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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/09 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
地域形成史/History of Regional Formation
時間割コード
/Course Code
T4T10630_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学部/Faculty of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 3, 火/Tue 4
開講区分
/Semester offered
第3クォーター/3Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
永瀬 節治/NAGASE Setsuji
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東1号館E1-301/E1-301
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
観光学部 専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
永瀬 節治/NAGASE Setsuji 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
地域資源の活用や地域の活性化に取り組む上では、その地域の特色、アイデンティティがどのように形づくられ、育まれてきたのかを知ることが欠かせない。そのためには、地域の成り立ちや変遷、地域の発展のために尽力してきた先人の取り組みを俯瞰的に捉え、その成果と課題をそれぞれの時代背景とともに理解し、これからの地域づくり・まちづくりの足がかりとすることが重要である。本講義では、日本の前近代までの地域形成のあり方を概観した上で、近代化の過程で導入され、時代に応じて制度や手法を発展させながら都市・地域の空間形成を規定してきた都市計画、高度成長期に行政主導型の計画・事業の弊害に対する市民運動から発展したまちづくり、人口減少社会に突入した近年の都市再生・地域再生までの流れを、代表的な事例も交えながら時系列的に辿り、地域の物的・社会的環境の改善・向上を図るための計画・構想と実践のあり方に対する洞察力と思考力を身につけることを目的とする。
到達目標
/Course Objectives
都市・地域の物的・社会的条件とその歴史的背景、これまでの都市計画・まちづくりに関する取り組みの蓄積、それらの成果と課題を踏まえ、これからの都市・地域のより良い環境形成のあり方を考察することができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
毎週の小課題50%、最終レポート50%
※小課題は穴埋め式問題および記述式問題で構成し、各回の内容に対する理解度と応用力を評価します。
※最終レポートは和歌山市を対象として、歴史的経緯を踏まえたまちづくりの取り組み等を提案する内容とします。本講義全体の内容に基づく知識の応用力、都市・地域に対する構想力を総合的に評価します。
教科書
/Textbook
特に指定しない。講義の中で適宜参考文献を示す。
参考書・参考文献
/Reference Book
鈴木博之(1999)『日本の近代 10 都市へ』中央公論新社 978-4124901108
石田頼房(2004)『日本近現代都市計画の展開ー1868-2003』自治体研究社 978-4880374079
高見沢実(2000)「初学者のための都市工学入門」鹿島出版会 978-4306033023 2530円
西村幸夫編(2007)『まちづくり学』朝倉書店 978-4254266320 3045円
中島直人他(2018)『都市計画学: 変化に対応するプランニング』学芸出版社 978-4761526894 3080円
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
積極的にさまざまな都市や地域を体験し、居心地の良い空間、魅力的な場所を受け止める感性を磨いておくことが、講義内容の理解に役立ちます。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
特になし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
観光空間計画論
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間(課題に取り組む時間を含む)を行ってください。さらに、毎回の講義で得た知識は、日常的に接する都市空間や、インターネット等で得られた身近な都市・地域の取り組みの事例と照らし合わせながら調査・考察を行うなど、各自の関心を深める形での自主的学修を求めます。
その他連絡事項
/Other messages
授業の順序・内容は一部変更する場合があります。
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
最終課題については、和歌山市内の実例を各自で調査し、これまでの歴史的経緯と現在の空間資源の潜在力等を考慮した改善策を提案する課題を出す予定です。
【「アクティブラーニング」実施要項⑤⑥】
オフィスアワー
/Office Hours
火曜12:30~13:00 ※事前にメール(snagase@wakayama-u.ac.jp)等により予約を行ってください。
科目ナンバリング
/Course Numbering
T23003J01000T281
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 10/1・3限 ガイダンス: 地域形成と都市計画・まちづくり パワーポイントによる対面での座学授業(以下同様)
2 10/1・4限 都市・集落の成り立ちとかたち
3 10/8・3限 近代化と都市計画
4 10/8・4限 田園都市と郊外開発
5 10/22・3限 昭和初期の都市計画と戦災復興
6 10/22・4限 戦後の都市計画と国土開発
7 10/29・3限 都市計画と地方分権・住民参加
8 10/29・4限 まちづくりの胎動
9 11/5・3限 町並み保存運動の展開
10 11/5・4限 アーバンデザインの潮流
11 11/12・3限 中心市街地の再生
12 11/12・4限 都市再生とエリアマネジメント
13 11/19・3限 景観、歴史文化を活かしたまちづくり
14 11/19・4限 観光振興と観光まちづくり
15 11/26・3限 災害復興と防災・減災のまちづくり

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