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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/06/24 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
マルチメディアコミュニケーション論/Multimedia Communication System
時間割コード
/Course Code
S2200560_S6
開講所属
/Course Offered by
システム工学研究科/Graduate School of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2025年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
木/Thu 3
開講区分
/Semester offered
前期/the former term
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
塚田 晃司/Kouji Tsukada
授業形態
/Lecture Form
講義
教室
/Classroom
北1号館A203/北1号館A203
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy
要件年度
/Required Year
要件所属
/Course Name
ディプロマポリシー
/Diploma Policy
DP値
/DP Point
2020/04
~9999/04
システム工学研究科 1.高度な専門性と研究力 7
2.協働性と倫理性 3

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
塚田 晃司/Kouji Tsukada システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
今日,コンピュータネットワークは世界規模で普及し,一般家庭でも手軽に利用できるまでに至っています.ネットワークの利用目的も,コンピュータ間での数値情報,文字情報などのデータ通信だけにとどまらず,音声,画像などマルチメディア情報の通信にも利用されるようになりました.
この講義では,インターネット上で電話サービスを実現する技術(VoIP:Voice over IP)を題材にとりあげ,コンピュータネットワーク,特にインターネットにおけるマルチメディアコミュニケーション技術について理解することを目的とします.
到達目標
/Course Objectives
・従来の電話網の仕組みを説明できるようになる.
・音声符号化方式,圧縮方式,パケット化通信方式について説明できるようになる.
・セッション制御の役割とその仕組みについて説明できるようになる.
・VoIPに関連する周辺技術について説明できるようになる.
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
課題レポート(3~4回)とテスト(2回)の結果により評価します.
課題レポートは,授業で扱う内容に関する調査課題で,合計で20点満点です.
テストは,授業で扱った内容に関する設問(記述解答)で,2回の合計で80点満点です.
成績評定は,次の区分(課題レポートとテストの合計点)です.
S:十分達成し,他の事例に応用できる(90~100点)
A:十分達成している(80~89点)
B:達成している(70~79点)
C:おおむね達成している(60~69点)
F:達成していない(60点未満)
教科書
/Textbook
ありません.
参考書・参考文献
/Reference Book
適宜講義時間中に紹介します.
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
記載事項なし
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
この講義は,TCP/IPなどネットワークに関する基礎的な知識があることを前提としています.これまでに学んだことがない場合には,授業時間外に自主的学修を求めます.
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
記載事項なし
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
本授業の授業計画に沿って,毎回,準備学習と復習を行うこと.さらに,授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて,毎回の授業ごとに自主的学修を求めます.
1単位の学修のために必要な学修量は,授業時間と予習復習の時間をあわせて45時間と定められている.それぞれに見合う自主的学修時間を確保すること.
その他連絡事項
/Other messages
記載事項なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
授業中に示すテーマについて調査し,レポートとして提出する.
【「アクティブ・ラーニング」実施要項 ⑥】
オフィスアワー
/Office Hours
木曜4限,北1号館A614
可能な限りe-mail(ktsukada@wakayama-u.ac.jp)による事前予約を行ってください.
科目ナンバリング
/Course Numbering
S21025J11099S501
実務経験
/Practical Experience
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole course
学習方法と内容
/Methods and contents
備考(担当)
/Notes
1 1回目 導入(1) マルチメディアコミュニケーションとは
2 2回目 導入(2) VoIPの概要と歴史
3 3回目 導入(3) 従来の電話網の仕組み
4 4回目 符号化・圧縮方式 音声符号化方式,圧縮方式について
5 5回目 メディア通信方式 音声メディアのパケット化通信方式について
6 6回目 セッション制御方式(1) セッション制御方式の概要について
7 7回目 セッション制御方式(2) H.323の動作と機能について
8 8回目 前半のまとめとテスト 授業(前半)のまとめ
テスト
9 9回目 セッション制御方式(3) SIPの動作について
10 10回目 セッション制御方式(4) SIPの機能について
11 11回目 VoIPの周辺技術(1) NAT越え問題とその解決技術について
12 12回目 VoIPの周辺技術(2) 通話品質尺度について
13 13回目 VoIPの周辺技術(3) ENUMの動作と機能について
14 14回目 ストリーミング方式 ストリーミングにおけるセッション制御方式について
15 15回目 後半のまとめ 授業(後半)のまとめ・振り返り
16 16回目 全体のまとめ・総括とテスト 全体のまとめ
テスト

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