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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/09/12 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
光機能物性学/Physics and Spectroscopy ofSolid-State Materials
時間割コード
/Course Code
S2201140_S6
開講所属
/Course Offered by
システム工学研究科/Graduate School of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第2クォーター/2Q
曜限
/Day, Period
月/Mon 2
開講区分
/Semester offered
第2クォーター/2Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
秋元 郁子
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北1号館A203/北1号館A203
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
システム工学研究科 1.高度な専門性と研究力 10

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
秋元 郁子 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
物質の光学的性質や光機能についての「光物性物理学」を学ぶ。 この講義では、凝縮系の光物性における電⼦物性の基本的事項について解説する。 特に、物質の光学的性質と光機能性を研究し応⽤する上で必要となる項⽬を取り上げ、その原理と⽅法、各種分光測定法の実際、測定から得られる光機能情報について解説する。
到達目標
/Course Objectives
光と物質との相互作⽤を学び、測定で得られる結果を正しく理解できるための基礎力と応用力を習得する。
・光物性の基本的応答について説明できる。
・測定手法の原理と方法を説明することができる。
・測定から得られる光機能情報を正しく解釈することができる。
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
数回課す小テスト(もしくは、レポート)(40%)と単位認定試験(60%)の合算により単位認定する。基本的な理解をして応用力を伴うとS判定、基本的な理解が十分されているとA判定、基本的な理解がされていればB判定、概ね基本的な事柄が理解されていればB判定になる。正答率が悪いと、基本的な理解が不十分とみなされ、不合格となる。
教科書
/Textbook
毎回スライドと配付する資料を用いて授業を実施する。範囲が広いので一冊を指定できないため、複数の教科書を参考にすることを想定する。
参考書・参考文献
/Reference Book
・『光物性 デバイス光学の基礎』、中澤叡⼀郎・鎌⽥憲彦、培⾵館
・『光物性物理学』、櫛⽥孝司、朝倉書店
・『光物性⼊⾨』、⼩林浩⼀、裳華房
・『実験化学講座 分光I、II、III』、 丸善
・『⼤学院物性物理I』伊達宗⾏編、講談社サ イエンティフィック
*授業では直接は使用しないが、授業時間外学修で参考になる。
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
毎回、資料を配付して、いくつかの小問に答えてもらいながら授業を進める。能動的な姿勢で臨むことが望ましい。
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
電磁気学、量⼦⼒学、物理化学、固体物理学、統計⼒学の基礎知識を必要とする。
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
量子力学特論
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画に沿って、復習に努めてください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めた自主的学修によるレポート提出を求めます。
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
これまで学修した複数領域の内容を基礎として、参考書や関連する内容が記載されたもので発展的に学ぶことにより、自らの研究テーマと関連させて理解するとよい。
「アクティブ・ラーニング」実施要項 ⑦,⑨】
オフィスアワー
/Office Hours
2Q 月曜日 5コマ B405
科目ナンバリング
/Course Numbering
S13025J10099Q507
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 物質と光との相互作用  ・電磁波と相互作用のイメージ
・なぜ相互作用するのか
・量子力学的説明
2 各種材料における光励起と励起子生成  ・凝縮系のエネルギー状態
・光遷移
・バンド構造と光遷移
・励起子
3 光吸収と吸収端構造 ・光吸収スペクトル
・K-K変換
・励起子吸収とは
4 様々な発光スペクトル形状 ・様々な発光スペクトル
・発光スペクトル形状
・フランクコンドン原理
5 多重項と光遷移の選択則 ・一重項と三重項
・Hartree-Fock 近似
・スピン軌道相互作用とりん光発光
6 発光の物理過程 ・光子数の数え方と量子効率
・二準位系の発光
・典型的な時間と複数準位が関わる発光
7 非輻射緩和過程 ・緩和過程
・光化学反応とエネルギー移動
・光キャリアと応用
8 まとめと単位認定試験 まとめと単位認定試験

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