シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/28 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
観光文化特殊講義C/Tourism and Culture C
時間割コード
/Course Code
T4T10476_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学部/Faculty of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 3, 木/Thu 4
開講区分
/Semester offered
第3クォーター/3Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
小野 健吉/ONO Kenkichi
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
学術情報センター第2演習室(西5号館)/学術情報センター第2演習室(西5号館)
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
観光学部 専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小野 健吉/ONO Kenkichi 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
・第1回のイントロダクションに続き、第2回から第5回の授業で、ユネスコが1972年に採択した「世界遺産条約」の理念や目的および条約成立から現在に至る経緯や現状における課題ならびに世界遺産に関連する憲章・条約等を概説したうえ、以後の授業では日本および海外の個別の世界遺産(文化遺産)について、必要に応じてユネスコウェブサイト上の英文説明等を読み、教員の現地での体験等も含めて紹介する。
・受講者は、世界遺産の理念・制度・課題等に関する知識を得た上で、日本および世界各地の個別の遺産の価値や特質等ならびにそれらを対象とした保存や観光の在り方に対する理解を深める。そのことにより、観光の観点からも注目度の高い世界遺産について、「観光を楽しむ立場」と「観光を楽しませる立場」の両面での能力を身につける。
到達目標
/Course Objectives
・「世界遺産条約」の理念や目的および条約成立から現在に至る経緯や現状における課題ならびに世界遺産に関連する憲章・条約等の概要を他者に説明できる。
・日本および海外の世界遺産の事例を通じ、各世界遺産の現状・特質やその保存ならびに観光資源としての適切な活かし方についての考えを持つことができる。
・世界遺産の観光を真に楽しむとともに、他者を案内して楽しませることができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
<成績評価の方法>
・授業への参加・授業での理解状況ならびに最終授業終了後の単位認定試験により評価する。
・比率は、授業への参加・授業での理解状況30%、単位認定試験70%。
<成績評価の基準>
・「世界遺産条約」の理念や目的および条約成立から現在に至る経緯や現状における課題ならびに世界遺産に関連する憲章・条約等の概要を十分に理解できているか。
・主に授業で取り扱った日本および海外の世界遺産の現状・特質やその保存ならびに観光資源としての適切な活かし方について理解し、自らの考えを持てているか。
・世界遺産の観光を深く楽しんだ経験あるいは楽しむ意欲があるか。
教科書
/Textbook
特になし。
参考書・参考文献
/Reference Book
・西村幸夫(編)『世界文化遺産の思想』 2017東京大学出版会、ISBN:4130230743
・『世界遺産大辞典<上>』『世界遺産大辞典<下>』2020マイナビ出版、ISBN:978-4839971793
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
ユネスコウェブサイト上の英文説明等を、辞書を使用しながら理解できる程度の英語力を求める。授業で取り上げる事例については、前回までにURL等を通知するので、必ず予習して授業に臨むこと。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
記載事項なし
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
記載事項なし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
「紀伊山地の霊場と参詣道」「百舌鳥・古市古墳群」をはじめ近畿地方等に所在する世界遺産を積極的に見学してください。上記見学を含め、全体で準備学習30時間と復習30時間を行ってください。
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
記載事項なし
オフィスアワー
/Office Hours
非常勤講師であるため、授業前後の対応のみとなります。
科目ナンバリング
/Course Numbering
T80023J01000C211
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回  イントロダクション(概要説明)  世界遺産の概要および授業の進め方等について説明する。
2 第2回  世界遺産条約の成立と理念等 世界遺産条約の成立に至る経緯ならびにその基本となる理念等について解説する。
3 第3回  世界遺産条約における用語/世界遺産の成功要因と批判等 世界遺産条約に関連する各種用語を解説し、一般に成功した条約とされる世界遺産条約の成功要因と世界遺産に対する批判等を解説する。
4 第4回  世界遺産として注目される分野/世界遺産と観光 世界遺産として特に注目される分野を紹介し、世界遺産と観光との関係について解説する。
5 第5回 世界遺産条約に関連する条約・憲章等 世界遺産条約に関連する国際条約・憲章・文書等について解説する。 
6 第6回 日本の世界遺産(1) 日本に所在する世界遺産の事例を取り上げ、その概要と適用された評価基準・真正性・完全性についてユネスコのウェブサイト等を読みながら解説する。
7 第7回 日本の世界遺産(2) 日本に所在する世界遺産の事例を取り上げ、その概要と適用された評価基準・真正性・完全性についてユネスコのウェブサイト等を読みながら解説する。
8 第8回 日本の世界遺産(3) 日本に所在する世界遺産の事例を取り上げ、その概要と適用された評価基準・真正性・完全性についてユネスコのウェブサイト等を読みながら解説する。
9 第9回 日本の世界遺産(4) 日本に所在する世界遺産の事例を取り上げ、その概要と適用された評価基準・真正性・完全性についてユネスコのウェブサイト等を読みながら解説する。
10 第10回 アジアの世界遺産(1) アジアに所在する世界遺産の事例を取り上げ、その概要と適用された評価基準・真正性・完全性についてユネスコのウェブサイト等を読みながら解説する。
11 第11回 アジアの世界遺産(2)  アジアに所在する世界遺産の事例を取り上げ、その概要と適用された評価基準・真正性・完全性についてユネスコのウェブサイト等を読みながら解説する。
12 第12回 ヨーロッパの世界遺産(1) ヨーロッパに所在する世界遺産の事例を取り上げ、その概要と適用された評価基準・真正性・完全性についてユネスコのウェブサイト等を読みながら解説する。
13 第13回 ヨーロッパの世界遺産(2) ヨーロッパに所在する世界遺産の事例を取り上げ、その概要と適用された評価基準・真正性・完全性についてユネスコのウェブサイト等を読みながら解説する。
14 第14回 北中米の世界遺産/オセアニアの世界遺産 北中米およびオセアニアに所在する世界遺産の事例を取り上げ、その概要と適用された評価基準・真正性・完全性についてユネスコのウェブサイト等を読みながら解説する。
15 第15回 まとめ  授業全体を取りまとめ、要点を示す。
16 第16回 単位認定試験 単位認定試験を実施する。単位認定試験においては、A4用紙(表裏使用可)に書いた自筆のメモ1枚のみ持ち込みを認める。

科目一覧へ戻る