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科目一覧へ戻る | 2024/09/09 現在 |
開講科目名 /Course |
観光と社会/Tourism and Society | ||||||
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時間割コード /Course Code |
T4T10510_T1 | ||||||
開講所属 /Course Offered by |
観光学部/Faculty of Tourism | ||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||
曜限 /Day, Period |
月/Mon 3, 月/Mon 4 | ||||||
開講区分 /Semester offered |
第1クォーター/1Q | ||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||
主担当教員 /Main Instructor |
金 明柱 | ||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-203/E1-203 | ||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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金 明柱 | 観光学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
近年の観光において、観光客が地域文化をより深く理解し、住民との交流ができる観光形態が注目されています。また、各地で観光まちづくりが進められていく過程で、住民が地域のことをより知ることになり、住民同士のつながりが深まるなど、観光を通じた社会関係の形成もみられています。 この授業では、地域・都市社会学や観光社会学を手掛かりに、観光における多様な交流のあり方について検討していきます。「地域」「場所」「社会関係」「交流」といったキーワードを中心に、(1)人びとのつながりを生み出す場所の特性、(2)交流が重要な目的となる観光、(3)国際観光における交流の在り方について、諸事例を用いながら解説していきます。 |
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到達目標 /Course Objectives |
(1)観光を分析するための方法論について理解を深め、それらを用いて近年の様々な観光現象を分析し、説明できるようになること。 (2)地域社会における観光の役割や人びとの対面的なコミュニケーションの重要性について自分なりの視点を持ち、説明できるようになること。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
(1)授業への参加度 20% (2)レスポンスペーパー 20% (3)中間レポート 30% (4)期末レポート 30% |
教科書 /Textbook |
教科書の指定はしません。適宜資料を配布します。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
森岡清志編(2008)『地域の社会学』 有斐閣 ISBN-13 : 978-4641122710 2090円 田所承己(2017)『場所でつながる/場所とつながる――移動する時代のクリエイティブなまちづくり』弘文堂 ISBN-13 : 978-4335551871 2420円 レイ・オルデンバーグ(2013)『サードプレイス――コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」』みすず書房 ISBN-13 : 978-4622077800 4620円 そのほか、授業内で適宜紹介します。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
この授業は講義が中心ではありますが、グループディスカッションやアンケートなども実施する予定ですので、履修者の積極的な参加が求められます。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
特にありません。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
特にありません。 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
予習(60分):事前配布資料がある場合、資料を確認し感想や質問をまとめておいてください。事前配布資料がない場合は、各自関連した記事を検索し、内容をまとめておいてください。 復習(60分):授業資料をもう一度確認し、関連した参考文献を調べてみてください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特にありません。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
授業終了後に提出するレスポンスペーパー(各授業の理解度確認、質問等で構成)は、次回の授業で代表的な意見や面白い内容を紹介しながらフィードバックします。自分の意見をしっかりまとめると同時に、他の履修学生の意見や考え方もぜひ参考にしてください。 |
オフィスアワー /Office Hours |
授業終了後の時間に実施します。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
T08003J01000C211 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1回 | ガイダンス | 授業の概要、進め方、評価方法などについての解説 | |
2 | 2回 | キー概念の共有 | 「地域」「コミュニティ」「つながり」について考える | |
3 | 3回 | つながりが生まれる場所(1) | パブリックスペース/社会的インフラ | |
4 | 4回 | つながりが生まれる場所(2) | サードプレイス | |
5 | 5回 | つながりが生まれる場所(3) | 媒介的空間 | |
6 | 6回 | つながりが生まれる場所(4) | リノベーションまちづくり | |
7 | 7回 | 交流を生み出す観光の仕組み(1) | ユースホステル | |
8 | 8回 | 交流を生み出す観光の仕組み(2) | まち歩き観光 | |
9 | 9回 | 前半の振り返り | 中間レポートの紹介/グループディスカッション | |
10 | 10回 | 交流を生み出す観光の仕組み(3) | コンテンツツーリズム | |
11 | 11回 | 交流を生み出す観光の仕組み(4) | バックパッカーの観光文化 | |
12 | 12回 | 観光と国際理解(1) | 東アジア観光客による日本旅行 | |
13 | 13回 | 観光と国際理解(2) | 対馬における国境観光 | |
14 | 14回 | 観光と国際理解(3) | 日本人の韓流観光 | |
15 | 15回 | 全体の振り返り | 期末レポートの紹介/グループディスカッション |