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科目一覧へ戻る | 2025/03/27 現在 |
開講科目名 /Course |
知識工学/Knowledge Engineering | ||||||||||
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時間割コード /Course Code |
S2200050_S6 | ||||||||||
開講所属 /Course Offered by |
システム工学研究科/Graduate School of Systems Engineering | ||||||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2025年度/Academic Year 第3クォーター/3Q | ||||||||||
曜限 /Day, Period |
火/Tue 5 | ||||||||||
開講区分 /Semester offered |
後期/the latter term | ||||||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||||||
主担当教員 /Main Instructor |
松田 憲幸 | ||||||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||||||
教室 /Classroom |
北1号館A204/北1号館A204 | ||||||||||
開講形態 /Course Format |
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ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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松田 憲幸 | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
社会で起きる必ずしも正解のない問題と対峙し,実践的知識を生み出すスキルを養う.人が生み出す技能・知識に関する種々の分野,哲学,心理学,教育心理学,文化人類学,人工知能を見渡し,成り立ちや類型,特性を考察する. |
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到達目標 /Course Objectives |
社会で起きる込み入った問題と人が生み出す実践的知識との関係について複数領域の学説を根拠に論証できる. |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
授業で課した課題を次の項目で評価し,均一に得点化する. (1)主張の分かりやすさ(明瞭<->不明瞭) (2)内容の完成度(揃っている<->揃っていない) (3)他に類を見ない独創性(高い<->低い) |
教科書 /Textbook |
指定ありません. |
参考書・参考文献 /Reference Book |
・星野 力:甦るチューリング―コンピュータ科学に残された夢,NTT出版,2002 ・山田 誠二:適応エージェント,共立出版,1997 ・京極 真:医療関係者のための信念対立解明アプローチ: コミュニケーション・スキル入門,誠信書房,2011 ・平田 オリザ:対話のレッスン,講談社,2015 ・ジョン・シーリーブラウン:なぜITは社会を変えないのか,日本経済新聞社,2002 ・中川 敏:異文化の語り方:あるいは猫好きのための人類学入門,世界思想社,1992 ・中川 敏:言語ゲームが世界を創る―人類学と科学―,世界思想社,2009 ・溝口 理一郎:オントロジー工学,オーム社,2005 ・野中 郁次郎,竹内弘高:知識創造企業, 東洋経済新報社,1996 |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
グループディスカッションでは、自分の意見を積極的に披露しましょう。メンバーの意見を傾聴し、自分と異なる理由を話し合いましょう。 |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
記載事項なし |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
記載事項なし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って、準備学習30分と復習1時間を行ってください。さらに、授業内容に関連する課題に関する調査・考察を含めて、毎回の授業ごとに自主的学修を求めます。 |
その他連絡事項 /Other messages |
記載事項なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
授業中に示すテーマについて、反転授業,グループワークで議論し結果を発表する。 「アクティブ・ラーニング」実施項目③、④、⑩ |
オフィスアワー /Office Hours |
水曜日3限@A615室,A606室,S408室です.松田(matsuda@wakayama-u.ac.jp)へ事前に連絡もらえると,よりスムーズです. |
科目ナンバリング /Course Numbering |
S61035J11099T505 |
実務経験 /Practical Experience |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
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1 | 第一講 | 問題と知識の対比 | 特殊性と普遍性 意識と無意識 演劇とコミュニケーション |
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2 | 第二講 | 対話と演劇の対比 | 対話と演技の優劣 有形の表現と無形のイメージ |
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3 | 第三講 | 信念対立と解明の原理 | 信念と解明 無自覚な絶対視の解明 |
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4 | 第四講 | 認知と推論 | 事実と規則の統合 共通認識の記述の困難さ |
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5 | 第五講 | 人工知能と人の知能 | 記号接地問題 フレーム問題 |
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6 | 第六講 | ITと対象の記述 | 記述の多様性「コインゲーム」 トンネルデザイン |
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7 | 第七講 | 分類と文化 | 没文脈と脱文脈 イワナの分類、ヒクイドリの分類 |
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8 | 第八講 | 概念の峻別 | システム開発をめぐる訴訟 オントロジーの表記法 |
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9 | 第九講 | 批判的思考 | 水掛け論と堂々巡り 議論と隠れた前提 |
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10 | 第十講 | メタ認知と学習 | メタ認知 経験からの学習 |
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11 | 第十一講 | 組織と知識 | 暗黙に知る 正統的周辺参加 SECIモデル |
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12 | 第十二講 | ワークショップ | グループによる演劇 | |
13 | 第十三講 | ワークショップ | グループによる演劇 | |
14 | 第十四講 | ワークショップ | グループによる演劇 | |
15 | 第十五講 | まとめと振り返り | 知識の特性と論証 小論文の執筆 |