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科目一覧へ戻る | 2025/04/01 現在 |
開講科目名 /Course |
プロジェクト演習/Activity for Project | ||||||||
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時間割コード /Course Code |
T4T10499_To | ||||||||
開講所属 /Course Offered by |
観光学部/Faculty of Tourism | ||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||
曜限 /Day, Period |
他/Otr | ||||||||
開講区分 /Semester offered |
通年/a normal year | ||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
吉田 道代/YOSHIDA Michiyo | ||||||||
授業形態 /Lecture Form |
演習 | ||||||||
教室 /Classroom |
西4号館K208/K208 | ||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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吉田 道代/YOSHIDA Michiyo | 観光学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
近年、世界では国際旅行者が増加しており、多くの国がこうした旅行者を対象とした観光戦略を策定・実践している。日本もこの流れに乗り、国際旅行者を重視した観光戦略を展開し、訪日外国人旅行者が増加した。これにより、日本では訪日外国人旅行者と受け入れ側の文化の交流が、双方にとって歓迎されうると同時に、摩擦の原因となりうると認識されるようになった。そこで、本授業では「文化に焦点を当てた観光の国際比較」をテーマとし、各国・地域の観光資源・文化的価値観・観光スタイルの違いを分析する。 また、文化的な違いが観光客のニーズや受け入れ側の対応にどのように影響を与えるか、観光宣伝・旅行企画・ツアーの実施において、文化的要素がどのように考慮されているかを検討する。 そのために、文献講読、観光局(または観光協会、旅行会社)を対象とする調査、さらに約80ヵ国がブースを設けるツーリズムEXPO(2025年は愛知県で開催)の視察を通じて学びを深める。 |
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到達目標 /Course Objectives |
旅行者の文化と結びついたニーズや旅行スタイルを理解するとともに、観光地が単に旅行者のニーズに迎合するのではなく、地域の文化やこれと関わる魅力を効果的に伝える方法を考える。そのために必要な基礎的な知識と感覚を培うことを目的とする。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
以下の課題への取り組みで総合的に評価します。 ①文献講読と内容の発表 ②観光局(あるいは観光協会、旅行会社)を対象とする調査 ③ツーリズムEXPOの視察 ④上記①~③をふまえたレポート |
教科書 /Textbook |
宮森千嘉子・宮林隆吉 (2019)『経営戦略としての異文化適応力 ホフステードの6次元モデル実践的活用法』日本能率協会マネジメントセンター.(1980円) |
参考書・参考文献 /Reference Book |
初回ガイダンスにて、説明する。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
記載事項なし |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
観光局(あるいは観光協会、旅行会社)に対する調査およびツーリズムEXPO視察が必須です。 観光局(あるいは観光協会、旅行会社)によっては、オンラインやメールでの調査になる可能性もあります。 以下の費用がかかります。 ・ 教科書:1980円 ・観光局(あるいは旅行会社)の訪問にかかる交通費:約2500円(和歌山大学前駅起点に大阪市を訪問する場合の往復。費用は、訪問先によって異なります。) ・ツーリズムEXPO会場のAICHI SKY EXPOとの往復交通費:約15000円(和歌山大学前駅起点で往復・新幹線利用なし) ・ツーリズムEXPO参加にかかる宿泊費:10000~20000円(宿泊施設によって値段が異なります、) |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
「観光とダイバーシティ」 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
発表の準備やレポートの作成は授業時間外に、各自で行います。 |
その他連絡事項 /Other messages |
座学の授業(文献講読・発表)は、6月28日(土)、7月19日(土)、9月19日(金)・30日(火)に実施します。その他に、学生が各自で行う調査・ツーリズムEXPO視察があります。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
以下の文献を読んで下さい。 G. J. ホフステード・M. ミンコフ (著),/岩井八郎・岩井紀子 (訳)(2013)『多文化世界 -- 違いを学び未来への道を探る』(原書第3版)有斐閣社 |
オフィスアワー /Office Hours |
木曜日:14:50~16:20 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
TN0002J00100T261 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1・2回 | ・ガイダンス ・国際文化比較と観光 ・調査準備 |
・教員による授業計画およびホフステードの国際文化比較論の観光への応用についての説明 ・グループを決め、観光局(あるいは観光協会、旅行会社の実践)を選び、調査に関する打ち合わせ |
6月28日(土)3・4限に実施 |
2 | 3・4・5回 | 文化の相違に配慮した観光サービスの提供 | ・教科書『経営戦略としての異文化適応力 ホフステードの6次元モデル実践的活用法』の内容の発表 ・観光局(あるいは観光協会、旅行会社)による国際旅行者を対象とする事業についての調査計画の発表 |
7月19日(土)3・4・5限に実施 |
3 | 6・7・8回 | 観光局(あるいは観光協会、旅行会社)の実践についての調査と結果報告の準備 | 学生がチームで調査を行い、口頭発表の準備を行う。 | 各チームの調査計画に沿って実施 |
4 | 9・10回 | ・調査結果の発表 ・ツーリズムEXPOの視察準備 |
・観光局(あるいは観光協会、旅行会社)の実践についての調査結果を発表する。 ・ツーリズムEXPO視察の計画を立てる。 |
9月19日(金)3・4限 |
5 | 11・12・13回 | ツーリズムEXPOの視察 | ・国・地域による宣伝の違い、日本人を対象とする各国・地域の観光宣伝の工夫について学ぶ。視察結果をレポートにまとめる。 | 9月25~28日のいずれか1日 |
6 | 14・15回 | ・視察結果についての発表 ・総括 |
ツーリズムEXPOで得られた知見を共有し、ホフステードの国際文化比較論を参照しながら、各国・地域の文化の違いの影響やこれに対する配慮について議論する。 | 9月30日(火)3・4限 ・レポートの提出 |