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科目一覧へ戻る | 2021/09/16 現在 |
開講科目名 /Course |
ホスピタリティ論/Hospitality Management |
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時間割コード /Course Code |
T4T10442_T1 |
開講所属 /Course Offered by |
観光学部/Faculty of Tourism |
ターム・学期 /Term・Semester |
2021年度/Academic Year 第4クォーター/4Q |
曜限 /Day, Period |
金/Fri 1, 金/Fri 2 |
開講区分 /Semester offered |
第4クォーター/4Q |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
竹田 明弘/TAKEDA Akihiro |
科目区分 /Course Group |
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授業形態 /Lecture Form |
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教室 /Classroom |
G-102教室/G-102 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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竹田 明弘/TAKEDA Akihiro | 観光学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
ホスピタリティとは、実務的には「心遣い」「もてなし」を意味する概念といわれる。ただし、学問的には、「ホスピタリティとはおもてなし」と言わないことのほうが多い。このような概念が議論されるようになったきた背景は、人が人に提供するサービスである対人サービスの位置づけが大きくなってきたこと、またサービス競争がいっそう激しくなってきたためである。このような経営環境の中で、従来の顧客満足経営だけでは、不十分といわざる状況になってきたのであろう。そこで、本科目ではホスピタリティとは何か。顧客サービスとホスピタリティでは何が違うのか。真の顧客満足、真のホスピタリティとは何かについて講義する。 |
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到達目標 /Course Objectives |
1.サービスとホスピタリティの相違がわかる 2.現場思考と一線を画し、管理者の視点からホスピタリティマネジメントをとらえることができる 3.観光関連産業においてホスピタリティの位置づけを把握できる |
教科書 /Textbook |
徳江順一郎『ホスピタリティマネジメント』同文館出版 ISBN-10: 4495381822 2640円 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
前田勇「現代観光とホスピタリティ」学文社 ISBN-10: 4762017345 2200円 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
みなさんは、これまで単語を暗記するという学習が多かったと思います。単語は記号にすぎません。意味を表象化するための記号です。それゆえ、言葉そのものにとらわれず、その言葉を使った人は、その言葉をどのような意味で使用しているかを理解してください。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
レポートを提出する方法について、講義形態が確定した後に、指示する。 原則として対面で実施できる場合・・小レポートは当日の講義終了後 原則としてオンライン、オンディマンドじ実施する場合・・・小レポートは当日の講義終了1週間後までに、ワードファイル添付で提出 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習0.5時間と復習1時間を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます。 不明な点、興味がある点があれば積極的に質問をすること。 |
その他連絡事項 /Other messages |
原則的にサービスマネジメント論と同時受講は認めない。ホスピタリティ論は1年次生、もしくは観光経営の基礎を念頭においた講義内容であり、サービスマネジメント論は上級生を念頭においた講義内容であるため。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
(15期)T228506PJ / T2285H04J |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
最終レポート70%(もしくは試験)+各回に不定期に実施される成果物30% 本講義の開講時にどのような形態で講義が実施できるか不透明である。講義開始時に評価方法についても変更する可能性がある。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
(11)学生が自身の学習進展の状況や到達レベルなどを客観的に把握・確認できる仕掛けをともなう学習として、不定期に理解度や、不明点などを問う課題をだす。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
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オフィスアワー /Office Hours |
水曜昼休み12時20分~13時 訪問場所:研究室 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | 本講義の構成、内容について | |
2 | 第2回 | 事例紹介 | ホスピタリティを実践している企業の事例 | |
3 | 第3回 | 事例紹介 | ホスピタリティを実践している企業の事例とともに、ホスピタリティの誤解について述べる | |
4 | 第4回 | ホスピタリティの現実 | 教科書第1章を中心に、ホスピタリティの誤解と、サービスとの共通点について述べる | |
5 | 第5回 | ホスピタリティの起源・語源と歴史 | 教科書第2章を中心にホスピタリティの起源と、歴史から、ホスピタリティの本源的意味について述べる。 | |
6 | 第6回 | ホスピタリティに関連する諸研究 | 教科書第3章を中心に、ホスピタリティはどのようなアプローチから研究されているかについて述べる | |
7 | 第7回 | サービス概念の把握 | 教科書第4章を中心に、ホスピタイティの関連概念であるサービスについて述べる | |
8 | 第8回 | サービスの特性とサービスマネジメント | 教科書第5章を中心に、サービスとは?および、サービスのマネジメントについての基礎について述べる | |
9 | 第9回 | ホスピタリティへのアプローチ | 教科書第6章を中心に、ホスピタリティと関係性マネジメントの関係について言及する | |
10 | 第10回 | 背景理論 | 教科書第7、8章を中心に、ホスピタリティの意義を関係性理論の視点から説明する | |
11 | 第11回 | トライアドモデルとホスピタリティマネジメント | 教科書第9、10章を中心にホスピタリティを複数の関係者との関連で説明する | |
12 | 第12回 | トライアドモデルの拡張とまとめ | 教科書11章、12章を中心に、ホスピタリティの広がりについて説明する | |
13 | 第13回 | ホスピタリティと経営戦略・マーケティング | 観光ビジネスの視点から、ホスピタリティと経営戦略、マーケティングの関連について述べる | |
14 | 第14回 | まとめ | 本講義のまとめ | |
15 | 第15回 | まとめと評価 | 本講義のまとめと確認、評価 |