シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/28 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
観光資源論/Tourism Resources
時間割コード
/Course Code
T4T10417_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学部/Faculty of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 3, 水/Wed 4
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
大浦 由美/OURA Yumi
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
東1号館E1-102/E1-102
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
観光学部 専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大浦 由美/OURA Yumi 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
観光資源とは,観光やレクリエーションの対象となる事物のことです。大きくは自然資源と人文資源に区分できますが,近年のツーリズム概念の拡大により,その対象となる領域も広がりつつあります。
この授業は(1)地域資源利用と観光,(2)観光の発展と多様化,(3)観光資源の保全,(4)観光を通じた地域資源管理,(5)まとめの5つの単元で構成しています。
この授業では,主として都市近郊および農山村における地域資源(森・川・里地など)の利活用および管理の歴史・現状について理解し,観光資源の源泉としての都市郊外・農山村空間の現状および観光資源としての利活用(保全)の課題,地域資源保全における観光利用の意義について考察することができるようになることを目標とします。
到達目標
/Course Objectives
①地域資源に対する社会的な認識の変化を、資本主義の発展とそれに伴う都市農村問題の変遷とともに多面的に論じることができる。②観光の発展とその概念の拡がりについて,社会経済発展とともに理解し,観光資源の保全や管理,利用のあり方について多面的に論じることができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
講義では偶数回にミニレポートを課します。また,8回目に「中間レポート」,15回目に「最終試験」を課します。
・ミニレポート:授業への参加度を5点満点/回で評価します。(5点×6回=30点)
・中間レポート:授業の理解度を10点満点で評価します,(10点×1回=10点)
・最終試験:課題に対する理解度・論理的思考(30点),適切な用語理解(30点)の2つの観点から60点満点で評価します。
それぞれの成績評定は次の区分で行います。3つの合計で60%以上の点を獲得した学生に単位を認定します。
 S:とても優秀である(90〜100%)
 A:優秀である(89〜80%)
 B:望ましい水準に達している(79〜70%)
 C:おおむね水準に達している(69〜60%)
 不可:水準に達していない(60%未満)
教科書
/Textbook
特に定めません。各回の授業で資料を配付します。
参考書・参考文献
/Reference Book
授業中に適宜紹介します。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
ミニレポート等の課題の提出に遅れのないように注意して下さい。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
国内外の観光動向に関するニュースや新聞・雑誌記事に目を通すことを心がけて下さい。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
「観光と食料農業」,「地域再生論」,「観光と森林(隔年開講)」,「観光と都市農村交流」,「南信州・飯田フィールドスタディD」
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画に沿って、予習と復習をあわせて2時間程度行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます。観光資源の源泉である都市郊外や農山村を理解するための数多くの入門書が出版されているので,活用して下さい。
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
前回のミニレポートの内容を基にした振り返りを次回の冒頭で行い,授業の理解を深めます。また,中間レポートの内容に基づいた授業内容の振り返りを学生自身が行うことを通じて,学修進展の状況や到達レベルを把握できるようにします。
【「アクティブ・ラーニング」実施要項 ⑪】
オフィスアワー
/Office Hours
火曜日12時30分~13時00分 訪問先:大浦研究室(W4) 他学生との重複や出張等で不在にすることがありますので,可能な限りメール(youra@wakayama-u.ac.jp)で事前予約して下さい。
科目ナンバリング
/Course Numbering
T80023J01000R211
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 (1)地域資源利用と観光・地域資源利用の基礎① シラバス(授業概要,到達目標等)の説明
地域資源とは
2 (1)地域資源利用と観光・地域資源利用の基礎② 地域資源と観光資源
ミニレポート①
3 (1)地域資源利用と観光・地域資源利用の歴史と観光① 前回の振り返り
地域資源利用の歴史と観光(1)
4 (1)地域資源利用と観光・地域資源利用の歴史と観光② 地域資源利用の歴史と観光(2)
ミニレポート②
5 (2)観光の発展と多様化・マスツーリズムの発展と地域資源の変容
前回の振り返り
マスツーリズムの発展
地域資源を取り巻く社会経済情勢の変化
6 (2)観光の発展と多様化・持続可能な観光へ 持続可能な観光と地域資源
ミニレポート③
7 (2)観光の発展と多様化・観光と生物多様性
観光と生物多様性
8 (2)観光の発展と多様化・まとめ 前半の講義内容の振り返りと中間レポート課題の提示
9 (3)観光資源の保全① 観光資源保全概論
10 (3)観光資源の保全② 観光資源の保全(事例1)
ミニレポート④
11 (3)観光資源の保全③ 前回の振り返り
観光資源の保全(事例2)
12 (3)観光資源の保全④ 観光資源の保全(事例3)
ミニレポート⑤
13 (4)観光を通じた地域資源管理① 前回の振り返り
地域資源管理概論
14 (4)観光を通じた地域資源管理② 観光を通じた地域資源管理(事例)
ミニレポート
15 (5)観光資源論まとめ・単位認定試験 講義内容のまとめと最終試験

科目一覧へ戻る