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科目一覧へ戻る | 2024/09/12 現在 |
開講科目名 /Course |
知識工学/Knowledge Engineering | |||||||||
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時間割コード /Course Code |
S2200050_S6 | |||||||||
開講所属 /Course Offered by |
システム工学研究科/Graduate School of Systems Engineering | |||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | |||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 5 | |||||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | |||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | |||||||||
学年 /Year |
1,2 | |||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
松田 憲幸 | |||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | |||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | |||||||||
教室 /Classroom |
北3号館B202/北3号館B202 | |||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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松田 憲幸 | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
社会の正解がない問題から実践的な知識の成り立ちについて,他者との議論を通して理解を深める. |
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到達目標 /Course Objectives |
ひとの知識の特性を踏まえて,多様な学説の相違点を論証する技能を養う. |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
課題に対する論証の分かりやすさ、合理性・妥当性で評価します。 |
教科書 /Textbook |
指定ありません. |
参考書・参考文献 /Reference Book |
・星野 力:甦るチューリング―コンピュータ科学に残された夢,NTT出版,2002 ・山田 誠二:適応エージェント,共立出版,1997 ・京極 真:医療関係者のための信念対立解明アプローチ: コミュニケーション・スキル入門,誠信書房,2011 ・平田 オリザ:対話のレッスン,講談社,2015 ・ジョン・シーリーブラウン:なぜITは社会を変えないのか,日本経済新聞社,2002 ・中川 敏:異文化の語り方:あるいは猫好きのための人類学入門,世界思想社,1992 ・中川 敏:言語ゲームが世界を創る―人類学と科学―,世界思想社,2009 ・溝口 理一郎:オントロジー工学,オーム社,2005 ・野中 郁次郎,竹内弘高:知識創造企業, 東洋経済新報社,1996 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
グループディスカッションでは、自分の意見を積極的に披露しましょう。メンバーの意見を傾聴し、自分と異なる理由を話し合いましょう。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
記載事項なし |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
記載事項なし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習30分と復習1時間を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます。 |
その他連絡事項 /Other messages |
記載事項なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
授業中に示すテーマについて、反転授業,グループワークで議論し結果を発表する。 【「アクティブ・ラーニング」実施項目③、④、⑩】 |
オフィスアワー /Office Hours |
木曜日5限,訪問先:北一号館A615室,email等(matsuda@wakayama-u.ac.jp)で事前予約ください. |
科目ナンバリング /Course Numbering |
S61035J11099T505 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第一講 | 問題と知識の対比 | 問題の特殊性と知識の普遍性 有形と無形の知識 演劇ワークショップ |
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2 | 第二講 | 対話と演劇の対比 | 対話と演技の優劣 有形の表現と無形のイメージ |
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3 | 第三講 | 信念対立と解明の原理 | 無自覚な絶対視と対立 | |
4 | 第四講 | 認知と推論の対比 | 事実と規則の統合 共通認識の記述の困難さ |
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5 | 第五講 | 人工知能とひとの知能 | 記号接地問題 フレーム問題 |
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6 | 第六講 | 対象の記述と人工知能 | 記述の多様性「コインゲーム」 トンネルデザイン |
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7 | 第七講 | 文化とゲーム | 没文脈と脱文脈 イワナの分類、ヒクイドリの分類 |
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8 | 第八講 | 概念の峻別 | システム開発をめぐる訴訟 オントロジーの表記法 |
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9 | 第九講 | 隠れた前提と批判的思考 | 前提と論証 | |
10 | 第十講 | メタ認知と学習 | メタ認知 経験からの学習 |
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11 | 第十一講 | 人々と知識 | 暗黙に知る 正統的周辺参加 SECIモデル |
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12 | 第十二講 | 演劇1と議論 | グループによる演劇 | |
13 | 第十三講 | 演劇2と議論 | グループによる演劇 | |
14 | 第十四講 | 演劇3と議論 | グループによる演劇 | |
15 | 第十五講 | 総合課題演習 | 知識の特性と論証 小論文の執筆 |