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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/28 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
プロジェクト演習/Activity for Project
時間割コード
/Course Code
T4T10499_T8
開講所属
/Course Offered by
観光学部/Faculty of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 2
開講区分
/Semester offered
前期/the former term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
加藤 久美/KATO Kumi
授業形態
/Lecture Form
演習
教室
/Classroom
東1号館E1-205/E1-205
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
観光学部 課題解決力と自己学修能力 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
加藤 久美/KATO Kumi 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
この演習では「サステナブルツーリズム」(持続可能な観光)の中でも、特に「責任ある観光」(事業、行動)、それにより「訪問地域がより良くなる」ためには、どのような方策が考えられるか、について、多様なアプローチを検討、フィールドワークでは国内のベストプラクティス(例:京都または松本)にて、観光事業者の取り組みについて調査を行い、観光による地域貢献や事業の評価方法について検討していきます。
*課題:気候変動や環境保全、また社会への負荷(オーバーツーリズムなど)への責任は、観光が今や真剣に取り組まなければならない課題です。観光者、観光事業者、DMOや行政でも「責任ある観光」への対応が求められます。国際OTA Booking.comのSustainability Report 2023*3では、「もっとサステナブルな旅をしたい」と答えた旅行者は76%、実際にどのように探したら良いのかわからない(55%)、オプションはない(44%)、と答えた旅行者も多くいます。日本の観光においても「持続可能な観光ガイドライン」が発表され、持続可能な地域づくりが推進されています。
Sustainable & Regenerative tourism(サステナブルな再生のツーリズム)SDGsやサステナビリティの考えが普及する中、観光でも「サステナブルツーリズム」という考えが普及し、プラスチック・食品ロス・CO2排出、過剰な消費の削減やオーバーツーリズムの緩和、文化の維持継承など、これまで観光が引き起こしてきた数々の問題(地域への負荷)への責任を認識し、人が訪れることで地域が「疲弊する」のではなく「より良く」なる、という考えと転換して行っています。この演習では、まず、「地域をより良くする観光」へのアプローチを旅行者、事業者、マネジメント(行政・DMO)の立場から検討します。
到達目標
/Course Objectives
*アプローチ:よりサステナブルな観光へのアプローチは、交通手段の選択によるCO2削減のみならずZERO waste (廃棄物ゼロ)、ZERO plastic (特に使い捨てプラスチック)、ZERO food loss (食品ロス)、ZERO Hunger (飢餓)、ZERO poverty(貧困)など、多くの「ゼロ」目標があります。さらに、地域が「ありたい姿」を掲げ、それに観光客や事業者も参画し、ステークホルダー全体で取り組んでいくアプローチが今注目されており、ニュージーランド、パラオ、アイスランド、フィンランドなどはその取り組みの効果が見えつつあります。
*企画:京都では「京都モラル」というビジョンを発表し、それにコミットしている事業者の登録制度を始めました。事業者がどのように「責任ある事業を展開しているか」具体的事例が増えてきています。また、松本では、観光事業者が中心になった観光地域づくりが進んでいます。これらのベストプラクティスを参照し、持続可能な観光、観光事業のあり方を検討していきます。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
資料収集、グループ発表、FW企画、実行、まとめレポート
教科書
/Textbook
参考書・参考文献
/Reference Book
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
フィールドワークは一泊2日で実施予定。活動費(旅費・宿泊費・食費)が発生します。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
FWは京都、または松本市を予定しています。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
その他連絡事項
/Other messages
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
オフィスアワー
/Office Hours
科目ナンバリング
/Course Numbering
TN0002J00100T261
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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