シラバス参照 |
科目一覧へ戻る | 2024/09/12 現在 |
開講科目名 /Course |
システム工学通論/Advanced Course on Systems Engineering | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
時間割コード /Course Code |
S21C0021_S6 | ||||||
開講所属 /Course Offered by |
システム工学研究科/Graduate School of Systems Engineering | ||||||
ターム・学期 /Term・Semester |
2024年度/Academic Year 第1クォーター/1Q | ||||||
曜限 /Day, Period |
他/Otr | ||||||
開講区分 /Semester offered |
前期/the former term | ||||||
単位数 /Credits |
2.0 | ||||||
学年 /Year |
1,2 | ||||||
主担当教員 /Main Instructor |
荒井 栄司/Arai eiji | ||||||
科目区分 /Course Group |
_ | ||||||
授業形態 /Lecture Form |
講義 | ||||||
教室 /Classroom |
|||||||
開講形態 /Course Format |
|||||||
ディプロマポリシー情報 /Diploma Policy |
|
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
小川原 光一 | システム工学部(教員) |
荒井 栄司/Arai eiji | システム工学部(教員) |
授業の概要・ねらい /Course Aims |
システムと言う広範な内容について,基本的概念を理解し,各自の有する問題・課題をシステムとして捉え解決するための支援方法を整理することを目的とする.概論としての基本部分については,問題設定と解決の一般論,支援方法を構成する内容からはじめ,特にコスト,時間の捉え方を解説する.その後に具体的に講義を進めるために,領域を絞り込む. システム工学は,一般に設計とも問題解決手法とも言える一般的な手法を提供する分野である.恐らくは工学関連の全ての学生にとって,共通の学習過程に属するものであり,これに対して共通の方法論を通して各自がそれぞれの問題を展開・解決し得る基礎能力を学習するとともに,より具体的なシステム例を通してその一部を深化させる手法を学習する. |
---|---|
到達目標 /Course Objectives |
システム工学を構成する種々の手法について,その基本を理解するとともに,各自の有する課題・問題の設定から解決までの筋道を,システム設計問題として正しく捉えられることをもって合格とする. その問題解決のために,理解した種々の手法をどのように適用し得るかについて問い,具体化レベルに応じて成績をつける.より具体的には,システムや設計に対する常識を批判し,反例等を用いて正しく評価できる能力をつける.その過程の検討で生じた疑問の多くはすぐには答えが見つからなかったり,一つの答えではない場面もありうるが,解決への基礎能力を付けることが目標である. |
成績評価の方法・基準 /Grading Policies/Criteria |
講義の中で複数回の小テストを行い,また複数回のレポートを求める.これらを同等の重みで採点し,総合して評価する. |
教科書 /Textbook |
記載事項なし |
参考書・参考文献 /Reference Book |
記載事項なし |
履修上の注意 ・メッセージ /Notice for Students |
教科書は指定せず,各自の領域と理解度に応じた参考書を紹介する.講義はOHPとパワーポイントを用いて行う. 目標部分に記述したが,具体的なグレーディング・システムについては最初の講義時に説明する. |
履修する上で必要な事項 /Prerequisite |
記載事項なし |
履修を推奨する関連科目 /Related Courses |
記載事項なし |
授業時間外学修についての指示 /Instructions for studying outside class hours |
本授業の授業計画に沿って,準備学習10時間と復習10時間を行ってください. さらに授業内容・課題に関する調査・考察を含めて毎日の授業ごとに自主的学修を求めます. |
その他連絡事項 /Other messages |
記載事項なし |
授業理解を深める方法 /How to deepen your understanding of classes |
講義中に,内容を理解するためのミニ演習を行う. 事例について説明したのちに,新たな演習問題を提示し,各自取り組む課題を与える. また,講義中にクイズを行うことで考える時間を設定する. これらは,アクティブ・ラーニングの④,⑤,⑥と関連する. |
オフィスアワー /Office Hours |
非常勤講師であるため,授業前後のみの対応となります. |
科目ナンバリング /Course Numbering |
S21045J10099N504 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考(担当) /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | システムとは | システムの定義とその評価 | 各自,これまでの経験からシステムの定義を明確化しておくこと。その定義が正しいかの評価も行うこと. |
2 | 2 | システム工学とは | システム工学概観 | 記載事項なし |
3 | 3 | システム工学を構成する内容 | システム工学と設計工学の接点とものづくり支援技術 | 記載事項なし |
4 | 4 | 設計問題の展開と解決方法論 | 設計するとは何か? | 各自の専門分野で,システム化する,あるいは設計するということは,どのような行為かについて検討しておくこと. |
5 | 5 | コストの捉え方 | ものづくりにおけるコスト評価の重要性と事例 | ものづくりに何故コストの評価が必要かについて考えておくこと. |
6 | 6 | 時間の捉え方 | ものづくりにおける時間のとらえ方とプロジェクト管理 | ものづくりで時間の要素はどのように大切かについて考えておくこと. |
7 | 7 | シミュレーション | シミュレーション概観とその機能 | 記載事項なし |
8 | 8 | 設計論 | 設計工学の歴史と現状,および設計支援技術 | 携帯電話,パソコン,家電等を事例として,全く新しい製品を作ってあげると言われたときに,どのような製品を要求するかまとめておくこと. |
9 | 9 | 具体的システム例としての生産システム | ものづくり全般をシステムととらえる事例 | 記載事項なし |
10 | 10 | 生産システム・ハードウェア | ものづくりシステムのハードウエア | 記載事項なし |
11 | 11 | 生産システム・ソフトウェア | ものづくりシステムを支援するソフトウエア | 記載事項なし |
12 | 12 | 設計システム | 設計支援への要求 | 各自のこれまでの研究で使ってきた工学的技法,技術での不満を検討し,望みの技法,技術への要求をまとめておくこと. |
13 | 13 | 設計システム・ソフトウェア | 設計支援のソフトウエア詳細 | 記載事項なし |
14 | 14 | 問題解決手法総論 | 一つではない答えへのアプローチ | 記載事項なし |
15 | 15 | 設計工学とシステム工学のまとめ | 講義の総括 | 記載事項なし |