シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/09 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
観光経営特殊講義A/Tourism Management A
時間割コード
/Course Code
T4T10449_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学部/Faculty of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 1, 木/Thu 2
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
出口 竜也/DEGUCHI Tatsuya
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東2号館L201/東2号館L201
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
観光学部 専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
出口 竜也/DEGUCHI Tatsuya 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
この授業では、「経営人類学」と呼ばれる学問領域について学習します。経営人類学とは、経営学と人類学を融合した視点から個別の会社の価値観や振る舞い、そこで働く人々の仕事ぶりや生活パターンなど、主として文化的側面から比較し、その普遍性と個別性を検討する学問領域で、1990年代以降、国内外でその研究動向が注目を集めるようになっています。この学問領域を概観することで調査方法としてのフィールドワークの重要性を理解するとともに、会社の経営を文化相対主義的視点で分析する能力を養成していきます。その際、経営現場の最前線をフィールドワークしているゲスト講師(中村仁氏)もお招きし、フィールドを多面的に観察する際の視点を養成する方法についても学ぶ。
到達目標
/Course Objectives
文化相対主義的観点で組織経営の諸側面を観察する視点を身に付け、この視点で人間社会をとらえることにどのような意味や意義を説明できるようになった後に、観光経営にかかわるさまざまな現象や問題点を抽出し、検討できる能力を養成します。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
中間レポート(1回予定:30点)、最終課題(70点)で評価します。
到達目標、および文章表現力にもとづいて下記の評価基準を適用します。
 S:十二分に達成している(中間レポート27点以上、最終課題63点以上)
 A:十分に達成している(中間レポート24~26点、最終課題56~62点)
 B:達成している(中間レポート21~23点、最終課題49~55点)
 C:おおむね達成している(中間レポート18~20点、最終課題42~48点)
 不可:達成していない(中間レポート18点未満、最終課題42点未満)

教科書
/Textbook
中牧弘允・日置弘一郎編『テキスト経営人類学』東方出版 ISBN-10: 4862493661 2,200円
参考書・参考文献
/Reference Book
授業を通じて、数冊程度紹介する予定です。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
受講にあたっては、授業をしっかりと聞き、しっかりとノートをとるだけでなく、自らいろいろと調べた上で得られた知見をもとにレポートなどの課題に取り組んでください。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
レポート課題の提出はMoodleを使用します。提出にあたっては、様式と期日の厳守をお願いいたします。また、授業内でPCを使用する回もあります。事前に告知しますので、その際は各自持参してください。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
観光経営関連の科目
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
毎回、授業の最後の時間において準備学習および復習すべき課題を指示しますので、必ずそれらの課題におおむね1.5時間を使い、しっかりとこなした上で次回の授業に臨んでください。
その他連絡事項
/Other messages
記載なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
授業で取り上げた企業について、いろいろと調べてみてください。
オフィスアワー
/Office Hours
水曜日4時限 訪問先:西4号館 出口研究室
科目ナンバリング
/Course Numbering
T07083J01000M211
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1回目 イントロダクション-授業の目的と進め方-文化人類学とは何か(1) シラバス(授業概要、到達目標等)の説明
文化人類学の成立と歴史
2 2回目 文化人類学とは何か(2) 文化人類学の現状と課題
3 3回目 経営学からみた文化人類学の可能性 経営学からみた文化人類学の可能性
4 4回目 経営人類学の誕生と成果 日本における経営人類学誕生にかかわるエピソードと、その成果
5 5回目 経営人類学の成果(1) 会社とは何か?
6 6回目 経営人類学の成果(2) 会社における人間関係とは
7 7回目 経営人類学の成果(3) 会社はどのように機能するのか PC使用
8 8回目 経営人類学の成果(4) 会社は異文化とどのように接するのか PC使用
9 9回目 経営人類学の成果(5) なぜ、会社は協賛事業を行うのか PC使用
10 10回目 経営人類学の成果(6)
(中村仁氏)
イベントの現場はどうなっているのか
11 11回目 経営人類学の成果(7) なぜ、会社は博物館や美術館をつくるのか? PC使用
12 12回目 経営人類学の成果(8) 経営人類学から見た観光(1) PC使用
13 13回目 経営人類学の成果(9) 経営人類学からみた観光(2)
14 14回目 経営人類学の成果(10) これから会社はどこに向かうのか
15 15回目 まとめ 経営人類学の可能性

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