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科目一覧へ戻る | 2025/04/01 現在 |
開講科目名 /Course |
観光文化特殊講義A/Tourism and Culture A | ||||||||
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時間割コード /Course Code |
T4T10426_T1 | ||||||||
開講所属 /Course Offered by |
観光学部/Faculty of Tourism | ||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||
曜限 /Day, Period |
月/Mon 3, 月/Mon 4 | ||||||||
開講区分 /Semester offered |
第3クォーター/3Q | ||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
遠藤 理一 | ||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||
教室 /Classroom |
西4号館T101/T101 | ||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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遠藤 理一 | 観光学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
この講義のねらいは、①自文化・異文化のイメージとは何かについて社会学的・歴史的に理解すること、②そうした理解をもとに、現代の観光現象を批判的に検討することである。イメージは観光客の旅行動機を形成する、観光現象にとって不可欠のものであり、特定のイメージは地域を特定の立場にしばるものでもあり、観光客や地域がそれぞれに自ら操作することで、自らのために活かす可能性にひらかれたものでもある。本講義では(セルフ)オリエンタリズム、文化、サブカルチャーといった概念を学びつつ、近現代日本の文化現象・観光現象を読み解いていく。事例としては観光現象とともにポピュラー音楽、文学作品を扱う。そして「観光文化」を越境的な社会的構造や社会問題、それを変革する可能性と関連付けて理解できるようになることを目指す。 |
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到達目標 /Course Objectives |
観光文化について、越境的な社会構造や社会問題、それを変革する可能性と関連付けて理解することができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
講義へのリアクション(40%)、レポート(60%)レポートの内容・形式等は、講義期間中に指示する。 |
教科書 /Textbook |
特定の教科書は定めず、必要な資料はMoodleで配布する。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
小暮修三, 2008, 『アメリカ雑誌に映る〈日本人〉――オリエンタリズムへのメディア論的接近』青弓社.(ISBN978-4-7872-3292-2、2,000円) 授業で使用するが、購入をもとめるものではない |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
記載事項なし |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
資料配布、リアクションやレポートの提出はMoodle経由で行うため、PCを持参すること。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
記載事項なし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
準備学修15時間(各授業あたり1時間)と復習30時間(各授業あたり2時間)を行うこと。授業は各自予習復習を行なっているという前提で進行する。 |
その他連絡事項 /Other messages |
記載事項なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し、学生自らが合理的な解を導き出す学習 / 学生自らが具体的なテーマや対象を設定する学習 / 発展的な課題に取り組むことを促す仕掛けをともなう学習 【「アクティブ・ラーニング」実施要項 ④,⑤,⑦】 |
オフィスアワー /Office Hours |
担当教員研究室。月曜2時限。事前にメール(endo3410@wakayama-u.ac.jp)連絡すること。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
T80023J01000C211 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1 | イントロダクション | 本講義の目的・進め方・成績評価について理解する。 | |
2 | 2 | 文化概念について |
文化概念に関する議論の流れを学ぶ | |
3 | 3 | 海外における日本イメージ① | オリエンタリズムの視点から、欧米における日本に関するメディア表象について学ぶ。 | |
4 | 4 | 海外における日本イメージ② | オリエンタリズムの視点から、欧米における日本に関するメディア表象について学ぶ。 | |
5 | 5 | 日本におけるセルフ・オリエンタリズム③ | セルフ・オリエンタリズムの視点から、日本における日本に関するメディア表象について学ぶ。 | |
6 | 6 | 日本におけるセルフ・オリエンタリズム④ | セルフ・オリエンタリズムの視点から、日本における日本に関するメディア表象について学ぶ。 | |
7 | 7 | 創られる地域イメージ① | 地域のイメージについてこれまで学んだ視点を活かして考えてみる。 | |
8 | 8 | 創られる地域イメージ② | 地域のイメージについてこれまで学んだ視点を活かして考えてみる。 | |
9 | 9 | コンテンツ・ツーリズム | コンテンツ・ツーリズムについて歴史的・批判的に考える。 | |
10 | 10 | 1970'-80' 日本国内のツーリズム | アンノン族、カニ族など1970'-80'日本国内における「若者」のツーリズムを考える。 | |
11 | 11 | バックパック・ツーリズム | バックパック・ツーリズムについて、これまで学んだ視点を活かして考える。 | |
12 | 12 | スラム・ツーリズム① | スラム・ツーリズムについて、これまで学んだ視点を活かして考える。 | |
13 | 13 | スラム・ツーリズム② | スラム・ツーリズムについて、これまで学んだ視点を活かして考える。 | |
14 | 14 | フード・ツーリズム | フード・ツーリズムについて、これまで学んだ視点を活かして考える。 | |
15 | 15 | マイノリティとツーリズム | 現代米国におけるアフリカ系アメリカ人のツーリズムやそれに関わる社会運動をもとに、人権の視点から観光文化を捉えなおしてみる。 |