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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/04/01 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
観光と医療/Health & Medical Tourism
時間割コード
/Course Code
T4T10033_T1
開講所属
/Course Offered by
観光学部/Faculty of Tourism
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
水/Wed 1, 水/Wed 2
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
竹田 明弘/TAKEDA Akihiro
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北3号館B101/北3号館B101
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
観光学部 専門的知識や技能 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
竹田 明弘/TAKEDA Akihiro 観光学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
観光と医療の関わりについて、大きく医学・疾患との関わり、ヘルスツーリズムとの関わり、メディカルツーリズムとの関わり、バリアフリーツアーとの関わりの4つの視点から講義する。
高齢社会の到来、国民の健康志向の高まりを受けて、観光と医療の関わりは重要である。それゆえ、この領域は、今後の観光を考える上で有望な領域である。
また、価格競争・コスト競争が起きやすい観光産業において、医療領域は、高付加価値商品を提供できる可能性がある残された領域でもある。この領域を、価格競争やコスト競争に巻き込まれず、高付加価値ビジネスとして存続させるためには、戦略論的な視点も必要である。今後有望な領域を低付加価値ビジネスにさせないためには、どうあるべきか。先に述べた4つの視点をふまえて説明する。
到達目標
/Course Objectives
1.観光に関連する医学・疾患知識について身につける
2.ヘルスツーリズムやメディカルツーリズムといった日本では未成熟分野について正しく知る
3.医療という価値を提供することで、観光ビジネスをいかに高付加価値化させるかについて、戦略的な視点から考察できる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
最終成果物60点+各回の授業で不定期に実施される評価物40点
評価物(レポートなど)は、各回10点もしくは20点満点です。
成績評定は、次の区分です。
S:十分理解し、問題の本質を応用して考えることができる(100%)。
A:十分理解している(80%)。
B:理解している(60%)。
C:少し理解が不足している(30%点)。
不可:理解していない(0%)。
教科書
/Textbook
特になし。資料は適宜配布する。
参考書・参考文献
/Reference Book
適宜紹介する。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
当日、講義で使用するパワーポイントについてmoodle上に添付しておくので、プリントアウトして受講すること
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
理解できなかった点、さらに聞いてみたい点については積極的に質問に来ること。また、オフィスアワーは下記に設定しているが、受講日の昼休みは研究室にいますので、当日質問も可。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
特になし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
「本授業の授業計画に沿って、準備学習0.5時間と復習1時間を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求める。」
その他連絡事項
/Other messages
講義中の途中退出は認めない
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
④普遍的な正答や定型的なモデルが存在しない題材に対し,学生自らが合理的な解を導き
出す学習
非定期で提出を求めるレポートについて、両立困難な課題をいかに有機的に解決させるかに関するテーマを設定し、その解決案を問う。
オフィスアワー
/Office Hours
毎週水曜 12時20分~13時10分
訪問先:研究室、またはメール(takeda@wakayama-u.ac.jp)
科目ナンバリング
/Course Numbering
T80023J01000T281,K80023J11101P365
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 第1回/6月11日 ガイダンス 講義:本講義の内容と構成について説明する
2 第2回/6月11日 体の仕組み(脳、循環器) 講義:脳や循環器の機能と役割について
3 第3回/6月18日 体の仕組み(呼吸器・生命維持) 講義:呼吸器、心臓と循環を含む生命維持と観光トラブルについて
4 第4回/6月18日 救急対応と体制 講義:日本の救急体制と状況について紹介する
5 第5回/6月25日 事故と救急対応 講義:観光地や移動時点での事故やその対応について説明する
6 第6回/6月25日 観光地で注意すべき疾患 講義:観光地で遭遇する患者の健康トラブルや、疾患を抱える患者への対応について
7 第7回/7月2日 ヘルスツーリズムの視点(食事制限と観光) 講義:食事という問題に焦点を当てたヘルスツーリズムについて
8 第8回/7月2日 ヘルスツーリズムの視点(疾患をもつ患者への気遣い) 講義:配慮しなければいけない疾患を抱えた患者とそれに対応したツーリズム設計について
9 第9回/7月9日 メディカルツーリズムの現状と注意点 講義:メディカルツーリズムの現状と問題点、世界状況など
10 第10回/7月9日 海外旅行と感染症 講義:海外旅行で遭遇する感染症問題など海外での健康トラブルについて
11 第11回/7月16日 バリアフリー、ユニバーサルデザインと観光 講義:バリアフリー観光の現状、観光地の取り組みなどを紹介する
12 第12回/7月16日 温泉と観光 講義:温泉はヘルスツーリズムなのか?について問題提起する
13 第13回/7月30日 ヘルスツーリズムの課題、新しい動向 講義:ヘルスツーリズムについて近年の動向について紹介する
14 第14回/7月30日 ヘルスツーリズムの課題、新しい動向 講義:ヘルスツーリズムについて近年の動向について紹介する
15 第15回/8月6日 まとめなど 講義:まとめなど

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