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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/04/01 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
観光史(t)/History of Tourism
時間割コード
/Course Code
T4T10545_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学部/Faculty of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 3, 月/Mon 4
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
遠藤 理一
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
西4号館T101/T101
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
観光学部 専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
遠藤 理一 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
この授業のねらいは、近代観光の歴史を学ぶことを通じて観光事業や観光旅行が存在していることの歴史的条件や、その性質についての理解を深めることにあります。そのために19C英国における近代観光の誕生にはじまり、日本の開国・近代化の中で観光事業が行われていく過程を学んでいきます。そうして歴史的に観光事業がどのようなものとして期待され、実施されてきたのか、それに合わせてどのような新しい伝統・習慣が人々のあいだに形成されたのかを知るとともに、近代化・資本主義・西洋化・植民地主義など近代史の重要なキーワードに観光がどのように関わってきたのかを学びます。
到達目標
/Course Objectives
①過去の観光現象について、それがなぜ起こっていたのかを当時の社会背景との関わりから考えられるようになる。②歴史的事例をもとに、観光と近代化・資本主義・西洋化(あるいはグローカリゼーション)、植民地主義との関わりを理解し、説明・記述できるようになる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
リアクションペーパー(40%)、期末試験(60%)
教科書
/Textbook
教科書は指定しない。受講上必要な資料はmoodleにアップする。
参考書・参考文献
/Reference Book
白幡洋三郎, 1996, 『旅行ノススメ 昭和が生んだ庶民の新文化』中央公論新社. 978-4121013057 絶版(和歌山大学図書館に所蔵あり)
ケネス・ルオフ, 2010, 『紀元二千六百年ーー消費と観光のナショナリズム』朝日新聞出版. 978-4022599728 1650円
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
記載事項なし
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
記載事項なし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
記載事項なし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業前に1時間、授業後に2時間程度の学習時間の確保を推奨します。
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習
(アクティブ・ラーニング実施要項7)
オフィスアワー
/Office Hours
月曜2限。事前にメールで連絡すること(endo3410@wakayama-u.ac.jp)
科目ナンバリング
/Course Numbering
T80022J01000T131
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1 イントロダクション
授業の概要と流れについて理解する
2 2 19世紀イギリスにおける近代観光① 19世紀イギリスにおけるツーリズム誕生について、産業化・都市化との関わりとともに学ぶ
3 3 19世紀イギリスにおける近代観光② 19世紀イギリスにおけるツーリズム誕生について、産業化・都市化との関わりとともに学ぶ
4 4 近代日本における国際観光事業① 幕末からに1930年代おける日本における国際観光事業について、欧化政策やナショナリズム、国際貿易との関わりとともに学ぶ
5 5 近代日本における国際観光事業② 幕末からに1930年代おける日本における国際観光事業について、欧化政策やナショナリズム、国際貿易との関わりとともに学ぶ
6 6 近代日本における国際観光事業③ 幕末からに1930年代おける日本における国際観光事業について、欧化政策やナショナリズム、国際貿易との関わりとともに学ぶ
7 7 近代日本における国際観光事業④ 幕末からに1930年代おける日本における国際観光事業について、欧化政策やナショナリズム、国際貿易との関わりとともに学ぶ
8 8 近代日本の人々の観光文化① 日本の人々の観光文化の変遷について、(とくに関西地域の)鉄道会社や寺社の事業とともに学ぶ
9 9 近代日本の人々の観光文化② 日本の人々の観光文化の変遷について、(とくに関西地域の)鉄道会社や寺社の事業とともに学ぶ
10 10 近代日本の人々の観光文化③ 日本の人々の観光文化の変遷について、(とくに関西地域の)鉄道会社や寺社の事業とともに学ぶ
11 11 植民地主義と観光① 日本の植民地における国際・国内観光事業について学ぶ
12 12 植民地主義と観光② 日本の植民地における国際・国内観光事業について学ぶ
13 13 占領期日本の観光① 敗戦後の日本における米軍将兵のツーリズムについて学ぶ
14 14 占領期日本の観光② 敗戦後の日本の国際観光事業を学ぶ
15 15 占領期日本の観光③ 1950年代日本の人々の観光旅行、およびその後の現代観光史の概要を学ぶ
試験を行う
16 16 科目修得試験

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