレポートを作成すること。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
特になし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
特になし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画に沿って,準備学習1時間と復習1時間を行ってください。さらに,授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて,自主的学修を求めます。
その他連絡事項
/Other messages
PCを持参ください。エクセルを使って実習を行います。
また,状況に応じて,オンラインで実施することがある。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
①学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習および②学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習,③学生による発表をともなう学習を実施します。具体的には,教科書の事例に沿ってAHP法を使って実習を行い,その結果を発表してもらいます。
オフィスアワー
/Office Hours
水曜日12:30〜13:00,そのほかTeams等でのオンラインでも対応する
科目ナンバリング
/Course Numbering
T07005J10199D521
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1回目 オリエンテーション ○意思決定プロセスとマネジメント・コントロール
○実施方法,スケジュール、担当決めの相談
2 2回目 AHPを知る1回目 ○AHPで意思決定(第1章)
○AHPの仕組み(第2章)
○議論
3 3回目 AHPを知る2回目 ○簡単な事例(第3章)
○AHP法を使った意思決定のケースを検討する①
○議論
4 4回目 AHPを知る3回目 ○Excelで計算してみよう(第4章)
○AHPをうまく使いこなすには(第5章)
○議論
5 5回目 AHPを知る4回目 ○さまざまなAHP(第6章)
○AHP法を使った意思決定のケースを検討する②
○議論
6 6回目 AHPを使う1回目 ○AHP法を使った研究レポートの構想
①ブレーンストーミング
7 7回目 AHPを使う2回目 ○AHP法を使った研究レポートの構想
②階層分析図にまとめる
8 8回目 AHPを使う3回目 ○AHP法を使った研究レポートの構想
③一対比較アンケートを作成する
9 9回目 AHPを使う4回目 ○AHP法を使った研究レポートの構想
④アンケートの準備(ファイル整理など)
10 10回目 AHPを使う5回目 ○アンケート実施と集計
11 11回目 AHPを使う6回目 ○アンケートの整理と考察
12 12回目 ワークショップ1回目 ○アンケート実施結果のグループ発表の準備
〜おおよその傾向,グループの合意された部分
13 13回目 ワークショップ2回目 ○AHP法を使った研究レポートの作成と助言〜レポート形式に体裁をまとめる
14 14回目 ワークショップ3回目 ○アンケート実施結果のグループ発表
○AHP法を使った研究レポートの作成と助言〜各自の考察を発表〜質疑応答後にまとめる
15 15回目 総括 ○授業のまとめ
○レポートの完成と提出

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