![]() ![]() |
科目一覧へ戻る | 2025/04/01 現在 |
開講科目名 /Course |
観光文化特殊講義B/Tourism and Culture B | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
時間割コード /Course Code |
T4T10475_T1 | ||||||||
開講所属 /Course Offered by |
観光学部/Faculty of Tourism | ||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第4クォーター/4Q | ||||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 3, 水/Wed 4 | ||||||||
開講区分 /Semester offered |
第4クォーター/4Q | ||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
鍋倉 咲希/NABEKURA Saki | ||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||
教室 /Classroom |
西4号館T101/T101 | ||||||||
開講形態 /Course Format |
|||||||||
ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
|
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
鍋倉 咲希/NABEKURA Saki | 観光学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
本授業は国際社会における観光開発の問題と可能性を知ることを通じて、観光について多面的に、グローバルに考えることができる視野を養うことを目的としています。観光は人びとに「楽しみ」をもたらす現象ですが、観光地化の進展においては利点だけでなくさまざまな問題もみられます。授業では国際協力・開発援助の世界的な動向と、エコツーリズムやボランティアツーリズムなどの観光の事例を結びつけて考えることで、持続可能な観光のあり方について考えることを目指します。シラバスは授業の進め方によって変更することがあります。 |
---|---|
到達目標 /Course Objectives |
(1)国際協力・開発援助の世界的動向について説明することができる。 (2)観光開発の問題と可能性について考えることができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業への参加度(リアクションペーパー・ディスカッション)40%、期末レポート60% |
教科書 /Textbook |
とくに指定しない |
参考書・参考文献 /Reference Book |
『貧困の超克とツーリズム』(江口信清・藤巻正己編、明石書店、2010、ISBN: 9784750331690) 『国際協力と想像力――イメージと「現場」のせめぎ合い』(松本悟・佐藤仁編、日本評論社、2021、ISBN: 9784535559752) 『国際協力アクティブ・ラーニング――ワークでつかむグローバルキャリア第2版』(佐原隆幸・徳永辰己編、弘文堂、2024、ISBN: 9784335552137) |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
人数にもよりますが、本授業では一部グループ・ディスカッションを行うため、授業への積極的な参加を求めます。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
記載事項なし |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
記載事項なし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
観光開発にかかわる事例について知るために、事前学修2時間、事後学修2時間を目安とします。 |
その他連絡事項 /Other messages |
記載事項なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
映像作品についてグループ・ディスカッションを行います。また、レポートでは学生自らが具体的なテーマ・対象を決め、論理的に解を導き出すことを目指します。 【「アクティブ・ラーニング」実施要項4, 5, 10】 |
オフィスアワー /Office Hours |
担当教員研究室。金曜日2限 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
T80023J01000C211 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | イントロダクション | 国際協力と観光のかかわりについて理解する | |
2 | 2 | 地球規模の課題と取り組み | 環境、エネルギー、食糧、感染症など21世紀の国際的な問題とそれに対する取り組みを知る | |
3 | 3 | 国際協力・開発援助の展開 | 経済中心から人間中心へと変化してきた国際協力や開発援助の歴史的展開を知る | |
4 | 4 | 観光開発の基礎知識 | 観光開発の目的や観光地発展の基本的モデルを理解する | |
5 | 5 | 持続可能な観光に向けて① | コミュニティ・ベースド・ツーリズムを例に地域社会における観光開発の問題と可能性を考える | |
6 | 6 | 持続可能な観光に向けて② | エコツーリズムを例に自然資源の開発における問題と可能性を考える | |
7 | 7 | 持続可能な観光に向けて③ | ボランティアツーリズムを例に観光と貧困の問題を考える | |
8 | 8 | 持続可能な観光に向けて④ | エスニックツーリズムを例に観光と貧困の問題を考える | |
9 | 9 | 持続可能な観光に向けて⑤ | 狭義の観光だけでなく、国際協力を目的に移動する人びとの仕事について知る | |
10 | 10 | 映像作品視聴 | 『ラスト・ツーリスト』(2024)の鑑賞 | |
11 | 11 | グループ・ディスカッション | 映像作品を通して現代観光の問題について考え、議論する | |
12 | 12 | 国際観光をみる視点① | ツーリズム・リテラシーをキーワードに観光教育の未来について考える | |
13 | 13 | 国際観光をみる視点② | モビリティ・ジャスティスをキーワードに移動の格差について考える | |
14 | 14 | 国際観光をみる視点③ | フライトシェイム運動を例に観光と環境問題の関係を考える | |
15 | 15 | 全体のまとめ | 講義のふりかえりと総括 |