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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/06/24 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
光計測工学/Optical Measurement Engineering
時間割コード
/Course Code
S2201360_S6
開講所属
/Course Offered by
システム工学研究科/Graduate School of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第3クォーター/3Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 3, 木/Thu 3
開講区分
/Semester offered
第3クォーター/3Q
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
最田 裕介
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北1号館A204/北1号館A204
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
システム工学研究科 1.高度な専門性と研究力 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
最田 裕介 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
光の特徴を活かした計測技術について学ぶ.特に,光の波動性によって生じる干渉や回折といった現象,三次元空間的な光の振幅,位相,波長,偏光といった性質に関連した手法をその具体的な応用や最新の研究動向も含めて紹介する.これら技術の概要を理解することが本科目の目的である.
到達目標
/Course Objectives
取り上げた技術,手法に対して,その特徴や課題について理論的に理解し,説明できるようになることが到達目標である.さらに,自身のもつ専門的な知識や取り組んでいる研究テーマと絡めて新たなアイデアを創出できればなおよい.単に知識の暗記にとどまる場合は修得できないことがある.
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
毎回課すレポート(20%),中間試験(40%),期末試験(40%)の点数により評価する.ただし,受講態度に応じて減点する.
教科書
/Textbook
適宜資料を配付する.
参考書・参考文献
/Reference Book
必要に応じて授業中に紹介する.光学に関連する教科書は本科目の基礎的な事項の学習に役立つ.
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
毎回の授業の出席は必須である.
大学レベルの波動光学(複素振幅が扱えること),フーリエ変換などの数学に関するおおまかな知識が必要である.しかし,これらが不得手でもそれを克服するだけのやる気があれば受講を歓迎する.単位合わせのための受講生には適さない.
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
授業中にコンピューターを使用することがあるので,各自持参すること.
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
学部における光学に関連する科目
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本科目の授業計画に沿って,予習および復習をしっかりとおこなうこと.さらに,授業内容に関連する最近の話題や技術,課題に関して日ごろから各媒体を通じて情報収集をする習慣をつけること.科学技術は常に進歩しているということを忘れないように.
1単位の学修のために必要な学修量は,授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められている.それぞれに見合う自主的学修時間を確保すること.
その他連絡事項
/Other messages
特になし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
講義の内容と自身の研究との関連や相違点を考えながら聴くこと.【「アクティブ・ラーニング」実施要項  2, 4, 5, 8, 10】
オフィスアワー
/Office Hours
月曜3時限,北1号館(システム工学部A棟)A414室
科目ナンバリング
/Course Numbering
S30025J10099P509
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole course
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1回目 ガイダンス,イントロダクション 授業の概要とイントロダクション
2 2回目 光学の基礎事項 光の基本的な性質,光波の表示,波面と光路長,屈折と反射,干渉と回折
3 3回目 光計測の基本的な手法 モアレ,三角測量,共焦点法,など
4 4回目 長さ・距離の計測 計測法の概要:光パルス法,光変調法,エンコーダ法,など
5 5回目 速度の計測 計測法の概要:ドップラ速度測定法,相関法,など
6 6回目 形状・粗さの計測 計測法の概要:焦点検出法,ステレオ法,光切断法,など
7 7回目 変位・変形の計測 計測法の概要:ホログラフィ干渉法,スペックル干渉法,モアレ法,など
8 8回目 前半のまとめと中間試験 前半の内容のまとめ,および中間試験を実施します
9 9回目 コヒーレント/インコヒーレント干渉計測法 ホログラフィとその応用
10 10回目 波面と位相,補償光学,波面センサー 天文・医療と補償光学,波面センサーの概要と応用
11 11回目 強度輸送方程式に基づいた波面計測法 光強度分布と波面の関係,強度輸送方程式の概要とその応用
12 12回目 光線場の取得と再構成 ライトフィールドカメラおよびディスプレイの概要
13 13回目 構造化照明光を用いたイメージング法 シングルピクセルイメージング技術を中心とした構造化照明を利用したイメージング法の概要
14 14回目 分光・偏光イメージング法 分光映像法と偏光分布を取得する方法の概要
15 15回目 後半のまとめと振り返り 後半のまとめと振り返り
16 16回目 全体のまとめと期末試験 本講義で取り上げた内容のまとめ,および期末試験を実施します

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