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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/28 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
観光まちづくり論/Machizukuri & Tourism
時間割コード
/Course Code
T4T10187_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学部/Faculty of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 1, 水/Wed 2
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
堀田 祐三子/HORITA Yumiko
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
西4号館T101/T101
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
観光学部 専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
堀田 祐三子/HORITA Yumiko 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
この授業では、観光とまちづくりの結びつきの意義について考えることを狙いとしています。
観光まちづくりという概念が登場してくるまでの、まちづくりの展開とその主体の変遷を学び、まちづくりとは何かを検討します。また観光の変化とまちづくりの結びつきについて、各地の取り組みからその実態と課題を理解します。観光およびまちづくり活動の諸相だけでなく、その根底にある社会・経済的な問題状況と人々の生活を理解することが重要です。
到達目標
/Course Objectives
・まちづくりの基本的な知識を習得し、観光現象をまちづくりの視点から捉え、分析できる力をつける。
・まちづくりの取り組み事例を分析し、地域課題とその解決方策について議論できる。
・「観光」の基盤としての、生活およびまちづくりを多面的に考察・検証できる力をつける。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
授業内課題もしくはコメント(シート)(50%):評価ポイントは、理解度や分析視角の的確さ・ユニークさ。
最終課題(50%):まちづくりの基本的な知識の習得、観光とまちづくりの関係性の検証、観光とまちづくりの課題の検証等ができるかを問う。論理性も評価対象とする。
教科書
/Textbook
指定しない。
参考書・参考文献
/Reference Book
石原武政・西村幸夫編(2010)「まちづくりを学ぶ_地域再生の見取り図」有斐閣  ISBN10: ‎ 4641183902
岡田知弘(2020)「地域づくりの経済学入門 増補改訂版 地域内再投資力論」自治体研究社 ISBN10: 4880377112
西村幸夫編(2009)「観光まちづくり まち自慢からはじまる地域マネジメント」学芸出版4761531681
間宮陽介・廣川祐司 編(2013)「コモンズと公共空間」昭和堂ISBN10:4812213215
安村克己(2006)「観光まちづくりの力学―観光と地域の社会学的研究」学文社ISBN10: 4762014753
山田良治(2021)「観光を科学する」晃陽書房ISBN10: 4771035105
(いずれも授業外時間での学修で利用し、理解を深めてください。部分的に授業内で参照します。)
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
主として地域空間とそこに暮らす人々の営みと、観光の関係について学びます。
「観光振興による地域活性化」とは異なる視点で、観光まちづくりを考えます。
日々、新聞やニュースなど地域の課題に関心をもって、自主的に学んでください。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
授業内でPCを利用しますので、必ず持参してください。
Moodleを利用して、授業内容に関するコメント・質問の提出や、小テストなどを実施します。
受講に際しての基本的マナーを求めます。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
地域再生論
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業内容に関連する課題に関する、調査や考察など、自主的学修を求めます。
授業前に2時間、授業後に1時間程度の学習時間を確保が必要です。
参考文献の購読や、観光およびまちづくりの事例についての情報収集を通して、まちづくりの考え方や手法、観光との関係について学修するとともに、疑問点や実践上の課題について考えてみましょう
その他連絡事項
/Other messages
記載なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
【アクティブ・ラーニング実施要項5, 10】
コメントシートを作成することを通じて、その日学んだ内容をアウトプットすることで、知識や考えを定着させます。
オフィスアワー
/Office Hours
月曜9:30~10:00
科目ナンバリング
/Course Numbering
T80023J01000R211
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 6/12 ガイダンス 観光まちづくりを捉える視点
2 6/12 観光の変化 多様な観光需要
人は観光に何をもとめるのか
3 6/19 余暇(生活)と労働Ⅰ 働くー労働するとは
4 6/19 余暇(生活)と労働Ⅱ 旅、観光を楽しむには
5 6/26 まちづくりの変化 まちづくりのはじまりと変化
6 6/26 まちづくりの担い手の変化 まちづくりは誰がやる?
7 7/3 コミュニティについて 人と人との関係
8 7/3 現代的コミュニティ 関係性の構築
9 7/10 観光まちづくりの取り組みⅠ 観光まちづくりの嚆矢
10 7/10 観光まちづくりの取り組みⅡ 現代の取り組み
11 7/24 観光まちづくりの取り組みⅢ 現代の取り組み
12 7/24 観光まちづくりの取り組みⅣ 現代の取り組み
13 7/31 観光まちづくりの課題Ⅰ 観光開発と社会的排除
14 7/31 観光まちづくりの課題Ⅱ 課題克服の展望
15 8/7 総括 学修の振り返りと試験

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