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科目一覧へ戻る | 2024/09/09 現在 |
開講科目名 /Course |
文献講読/Readings in Tourism Research(M)(J) | ||||||
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時間割コード /Course Code |
T2T10078_T1 | ||||||
開講所属 /Course Offered by |
観光学研究科(前期)/Graduate School of Tourism | ||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 2 | ||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||
主担当教員 /Main Instructor |
竹林 明/TAKEBAYASHI Hajime | ||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義・演習 | ||||||
教室 /Classroom |
西2号館E213/E213 | ||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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竹林 明/TAKEBAYASHI Hajime | 観光学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
ケースス・タディの方法論に関する文献を輪読する。 ケース・スタディは観光研究においてもアプローチとして取り組みやすく多数採用されている。取り組みやすい反面、リサーチ戦略が十分でない場合、科学的精緻性に欠け、時として遠足の感想文のようになってしまうとい脆弱性を有する。 本講義では、観光学でよく採用されるケース・スタディについてその精緻化に必要なリサーチ戦略について文献購読を通じて理解を深めていく。 |
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到達目標 /Course Objectives |
ケーススタディにおけるリサーチ戦略を理解し、実際のケーススタディに活用できるようになる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
講義での報告内容、最終レポートを総合して評価する。 |
教科書 /Textbook |
ロバート K.イン(近藤公彦訳)『新装版 ケース・スタディの方法[第2版]』千倉書房 ISBN978-4-8051-0977-9 受講者各自で用意ください。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
記載事項なし |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
受講者の皆さんには、各章を担当し報告していただきます。しっかりとした報告をするようにしてください。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
日本語で専門書を読む能力。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
記載事項なし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
担当相以外についても各自サマリーを作成する。 |
その他連絡事項 /Other messages |
記載事項なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
実際のケーススタディ論文を方法論の視点から精読する。 アクティブラーニング実施要項⑧ |
オフィスアワー /Office Hours |
水曜日1230-1300 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
TL0004J10099D511 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | 講義概要 | 輪読する書籍についての概要の説明 講義の意図と進め方について説明 |
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2 | 2 | リサーチ戦略としてのケーススタディ1 | リサーチを実施する上でケーススタディを採用するために必要な基礎知識について | |
3 | 3 | リサーチ戦略としてのケーススタディ2 | ケーススタディと他のリサーチ戦略比較 異なったタイプのケーススタディについて |
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4 | 4 | ケーススタディの設計1 | ケーススタディの一般的アプローチについて | |
5 | 5 | ケーススタディの設計2 | リサーチ設計の質を判断する基準 ケーススタディをデザインする |
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6 | 6 | ケーススタディの実施1 | ケーススタディに必要なスキル ケーススタディを行うために必要なトレーニングについ |
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7 | 7 | ケーススタディの実施2 | ケーススタディプロトコールについて パイロット・ケーススタディについて |
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8 | 8 | ケーススタディの実施3 | エビデンスの収集について エビデンス源について |
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9 | 9 | ケーススタディの実施4 | データ収集の3原則について | |
10 | 10 | ケーススタディのエビデンスの分析1 | 一般的な分析戦略 主要な分析方法 |
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11 | 11 | ケーススタディのエビデンスの分析2 | 主要でない分析方法 質の高い分析を求めて |
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12 | 12 | ケーススタディ・リポートの作成1 | ケーススタディの読み手について ケーススタディ作成の種類 |
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13 | 13 | ケーススタディ・リポートの作成2 | ケーススタディ作成の例示的構造 ケーススタディリポートの実施 模範的ケーススタディとは |
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14 | 14 | ケーススタディ論文の論評 | 任意のケーススタディ論文を取り上げ論評を試みる | |
15 | 15 | 終わりに | ケーススタディと単なるサーベイ(事例紹介・実態調査)との違いを認識し、質の高いケーススタディについて確認する。 |