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科目一覧へ戻る | 2024/09/09 現在 |
開講科目名 /Course |
観光経営研究A/Tourism Management Research A(M)(J) | |||||||||
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時間割コード /Course Code |
T2T10086_T1 | |||||||||
開講所属 /Course Offered by |
観光学研究科(前期)/Graduate School of Tourism | |||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | |||||||||
曜限 /Day, Period |
金/Fri 2 | |||||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | |||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | |||||||||
学年 /Year |
1,2 | |||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
八島 雄士/YASHIMA Yuji | |||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | |||||||||
教室 /Classroom |
学術情報センター第2演習室(西5号館)/学術情報センター第2演習室(西5号館) | |||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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八島 雄士/YASHIMA Yuji | 観光学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
経営者や管理者は,その意思決定において代替案の選択を行うのであるが,優先順位はどのように決定しているのであろうか。感覚的に決定していることが多いのではないか。階層分析法(Analytic Hierarchy Proess: AHP)は,その優先順位を数値によって比較することができる手法である。この講義では,AHPの考え方のみならず,観光目的地(Tourism destination)における個々の事業者の意思決定プロセスとその成果評価の測定への応用を試みることを目的とする。 |
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到達目標 /Course Objectives |
①意思決定プロセスを理解すること ②AHPの考え方を実際に応用できること ③AHPによる測定を観光学研究に応用できること |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
発表60%(教科書,AHPアンケート結果),まとめのレポート40%(個別にレポートとして提出)の割合で総合的に評価する。 |
教科書 /Textbook |
高萩 栄一郎・中島 信之(2018)『Excelで学ぶAHP入門 第2版』オーム社 978-4274222276 2860円 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
①刀根 薫(1986)『ゲーム感覚意思決定法』日科技連出版社 978-4817122148 ②八島 雄士(2017)『セルフ・イノベーションの管理会計』中央経済社 978-4502244612 4400円 そのほか,随時,関連する論文を紹介する。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
欠席した場合は,その回の範囲について,自主学習でレポートを作成すること。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特になし |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
特になし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って,準備学習1時間と復習1時間を行ってください。さらに,授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて,自主的学修を求めます。 |
その他連絡事項 /Other messages |
PCを持参ください。エクセルを使って実習を行います。 また,状況に応じて,オンラインで実施することがある。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
①学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習および②学生自らが実施する調査やトレーニングを必要とする学習,③学生による発表をともなう学習を実施します。具体的には,教科書の事例に沿ってAHP法を使って実習を行い,その結果を発表してもらいます。 |
オフィスアワー /Office Hours |
水曜日12:30〜13:00,そのほかTeams等でのオンラインでも対応する |
科目ナンバリング /Course Numbering |
T07005J10199D521 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1回目 | オリエンテーション | ○意思決定プロセスとマネジメント・コントロール ○実施方法,スケジュール、担当決めの相談 |
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2 | 2回目 | AHPを知る1回目 | ○AHPで意思決定(第1章) ○AHPの仕組み(第2章) ○議論 |
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3 | 3回目 | AHPを知る2回目 | ○簡単な事例(第3章) ○AHP法を使った意思決定のケースを検討する① ○議論 |
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4 | 4回目 | AHPを知る3回目 | ○Excelで計算してみよう(第4章) ○AHPをうまく使いこなすには(第5章) ○議論 |
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5 | 5回目 | AHPを知る4回目 | ○さまざまなAHP(第6章) ○AHP法を使った意思決定のケースを検討する② ○議論 |
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6 | 6回目 | AHPを使う1回目 | ○AHP法を使った研究レポートの構想 ①ブレーンストーミング |
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7 | 7回目 | AHPを使う2回目 | ○AHP法を使った研究レポートの構想 ②階層分析図にまとめる |
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8 | 8回目 | AHPを使う3回目 | ○AHP法を使った研究レポートの構想 ③一対比較アンケートを作成する |
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9 | 9回目 | AHPを使う4回目 | ○AHP法を使った研究レポートの構想 ④アンケートの準備(ファイル整理など) |
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10 | 10回目 | AHPを使う5回目 | ○アンケート実施と集計 | |
11 | 11回目 | AHPを使う6回目 | ○アンケートの整理と考察 | |
12 | 12回目 | ワークショップ1回目 | ○アンケート実施結果のグループ発表の準備 〜おおよその傾向,グループの合意された部分 |
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13 | 13回目 | ワークショップ2回目 | ○AHP法を使った研究レポートの作成と助言〜レポート形式に体裁をまとめる | |
14 | 14回目 | ワークショップ3回目 | ○アンケート実施結果のグループ発表 ○AHP法を使った研究レポートの作成と助言〜各自の考察を発表〜質疑応答後にまとめる |
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15 | 15回目 | 総括 | ○授業のまとめ ○レポートの完成と提出 |