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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/03/27 現在

基本情報/Basic Information

遠隔授業(授業回数全体の半分以上)の場合は、科目名の先頭に◆が付加されています(2023年度以降)
開講科目名
/Course
水土環境工学A/Soil and Water Environmental EngineeringA
時間割コード
/Course Code
S1700120_S1
開講所属
/Course Offered by
システム工学部/Faculty of Systems Engineering
ターム・学期
/Term・Semester
2024年度/Academic Year  第1クォーター/1Q
曜限
/Day, Period
火/Tue 5
開講区分
/Semester offered
第1クォーター/1Q
単位数
/Credits
1.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
井伊 博行
科目区分
/Course Group
_ 
授業形態
/Lecture Form
教室
/Classroom
北1号館A103/北1号館A103
開講形態
/Course Format
ディプロマポリシー情報
/Diploma Policy

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
井伊 博行 システム工学部(教員)
谷口 正伸 システム工学部(教員)
授業の概要・ねらい
/Course Aims
この授業は,水と土の質と量,具体的には水循環,水質形成機構,水処理技術,水資源などに関する基礎知識を身につけることを目的に内容を構成しています.私たちの日常生活で水の利用は不可欠です.そのためには,我々の生活に必要な十分な質と量の水を造り出すことが非常に重要になります.この授業を受講することにより,河川の水質汚濁,土壌地下水汚染,水道水の味,集中豪雨による浸水被害といった"身近な水"から"世界各地の水紛争"といった"地球規模の水"まで,水問題の本質を理解し,次世代の豊かな水土環境の創造に活かすことができるようになることを目標とします.
到達目標
/Course Objectives
・自然界における水の循環と水質形成機構について理解し,理想的な水循環システムについて提案できる.
・水(上水・下水・排水)処理法について理解し,水処理に関する基本的な計算ができる.
・水質汚濁問題(土壌地下水汚染問題を含む)の解決策について提案できる.
・最適な治水方法と利水方法について提案できる.
成績評価の方法・基準
/Grading Policies/Criteria
水の流れに関する知識も必要になるので,「水理学」を受講しておくことが望ましい.また,本講義の後の受講になるが,本講義で解説する土壌地下水汚染に関連する科目として土の力学について取り扱う「地盤工学」も受講することが望ましい.最終授業後の単位認定試験(100点満点)で評価します.
教科書
/Textbook
よくわかる水環境と水質 武田 育郎 著  オーム社 ISBN978-4-274-20906-2
参考書・参考文献
/Reference Book
なし
履修上の注意 ・メッセージ
/Notice for Students
単位認定試験の受験資格は”全授業回数の3分の2以上出席していること”とします.
履修する上で必要な事項
/Prerequisite
対面実施(履修登録数が収容人数を超過した場合は,別途,担当教員の指示に従う)
・技術系公務員(土木職)の採用試験で重要な「上下水道」の内容を含みます.
・技術系公務員(環境職)の採用試験で重要な「水質汚濁」や「環境工学」の内容を含みます.
履修を推奨する関連科目
/Related Courses
水土環境実験実習AB(4セメスタ,実習です)
防災工学(4セメスタ,洪水などの自然災害および治水の内容を含みます)
水理学(5セメスタ.水処理技術で重要となる水の流れに関する内容を含みます)
地盤工学(6セメスタ.地下水の流れに関する内容を含みます)
授業時間外学修についての指示
/Instructions for studying outside class hours
授業時間外学習として毎回予習2時間・復習2時間を確保してください.
その他連絡事項
/Other messages
なし
授業理解を深める方法
/How to deepen your understanding of classes
水土環境工学B,その他関連する授業を受けてください.
オフィスアワー
/Office Hours
月曜 10:00~12:30 B611
他学生との重複,出張等で不在の場合がありますので,事前メール予約推奨.
メールアドレス:masa@wakayama-u.ac.jp
科目ナンバリング
/Course Numbering
S22063J11100G315,S17022J11100Q271
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 ガイダンス 水環境の概要
2 2 現代社会と水環境の関わり 社会における水環境について
3 3 水と水質を科学する 水質の変化についての基礎
4 4 水質指標を測定する 測定した項目の意味とは
5 5 物質循環から水環境を考える(窒素の循環) 窒素に着目した物質循環と元素の循環の関わり
6 6 物質循環から水環境を考える(リンの循環) リンに着目した物質循環と元素の循環の関わり
7 7 水環境の法的規則 水環境の法律の歴史と法律について
8 8 まとめ 水環境のまとめ

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