シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/09 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
観光史(t)/History of Tourism
時間割コード
/Course Code
T4T10545_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学部/Faculty of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 1, 月/Mon 2
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
遠藤 理一
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
西4号館T101/T101
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
観光学部 専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
遠藤 理一 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
観光史は現在の観光がどのような背景やメカニズムをもって動いているのかについて、実例をもとに考えることができる分野です。この科目では主に欧米と日本の近現代の観光の歴史について学び、マスツーリズム、万国博覧会、修学旅行、新婚旅行、若者の旅行、アジアへの旅行、復興ツーリズム、インバウンドツーリズムなどの観光現象がどのように産業化、帝国主義・植民地主義、戦災・震災と復興、グローバル化といった社会現象との関わりのなかで生まれてきたのか、そして観光が社会にどのようなものを付け足すのかについて考えていきます。
到達目標
/Course Objectives
①過去の観光現象について、それがなぜ起こっていたのかを当時の歴史的文脈から考えられるようになる。②観光産業・観光政策・観光旅行について歴史的視座から考えを深める。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
授業第15回目に行う試験(100%) 試験の形式は講義中に説明する。
教科書
/Textbook
教科書は指定しない。受講上必要な資料はmoodleにアップする。
参考書・参考文献
/Reference Book
白幡洋三郎, 1996, 『旅行ノススメ 昭和が生んだ庶民の新文化』中央公論新社. 978-4121013057
ケネス・ルオフ, 2010, 『紀元二千六百年ーー消費と観光のナショナリズム』朝日新聞出版. 978-4022599728 1650円
山口誠, 2010, 『ニッポンの海外旅行ーー若者と観光メディアの50年史』筑摩書房. 978-4480065599 
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
講義中ではそれぞれの時期の基本的な社会状況についても説明するので、歴史に詳しくない方でも受講できます。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
記載なし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
記載なし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
観光関連報道に注目すること
授業前に2時間、授業後に1時間程度の学習時間を確保が必要です。
その他連絡事項
/Other messages
記載なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
アクティブ・ラーニング実施要項5, 10
オフィスアワー
/Office Hours
火曜3限
科目ナンバリング
/Course Numbering
T80022J01000T131
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 イントロダクション
近代とは
授業の進め方、試験の形式について理解する
近代について産業化・都市化の視点から学ぶ
2 2 近代ツーリズムの黎明① トマス・クックの観光事業の系譜を学ぶ
3 3 近代ツーリズムの黎明② 万国博覧会、世界旅行について学ぶ
4 4 日本近代ツーリズムの黎明① 欧化政策、外交の視点から喜賓会の事業を知る
5 5 日本近代ツーリズムの黎明② 日本を訪れた欧米人の経験を学ぶ
6 6 帝国主義・植民地主義と観光① ナチスやファシズム党の観光政策を学ぶ
7 7 帝国主義・植民地主義と観光② 日本人の植民地観光、国際観光事業を学ぶ
8 8 江戸の旅文化/近代日本の大衆観光/関西の旅行文化 近代日本の大衆観光を学ぶ
9 9 占領期日本の米軍ツーリズム 敗戦後の日本における米軍関係者のツーリズムについて学ぶ
10 10 占領期日本の国際観光事業/連合軍関係者の旅行経験 敗戦後の日本の国際観光事業と当時の連合軍関係者の旅行経験について学ぶ
11 11 高度経済成長期のツーリズム ソーシャルツーリズム、修学旅行、新婚旅行の歴史を学ぶ
12 12 若者のツーリズム 1970年代以降の若者の観光旅行について学ぶ
13 13 アジアへの観光 アジアへの日本人による旅行について学ぶ
14 14 震災・戦災・復興とツーリズム 復興とツーリズムの関係について学ぶ
15 15 講義のまとめと試験

科目一覧へ戻る