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科目一覧へ戻る | 2024/09/12 現在 |
開講科目名 /Course |
環境動態解析/Environmental Dynanic Analysis | ||||||
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時間割コード /Course Code |
S2200950_S6 | ||||||
開講所属 /Course Offered by |
システム工学研究科/Graduate School of Systems Engineering | ||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||
曜限 /Day, Period |
水/Wed 3 | ||||||
開講区分 /Semester offered |
第3クォーター/3Q | ||||||
単位数 /Credits |
1.0 | ||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||
主担当教員 /Main Instructor |
江種 伸之 | ||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||
教室 /Classroom |
北3号館B101/北3号館B101 | ||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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江種 伸之 | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
この講義は,水土環境中に存在する有害化学物質の輸送過程のモデル化および解析手法の基礎を身につけることを目的に内容を構成しています.水質汚濁や土壌地下水汚染問題などの環境問題では,汚染の実態解明,将来予測,浄化対策効果の分析などに,コンピュータを使った数値解析が利用されています.この授業を受講することにより,水土環境中の物質輸送過程にとどまらず,偏微分方程式で表すことができる現象に活かすことができるようになることを目標とします. |
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到達目標 /Course Objectives |
・水土環境中における有害化学物質の輸送過程(移流拡散方程式)を誘導できる. ・有限差分法を使って一次元移流拡散方程式を解くことができる. ・微生物反応項を定式化し,基礎的な問題を解くことができる. ・揮発・溶解項を定式化し,基礎的な問題を解くことができる. |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
レポート(3回),課題演習(1回)および単位認定試験により成績を評価します.レポートは第3回,第6回,第7回の授業で出す予定です.課題演習は第5回の授業で行う予定です.レポート・課題演習20点(各レポート・課題演習5点満点),単位認定試験は80点満点です. レポート,課題演習と単位認定試験は計算問題が中心になりますので,計算の出来によって評価します. 成績評定は,次の区分(レポート・課題演習/回,単位認定試験)です. S:十分達成し,他の事例に応用できる(5点,72点以上) A:十分達成している(4点以上,64~71点) B:達成している(3.5~4点,56~63点) C:おおむね達成している(3~3.4点,48~55点) 不可:達成していない(3点未満,48点未満) |
教科書 /Textbook |
なし(Moodleを使って資料配布します) |
参考書・参考文献 /Reference Book |
記載事項なし |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
・内容は連続しているので,休んだ場合は次の授業までに各自で勉強しておいてください. |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
・授業は配布資料の内容をまとめたスライドを使って行います. ・レポートはワード,課題演習はエクセルで作成して期限までにMoodleに提出してもらいます. ・第5回の授業でPCを使うので,各自持参してください. |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
陸水環境工学,地下環境汚染修復論 |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
講義資料は事前配布しますので,事前学習として配布資料に目を通しておいてください.本授業では主に偏微分方程式の数値解法について解説しますので,事後学修では偏微分方程式の数値解法を実際に解く練習を中心に行ってください. 授業時間外学習として毎回予習2時間・復習2時間を確保してください. |
その他連絡事項 /Other messages |
記載事項なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
記載事項なし |
オフィスアワー /Office Hours |
木曜日9時30分~10時30分,訪問先:北3号館6階 620号室. 他学生との重複,出張等で不在の場合がありますので,事前メール予約推奨. メールアドレス:egusa@wakayama-u.ac.jp |
科目ナンバリング /Course Numbering |
S63015J10099V501 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 1回目 | イントロダクション | 環境動態解析の事例 | |
2 | 2回目 | 物質輸送の基礎 | フラックス,移流,拡散などを学ぶ | |
3 | 3回目 | 移流拡散方程式 | 移流拡散方程式の誘導方法を学ぶ | |
4 | 4回目 | 移流拡散方程式の数値解法 | 移流拡散方程式の数値解法の理論を学ぶ | |
5 | 5回目 | 移流拡散方程式の数値解法 | 移流拡散方程式の数値解法をエクセルを使って解く | |
6 | 6回目 | 微生物分解過程 | 微生物分解過程のモデル化を学ぶ | |
7 | 7回目 | 揮発・溶解過程 | 揮発・溶解過程のモデル化を学ぶ | |
8 | 8回目 | 総括と単位認定試験 | 授業総括と単位認定試験 |