シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/28 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
地域再生論/Basic for Regional Revitarization
時間割コード
/Course Code
T4T10419_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学部/Faculty of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 3, 水/Wed 4
開講区分
/Semester offered
第3クォーター/3Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
大浦 由美/OURA Yumi
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東1号館E1-103/E1-103
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
観光学部 専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大浦 由美/OURA Yumi 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
グローバル化と東京一極集中が加速するなかで,地域経済の衰退や少子高齢化の進行など,地域社会はかつてない困難に直面し,地域づくり・地域再生はいまや喫緊の課題です。こうしたなかで,観光による地域振興(観光まちづくり)が地域再生の有力な手段として注目されています。
この授業は(1)地域づくりをめぐる諸問題,(2)地域開発政策の展開,(3)地域再生の理論,(4)地域再生の事例的検討,(5)地域再生論まとめの5つの単元で構成しています。
この講義を受講することにより,これまでの地域づくり(地域開発政策)の歴史的展開の批判的検討を踏まえ,地域再生の課題を論理的に考察することができるようになること,また,地域再生の理論とこれまでの先進的な実践を理解することを通じて,地域の持続的発展にとって必要な要素とはなにか,そして,地域再生における観光の意義について多面的に論じることができるようになることを目標とします。
到達目標
/Course Objectives
①地域づくりを考えるための基本的な概念への理解およびこれまでの政策的展開や各地での実践に関する基礎的知識に基づいて,地域づくりのあるべき姿について批判的かつ多面的に論じることができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
講義では偶数回にミニレポートを課します。また,8回目に「中間レポート」,15回目に「最終試験」を課します。
・ミニレポート:授業への参加度を5点満点/回で評価します。(5点×6回=30点)
・中間試験:授業の理解度を10点満点で評価します,(10点×1回=10点)
・最終試験:課題に対する理解度・論理的思考(30点),適切な用語理解(30点)の2つの観点から60点満点で評価します。
それぞれの成績評定は次の区分で行います。3つの合計で60%以上の点を獲得した学生に単位を認定します。
 S:とても優秀である(90〜100%)
 A:優秀である(89〜80%)
 B:望ましい水準に達している(79〜70%)
 C:おおむね水準に達している(69〜60%)
 不可:水準に達していない(60%未満)
教科書
/Textbook
特に定めません。各回の授業で資料を配付します。
参考書・参考文献
/Reference Book
岡田知弘『地域づくりの経済学入門-地域内再投資力論-』(増補改訂版)自治体研究社,2020
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
ミニレポート等課題の提出に遅れがないように注意して下さい。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
地域づくりや地域の動向に関わる新聞記事やニュース等に可能な限り目を通すこと。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
中山間地域再生論,観光まちづくり論,観光資源論,地域再生と関連法規,など。
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画に沿って,準備学習1時間と復習1時間を行うこと。本格的な人口減社会を迎え,「地方創生」が地域政策の要とされるなかで,各自治体では定住人口を維持し,交流人口を拡大する方策にしのぎを削っている。ニュース,報道番組,新聞等でもこうした話題は日常的に取り上げられており,書籍等もたくさん出版されている。授業で得た知見を基に,これらの情報を通じて自主的学修を求める。
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
前回のミニレポートの内容を基にした振り返りを次回の冒頭で行い,授業の理解を深めます。また,中間レポートとその回答に基づいた授業内容の振り返りを学生自身が行うことを通じて,学修進展の状況や到達レベルを把握できるようにします。
【「アクティブ・ラーニング」実施要項⑪】
オフィスアワー
/Office Hours
火曜日12時30分~13時00分 訪問先:大浦研究室(W4) 他学生との重複や,出張等で不在にすることがありますので,可能な限りメール(youra@wakayama-u.ac.jp)で事前予約して下さい。
科目ナンバリング
/Course Numbering
T07043J01000R211
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 (1)地域づくりをめぐる諸問題① シラバスの説明
地域とはなにか
2 2 (1)地域づくりをめぐる諸問題② 地域問題の諸相
ミニレポート①
3 3 (2)地域開発政策の展開① 前回の振り返り
戦後の地域開発政策の展開(1)
4 4 (2)地域開発政策の展開② 戦後の地域開発政策の展開(2)
ミニレポート②
5 5 (2)地域開発政策の展開③ 前回の振り返り
戦後の地域開発政策の展開
6 6 (2)地域開発政策の展開④ 企業誘致政策と地域
ミニレポート③
7 7 (3)地域再生の理論① 前回の振り返り
地域内再投資力論
「成長の管理」
8 8 (3)地域再生の理論② 中間試験と振り返り
前半の45分を使用して中間試験を行い,後半の45分で前半の講義内容の振り返りを行う。
9 9 (4)地域再生の事例的検討① 前回の振り返り
中山間地域の再生(1)
10 10 (4)地域再生の事例的検討② 中山間地域の再生(2)
ミニレポート④
11 11 (4)地域再生の事例的検討③ 前回の振り返り
中山間地域の再生(3)
12 12 (4)地域再生の事例的検討④ 商業地域の再生
ミニレポート⑤
13 13 (4)地域再生の事例的検討⑤ 前回の振り返り
大都市地域の再生
14 14 (5)地域再生論まとめ① 市町村合併の影響と地域住民自治
ミニレポート⑥
15 15 (5)地域再生論まとめ② 講義の論点整理と最終試験(授業後半の60分で実施)

科目一覧へ戻る