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科目一覧へ戻る | 2025/04/01 現在 |
開講科目名 /Course |
観光と森林/Tourism and Forest | ||||||||
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時間割コード /Course Code |
T4T10418_T1 | ||||||||
開講所属 /Course Offered by |
観光学部/Faculty of Tourism | ||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第2クォーター/2Q | ||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 3, 火/Tue 4 | ||||||||
開講区分 /Semester offered |
第2クォーター/2Q | ||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||
学年 /Year |
2,3,4 | ||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
大浦 由美/OURA Yumi | ||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||
教室 /Classroom |
東1号館E1-102/E1-102 | ||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大浦 由美/OURA Yumi | 観光学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
森林を中心とする自然地域におけるレク活動は,世界中で親しまれている余暇活動のひとつです。日本における森林の観光レク利用は,古くは物見遊山や信仰に基づく旅行に始まり,特に戦後の経済発展のなかで急速な発展を遂げ,国民に対するレクリエーションの場の供給という側面だけでなく,農山村の地域振興策として,また,資本の新たな投資対象としても位置づけられてきました。近年では,国民の新たな価値観やライフスタイルの台頭に合わせて,医療・福祉分野や教育,観光・交流など,さらに幅広い分野から森林空間の総合的かつ多面的な活用が望まれています。 この講義は,(1)森林と観光の基礎,(2)森林レクリエーション発展史,(3)森林レクを取り巻く課題,(4)新たな森林空間の総合的利用,(5)観光と森林まとめの5つの単元で構成しています。 この講義では,①森林の特性とともに森林のレク利用の歴史的発展とその社会的背景を理解し,②その社会的意義や課題について批判的かつ多面的に考察することができるようになることを目標とします。 |
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到達目標 /Course Objectives |
1. 森林の特性に関する基礎知識および森林のレク利用の展開を社会的背景の変遷とともに理解し,論じることができる。 2. 近年における森林の観光レク利用から森林空間の総合的利用,森林サービス産業への発展とその意義,および課題について批判的に考察することができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
講義では偶数回にミニレポートを課します。また,8回目に「中間テスト」,16回目に「最終テスト」を実施します。 ・ミニレポート:授業への参加度を5点満点/回で評価します。(5点×6回=30点) ・中間テスト:授業の理解度を10点満点で評価します,(10点×1回=10点) ・最終テスト:課題に対する理解度・論理的思考(30点),適切な用語理解(30点)の2つの観点から60点満点で評価します。 それぞれの成績評定は次の区分で行います。3つの合計で60%以上の点を獲得した学生に単位を認定します。 S:とても優秀である(90〜100%) A:優秀である(89〜80%) B:望ましい水準に達している(79〜70%) C:おおむね水準に達している(69〜60%) 不可:水準に達していない(60%未満) |
教科書 /Textbook |
特に定めません。 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
授業中に適宜紹介します。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
授業開始時間に遅れないように注意して下さい。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
国内外の観光動向(特に自然地域での観光,キャンプなどの野外レクリエーション等)に関するニュースや新聞・雑誌記事に目を通すことを心がけて下さい。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
「地域再生論」「南信州・飯田フィールドスタディJ」「観光資源論」 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、予習と復習をあわせて2時間程度行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます。特に最近ではキャンプやグランピング,森林浴など,野外でのアクティビティへの注目が集まっており,新聞や雑誌などでも取り上げられる機会が増えていますので,検索してみて下さい。 |
その他連絡事項 /Other messages |
特になし。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
前回のミニレポートの内容を基にした振り返りを次回の冒頭で行い,授業の理解を深めます。また,中間テストとその解答に基づいた授業内容の振り返りを学生自身が行うことを通じて,学修進展の状況や到達レベルを把握できるようにします。 【「アクティブ・ラーニング」実施要項 ⑪】 |
オフィスアワー /Office Hours |
火曜日12時30分~13時00分 訪問先:大浦研究室(W4) 他学生との重複や出張等で不在にすることがありますので,可能な限りメール(youra@wakayama-u.ac.jp)で事前予約して下さい。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
T40013J01000T281 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1 | (1)森林と観光の基礎① | シラバスの説明 森林レクリエーションとは何か |
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2 | 2 | (1)森林と観光の基礎② | 森林概論 ミニレポート① |
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3 | 3 | (2)森林レクリエーション発展史① | 前回の振り返り 森林美の発見,森林風致への注目 |
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4 | 4 | (2)森林レクリエーション発展史② | 森林レクリエーション空間の成立,森林地域における観光開発 ミニレポート② |
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5 | 5 | (2)森林レクリエーション発展史③ | 前回の振り返り 戦後における森林レクの展開(1) |
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6 | 6 | (2)森林レクリエーション発展史④ | 戦後における森林レクの展開(2) ミニレポート③ |
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7 | 7 | (3)森林レクリエーションを取り巻く課題① | 前回の振り返り 森林レクを取り巻く課題 |
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8 | 8 | (3)森林レクリエーションを取り巻く課題② | 中間テストと振り返り 前半の45分を使用して中間テストを行い,後半の45分で前半の講義内容の振り返りを行う。 |
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9 | 9 | (4)新たな森林空間の総合的利用① | 前回の振り返り 森林アメニティの活用(1) |
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10 | 10 | (4)新たな森林空間の総合的利用② | 森林アメニティの活用(2) ミニレポート④ |
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11 | 11 | (4)新たな森林空間の総合的利用③ | 前回の振り返り ライフスタイルスポーツと森林(1) |
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12 | 12 | (4)新たな森林空間の総合的利用④ | ライフスタイルスポーツと森林(2) ミニレポート⑤ |
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13 | 13 | (4)新たな森林空間の総合的利用⑤ | 前回の振り返り 森林サービス産業へ(1) |
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14 | 14 | (5)観光と森林まとめ① | 森林サービス産業へ(2) ミニレポート⑥ |
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15 | 15 | (5)観光と森林まとめ② | 講義内容のまとめ | |
16 | 16 | 最終テスト | 最終テスト |