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科目一覧へ戻る | 2024/09/12 現在 |
開講科目名 /Course |
分子結晶科学/Molecular Crystal Science | ||||||
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時間割コード /Course Code |
S2201460_S6 | ||||||
開講所属 /Course Offered by |
システム工学研究科/Graduate School of Systems Engineering | ||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||
曜限 /Day, Period |
月/Mon 1 | ||||||
開講区分 /Semester offered |
第3クォーター/3Q | ||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||
主担当教員 /Main Instructor |
奥野 恒久/Tsunehisa Okuno | ||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||
教室 /Classroom |
北3号館B203/北3号館B203 | ||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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奥野 恒久/Tsunehisa Okuno | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
固体中で有機化合物は溶液中とは異なる特性を示します。分子集合体として物性を発現する場合には、分子の集合状態および分子間相互作用について理解しておく必要があります。講義の前半で、学生にみなさんは結晶を取り扱う際に必要となる結晶学について理解を深めます。格子・逆格子・空間群・ラウエの式・構造因子・消滅側などが該当します。後半で学生のみなさんは結晶学で学んだ理解をもとに分子結晶が示す特性(多形・反応性・物性)を深く理解することを目的としています。 |
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到達目標 /Course Objectives |
結晶学を理解していることは物性有機化学全般に非常に有用なことです。次のような到達目標を設定しています。 ・【結晶学】単位格子・晶系を整理して説明することができる。 ・【結晶学】逆格子、エバルト球について説明することが出来る。 ・【結晶学】空間群を整理して説明することが出来る。 ・【結晶学】ラウエの式を説明することが出来る。 ・【結晶学】構造因子の式と消滅側を説明することが出来る。 ・【分子結晶】多形について説明することができる。 ・【分子結晶】結晶内反応の事例と特長を説明することが出来る。 ・【分子結晶】磁性や電気伝導性の発現機構を説明することができる。 |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
単位認定試験(60%)とレポート(40%)の結果から総合的に評価します。結晶学の基本の部分が理解できていれば合格である。さらにその理解が分子結晶の物性・反応性との相関にまで到達していれば優の評価を与える。 |
教科書 /Textbook |
「X線結晶学入門」William Clegg著、大場茂訳、化学同人、ISBN978-4-7598-2001-0 |
参考書・参考文献 /Reference Book |
特に指定しない。 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
講義内容に関連した英文の学術論文を読み、その内容を要約するというレポート課題を課す。レポートのファイルはPDF形式に変換し、読んだ論文とともにMoodle上に提出してください。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
学部で構造化学あるいは固体物理学の講義を受講したことがあることが望ましい。講義内容は結晶学に深くかかわるので、大学初等程度の物理学・数学は理解していて欲しい。 |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
量子有機化学、物理有機化学 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習1時間と復習3時間を行ってください。更に授業内容に関連する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます。Moodle上で事前に講義資料を公開しますので、準備学習に活用してください。演習課題もMoodle上に用意しますので、講義終了後に演習してください。 |
その他連絡事項 /Other messages |
講義内で実際に結晶構造解析を行います。また構造に関して発表する機会を設けます。 自分自身の研究分野と近い部分は特に念入りに学んでください。 |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
講義資料を事前にMoodleに記載しますので、事前に閲覧して講義にのぞんでください。 アクティブ・ラーニング:⑧⑪ |
オフィスアワー /Office Hours |
随時:事前にメールでお知らせください。 |
科目ナンバリング /Course Numbering |
S32025J10099R502 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第1回 | 結晶学の基礎(1) | X線の発生原理、結晶、X線と物質との相互作用 | 対面講義 |
2 | 第2回 | 結晶学の基礎(2) | 結晶格子、逆格子空間、空間群 | 対面講義 |
3 | 第3回 | 結晶学の基礎(3) | ブラッグ則とラウエ則、構造因子、消滅側 | 対面講義 |
4 | 第4回 | 低分子の結晶構造解析1 | 結晶構造解析の流れ | 対面講義 |
5 | 第5回 | 低分子の結晶構造解析2 | 解析結果の評価 | 対面講義 |
6 | 第6回 | 結晶内反応 | オレフィン化合物の二量化反応、ジアセチレン誘導体の重合反応 | 対面講義 |
7 | 第7回 | 分子性結晶の物性 | 電気伝導性、分子磁性、結晶多形 | 対面講義 |
8 | 第8回 | 単位認定試験と解説 | 単位認定試験、講義の総括、試験の解説 | 対面講義 |