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科目一覧へ戻る | 2025/04/01 現在 |
開講科目名 /Course |
プロジェクト演習/Activity for Project | ||||||||
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時間割コード /Course Code |
T4T10499_Tj | ||||||||
開講所属 /Course Offered by |
観光学部/Faculty of Tourism | ||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||||
曜限 /Day, Period |
月/Mon 5 | ||||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
永瀬 節治/NAGASE Setsuji | ||||||||
授業形態 /Lecture Form |
演習 | ||||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-205/E1-205 | ||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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永瀬 節治/NAGASE Setsuji | 観光学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
和歌山市は、江戸時代は55万5千石の紀州藩(紀州徳川家)の城下町として栄え、近代以降は県庁所在地として発展したが、高度成長期以降の産業構造の変化や、モータリゼーション・郊外開発の進展のなかで、 1980年代をピークに人口は減少に転じ、特に城下町に由来する中心市街地は著しく衰退してきた。 近年は、空き店舗・空きビル等のリノベーションによる新たな事業や、公共空間を市民の憩いの場として再生する取り組みが行われ、一方で和歌山市駅などの再開発や大学誘致などの施策も進められてきました。そうしたなかで、もともと商業集積地でもある中心市街地を支えてきた商業などの生業は、これからどのような存在としてあるべきかが問われる状況にある。 本演習では、和歌山市の歴史的市街地で長年にわたって生業を営む事業者を「地域資源」として捉え、これまでの歩みや現在・これからの事業のあり方についてお話を伺うなかで、その価値を掘り下げて把握し、さらにその内容を対外的に発信するためのストーリーとして編集する作業を通じて、地方都市のまちづくりを取り巻く社会環境に対する洞察力を養うことを目的とする。なお本演習はグループワークを中心に実施する。 |
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到達目標 /Course Objectives |
一連の演習での調査やグループワークをを通じて、和歌山市内の歴史ある事業者の特色や、過去から現在・今後の展望に至るタイムラインに沿った事業内容等の展開、地域との関わりについて多角的に理解するとともに、それらを一つのストーリーとして整理し、組み立てることができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
以下の3点に分けて評価する。 1)グループワークへの参加状況【20%】 :グループワークにおいて一定の役割を果たし、作業に貢献しているか。 2)グループ毎の成果物※【40%】※調査した事業者のストーリーをまとめた公開用記事(案)の作成 :調査した内容を的確かつ正確に表現し、わかりやすく整理・編集されているか。 3)演習全体を通じた学びに関する個人レポート【40%】 :調査やグループワークを通じて得た学びについて、具体的かつ適切に総括できているか。 |
教科書 /Textbook |
特に指定しない。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
参考文献・資料は演習の中で適宜示します。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
1)本演習では地域の事業者へのヒアリング調査等を実践するため、先方の都合に応じてスケジュール変更や規定のコマ以外での作業が想定されます。履修者の都合も踏まえて調整しますが、あらかじめご了承ください。 2)大学から和歌山市駅までの交通費は自己負担となります。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
大学から和歌山市駅までの交通費は自己負担となります。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
記載事項なし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
演習で扱う素材や議論した内容、新たに得た情報に関する資料収集・整理を行なってください(毎週2時間程度)。 |
その他連絡事項 /Other messages |
担当教員(永瀬)が関わっている和歌山市駅前の公民学連携のまちづくりについては、(一社)市駅グリーングリーンプロジェクトのHP「しえきのいま」(https://shiekiggp.com)を参照しておいてください。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
演習内では、グループで和歌山市内の事業者に関する調査(聞き取り、資料収集)を行い、成果物を作成します。 身近な地域にある歴史ある道や建物、店舗、産業などに関心を持ち、ニュースやWeb上の関連情報にも接しておくことが、演習内容の理解に役立ちます。 【「アクティブ・ラーニング」実施要項⑥⑩】 |
オフィスアワー /Office Hours |
火曜・12:30〜13:00 ※出張等で不在の場合もあるため、事前にアポイントをとること。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
TN0002J00100T261 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1 | 和歌山市の歩みとまちなか再生 | レクチャー | |
2 | 2 | 和歌山市駅前のまちづくり | レクチャー | |
3 | 3 | 和歌山市駅周辺の現状を知る | フィールドワーク(現地観察) | |
4 | 4 | 事業者へのヒアリング調査に向けた準備 | レクチャーとグループワーク | |
5 | 5 | ヒアリング調査の準備(2)/事前調査(資料収集など) | グループワーク | |
6 | 6 | ヒアリング調査の実践(1) | フィールドワーク(グループでのヒアリング調査) | |
7 | 7 | ヒアリング調査の実践(2) | フィールドワーク(グループでのヒアリング調査) | |
8 | 8 | 調査結果のまとめ | グループワーク | |
9 | 9 | 中間発表 | 発表と講評 | |
10 | 10 | 事業者の歩みと特色を伝えるストーリーの作成(1) | グループワーク(追加調査、情報整理など) | |
11 | 11 | 事業者の歩みと特色を伝えるストーリーの作成(2) | グループワーク(追加調査、情報整理など) | |
12 | 12 | 事業者の歩みと特色を伝えるストーリーの作成(3) | グループワーク(追加調査、情報整理など) | |
13 | 13 | 成果物の作成 | グループワーク | |
14 | 14 | 成果物の作成/発表準備 | グループワーク | |
15 | 15 | 最終発表・まとめ | 発表と講評 |